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封筒型ダウンシュラフ(寝袋)の比較:冬の車中泊にモンベルダウンファミリーバックがオススメだった

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意外と難しいキャンピングカー・車中泊の冬用寝具選び。

車中泊に最適な封筒型ダウンシュラフ(寝袋)はどれだ?と比較してみましたよ。

 

目次

 

 

キャンカー車中泊のシュラフ(寝袋)選びで悩んだポイント

シュラフ買い直しで悩んだポイントは

  1. ダウンか化繊か
  2. マミー型か封筒型シュラフか
  3. 耐寒温度はどの程度か

もちろん具体的に選ぶ時は、デザインとコスパも大事。

 

やっぱり封筒型シュラフが汎用性高い

コストは上がってしまいますが、長く使うものですからダウンを選択。それに同じ耐寒温度でも、化繊とダウンでは実際の暖かさはかなり違います。

 

マミーは暖かくコンパクトだけど、キャンカーだとちょっと使いづらい。

窮屈なのは仕方がないとしても、暖かくなってくると掛布団のように使うパターンが増えますが、頭の部分やクローズされた足元がじゃまなんですよね。

 

やはり汎用性が高い封筒型シュラフがいいですね。いま私が使用してるのはマミー型なので買い直しです。

 

耐寒温度は悩むところ。

キャンカーの場合、テントとは比較にならないほど暖かいし、本当に寒ければFFヒーターをつけっぱなしにしますしね。


ウダウダと悩みましたが、キャンカーで使いやすいダウンの封筒型シュラフを選択することに。

 

封筒型ダウンシュラフって少ないね〜

封筒型のダウンシュラフって、冬に対応したものって少ないんですよね。一般的じゃないジャンルだし。

 

見つけた候補は

  • ナンガ 「ナチュレ」「IBUKI 300」
  • スノーピーク 「セパレートシュラフオフトン」
  • モンベル 「ダウンファミリーバッグ」
  • ロゴス 「プレミアムダウンコンフォート」

少ない候補ですが、それなりに検討してみました。

 

ナンガ ナチュレ

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見た目もおしゃれで高機能。

封筒型ダウンでは最高スペック(最低使用温度~10℃)ですが、さすがにキャンピングカーで使うにはオーバースペック。基本的に自宅で使うのがメインでたまに持ち出す感じじゃないかな?

 

そもそもデカすぎて、リーブスのベッドサイズに全く合わないので却下。

 

ダブルサイズのバンクベッドや常設ベッドで、掛け布団として使うにはすごく良さそう。ニトリの布団なんかと比べると、よほどオススメできますね。

 

 

スノーピーク セパレートシュラフオフトン  

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うーん。ナチュレを見たあとでは、価格面で魅力を感じない。

 

まあ価格は高くとも、モノはいいのがスノピさん。

でもこれ発売当時は画期的だったかもしれないけど、今となっては…という感じだし、ダウンの質やフィルパワーの説明もない。

あまりお得感も納得感も得られません。

 

モノは悪くはないんですが、コスパは悪い。

やっぱりピーカー向け商品だと思いますね。

 

 

ロゴス プレミアムダウンコンフォート

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お!雰囲気悪くないね!なんて思ったら…

なんと総重量が3.8㎏。ダウンにする意味がなくなるアイテム。

 

ロゴスはん!ダウンの強みはせめて活かそうよとアドバイスしたくなる品。さすがにこの重さ・大きさじゃ選択肢にははいりません。

 

 

ナンガ IBUKI300

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なにこれ便利そう!

