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キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

リンエイ ワイドバカンチェス:広々使えるミドルワイド。運用には工夫が必要

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リンエイいい車作ってるよね。

質実剛健というか、派手さはないけどツボを押さえて、かつ低価格。

キャンピングカーショー大阪2017で、一番長くいたブースが「リンエイ」もちろん大盛況でした。

 

その中で気になった車のひとつが「ワイドバカンチェス ラウンジリッツ」

 

目次

 

ワイドバカンチェス ラウンジリッツ

「リンエイ:ワイドバカンチェス ラウンジリッツ」は、サードシートが横向きのラウンジタイプ。

広いとは言えないバンコンで、一番ゆったり過ごせるレイアウトでしょう。

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大人3人でも過ごしやすそうだし、お子さんと一緒なら余裕でしょう。大きいとは言えないテーブルですが、みんなで囲めば楽しい夕食が取れそうです。

 

個人的にバンコンなら、ラウンジタイプが過ごしやすく感じるのは事実。

でもそれには二つの条件があって

  • ベッド作りが簡単なこと
  • ベッド状態でも設備が使えること

ラウンジリッツの場合、ベッド作りは簡単ですが、設備を使えるという点ではマイナス面がありそうです。

 

ワイドバカンチェス ラウンジリッツのいいところ

ドーンとした室内

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車内を全てフラットにすると広大なスペースに。

見た目や機能性では、スペースを区切ってそれぞれに役割を持たせることは大事ですが、実際の使い勝手では「広さ」に勝るものはありません。

 

いくら機能ごとに切り分けても、各スペースの広さが十分に取れないと、せっかくの役割に対しての不満が出てきてしまいます。なんだかんだ言っても、広ければどんなふうにでも使えるもんじゃないでしょうか。

 

ゴロゴロして過ごせる。

それだけでも広大なフラットスペースは価値があると思うんですよね。

 

ベッドオプションで多人数の就寝が可能

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上段のベッドはオプションですが、これがあればお子さんも含めて多人数の就寝が可能。決して広いとは言えませんが、家族と一緒に旅ができると思えば、かなり有用なもの。

上段のベッドの横幅は178㎝もあるので、お子さんはもちろん女性なら問題なさそう。

 

最初にリンエイのバンコンを見たときは、左右についてる板は何の意味があるんだろう?と思ったんですが、こういうことなんですね。

 

コスパ抜群で有用性の高いオプション

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相変わらずリンエイさんは有用なオプションが満載。

好き好きはあるかもしれませんが、あって困るものはありません。少し残念なのは冷蔵庫が40ℓのビルトインタイプではなく、21ℓのポータブルタイプになっていること。

 

またこの装備に対して、2000Wのインバーターは過剰な気がします。電子レンジを外して350Wくらいのインバーターでも十分じゃないの?と思うんですけどね。

 

ワイドバカンチェス ラウンジリッツの気になる点

ベッドにしてしまうと設備が使えなくなる。

ラウンジ形式で使ってる時は何の問題もありませんが、ベッド展開してしまうと設備のほとんどが隠れてしまうんですよね。

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シンクは後部のこの位置。

これは8ナンバー取得のためのもので、使わない前提なんでしょうが、実際に旅に出るとシンクが使えるのはやっぱり便利。ちょっとした洗い物はもちろん、何よりも歯磨きや洗顔を毎回、道の駅・SAのトイレでするのは面倒。

 

電子レンジと室内のスイッチがあるのが、シートの下になるため、こちらもベッド展開後は使えなさそう。

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ベッド展開した後、寝る前に電子レンジを使うことはないと思いますが朝は別。最近のコンビニはレンジで温めることが前提の、ホットドッグなんか売っててこれが意外とうまかったり。

私もよく朝食でお世話になってたりしますが、レイアウトを戻さないと使えないのはやや不便。

 

とはいえポータブル冷蔵庫は使えるため、最低限の使い勝手は確保できます。 

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たぶんFFヒーターやインバーターのスイッチもこの場所だと思いますが、寝るときにどうするのかな?とは思います。

インバーターは使用してなくても電力を使うので、特に夏場は切っておきたいもの。

 

こうなると寝る直前にベッドレイアウトにするしかありませんが、そうなるとせっかくの「ドーンとした室内」が使えない。痛し痒しですね。

  

室内収納がほぼない

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ワイドバカンチェスの室内には、ほぼ収納がありません。

頭上をあまり気にせず、広々使えるプラス面はあるものの、ダイネットで使うものをどこに収納しておくの?という問題は残ります。

 

またテーブルが押し込みタイプではなく、取り外し式なので外した後の置き場所にも工夫が必要。

 

収納スキルが問われますね。

 

8ナンバーワイドミドルのバンコン作りは難しい

もともとリンエイさんは8ナンバーバンコンを作ってましたから、ワイドバカンチェスのレイアウトは、ずっとこの形なんでしょうが、8ナンバー取得のための規制はワイドミドルだと厳しいものだと実感。

 

どうしても床下を掘り下げることができる後部にシンクが固定されてしまい、レイアウトによってはシンクが全く使い物にならないケースも。

「そんなん必要ない」という方には問題ないのでしょうが、やはりキャンピングカーならではの設備で、使えれば便利なことは間違いありません。

 

3ナンバーバンコンの横向きシート規制によって、レイアウトの自由度は極端に低下したと実感します。

 

まとめ

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リンエイのバンコンって、華美でないところが個人的には好み。

限られた空間を最大限活かすための工夫が随所に活かされており、くるま旅で必要なものをしっかりと装備してるのに低価格。

 

そんなところをユーザーはよく見てるんでしょう。キャンピングカーショーでバンコンのブースでは一番混雑してるように感じました。

 

とはいえ、限られたスペースならではの苦労も見え隠れします。ワイドバカンチェスは、実際に運用する場合、相応の工夫が求められると感じました。