マミー型とのハイブリッドで、封筒型で冷えがちな肩と頭の部分をカバーできるようになってる。収納時もクッション型になるので、車中泊ではすごく使いやすい。

 

もうこれに決まり!とおもったら、対応温度が5℃まで…。

 

これって車中泊の人も主要ターゲットにしてると思うんですが、かなり中途半端。耐寒温度がもうワンランク上のものを出してくれなくちゃ!すごく期待したい。

 

 

モンベル ダウンファミリーバッグ

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「シュラフ(寝袋)といえばモンベルさん」

消去法とはいえ、無難なとこに落ち着くんだなあ。なんだかんだでツボは押さえていますからね。

 

ほかのダウンよりスペックは低めで、ダウン割合50%・FPが440。

でもキャンカー内で使う場合、あまり薄くなると寝心地の問題が出てきますので、これくらいの方がいいような気がします。

 

サイズも「190×75」と、リーブスのバンクベッドにジャストフィット。 デザインもお洒落とはいいませんが許容範囲で、オーバースペックでもなく、コスパも悪くない。


ダウンファミリーバッグには#1と#3の二種類が。

#1は快適睡眠温度が‐3℃~  で1.9㎏
#3は快適睡眠温度が3℃~ で1.4㎏

 

耐寒温度をどちらにするかで悩みましたが、私はオーバースペックが嫌なので#3。寒いと言いそうな女性陣は#1にすることに。

#1はおよそ2㎏とゴツイですが、この耐寒温度で封筒型ならやむをえないですね。 

 

普通車の車中泊にもダウンシュラフがオススメ

普通車の断熱性はキャンピングカーとは比較になりません。

正直言ってテントより少しマシなくらい。

だからこそ車中泊の時は、しっかりしたマット・シュラフが必須。ここをケチるとロクなことありません。

 

荷物もタイトで、車内で身動きしづらい普通車は、布団はもちろん無理だし、デカくて収納時も面倒な化繊の寝袋より、ダウンシュラフをオススメします。

 

普通車の場合、本当は真冬ならマミーがいいんですが、封筒型ダウンシュラフとインナーやフリースのブランケットを準備しておくのが、春秋も使いやすく一番便利じゃないでしょうか。

 

番手は問答無用で#1をチョイスする方が無難です。

 

モンベル ダウンファミリーバッグを使ってみた

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いざ開けてみると#3の方はわりとコンパクトですが#1はそれなりの大きさ。それでもキャンピングカーのバンクベッドに置いておく分には邪魔になりません。普通車でも問題ないレベル。

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バンクベッドに敷いてみると専用モデル?ばりのジャストサイズでした。

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中に入ってみると、思った以上にふかふかでいい感じ。すぐにジワリと暖かくなるのがダウンの良さですね。このへんは化繊とだいぶ違う所。

でもこの気温じゃ暑いw

 

やっぱり封筒型は肩口が空いてるのが気になりますが、そのぶん動きやすくて窮屈な感じはしません。上にかけるブラッケットがあれば、かなりの寒さまで対応できそうです。あとは肩口を冷やさない工夫も考えておきましょう。

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ダウンなのでかなり膨らみますが、スタッフバッグは余裕があって割と楽に収納できます。コンプレッションベルトをしぼれば多少は小さくすることも可能。

シュラフは収納の楽さがひとつのポイントですが、やっぱりモンベルさんは優秀。

 

モンベルの商品は「ふるさと納税」でゲット可能ですよ

そうそうモンベル商品ならば「ふるさと納税」でゲットできますよ。 かなりお得な還元率ですから検討してみては?

もうすぐ年度末、急いだ方がいいかもしれませんよ。

 

結論:冬場の車中泊はモンベルダウンファミリーバッグがオススメ

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キャンピングカーの冬用シュラフ選びは意外と面倒でしたが、性能・使いやすさ・コスパから考えて、私がチョイスしたのは「モンベル ダウンファミリーバッグ」

 

改めて比較してみると、やっぱり「餅は餅屋」

製品もコスパもナンガとモンベルがアタマひとつ以上抜けてますね。

 

寝るってホント大事なので、信頼できるブランドをチョイスする方が無難。いろいろ調べてみても落ち着くとこに落ち着いちゃいました。

 

これで快適に冬を越したいと思います。 

一年使ったので使用感をレビューしてみました