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キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

キャンピングカーのエアコンはどれくらい役立つのか説明しましょう

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梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。

キャンピングカー購入や乗り換えを検討している人にとって、すごく気になる「真夏の暑さ対策にエアコンがどれくらい有効なのか」を実体験から紹介します。

 

目次

 

キャンピングカーの鬼門「真夏の暑さ」 

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キャンピングカーで遊ぶのは、真夏ってイメージを抱いている人が多いですよね。でも真夏はキャンピングカーにとって鬼門。理由は言わずもがな、とにかく暑いったらありゃしない。

 

いくらキャンピングカーの断熱が優れてるといっても、照りつける太陽の熱を受け止めきれるはずもなく、車内で過ごそうものなら、わずかな時間で汗だくになります。

 

とはいえ、お子さんに夏休みの思い出は作ってやりたいし、花火など夏ならではの楽しみもありますしね。

 

最近では暑さ対策として、サブバッテリーで駆動可能な家庭用エアコンを装着したキャンピングカーが増えてきました。

 

かくいう私もエアコンなしで真夏のキャンカー旅を経験し、買い換える際にエアコンを絶対条件に設定。やっぱりキャンカーの活動期間を少しでも伸ばしたかったんです。

 

意外とわかりづらいキャンピングカーのエアコンの実態

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「キャンンピングカーのエアコンって実際どれくらい使えるの?」って、誰もが疑問に思いますよね。

最初からエアコンが装備された上位モデルは目が飛び出るほど高いし、オプションで装着するにしても非常に高額。それだけの金額を払う以上、失敗したくないのは当然のこと。

 

にもかかわらずビルダーの説明もオーナーの声も意外とマチマチで、本当のところがすごくわかりづらくないですか?でもこれは各々の使用条件が違いすぎて、ある意味しかたないんですよね。

 

エアコンの使用状況に影響するのは

  • バッテリーの数と能力(劣化具合)
  • ソーラーの有無と能力
  • 他の電化製品の使用状況
  • 気候・外気温
  • 使用者が快適に感じる温度
  • キャンピングカーのレイアウトと人がいる場所
  • 室外機の設置状況
  • キャンピングカーの断熱性能
  • その人の使い方

 

どれも同じ状況はなく複合的なので、いろんな声が出てきちゃうのもやむを得ないところ。できるだけ多くの声を拾って、自分が使うシチュエーションを想像してもらうしかありません。

なおエアコンを搭載するならば、ソーラー充電は必須のものと思ってください。

 

遠慮せずにエアコンを使うのは難しい

わかりづらいとはいえ、一つだけ確かなことがあります。

 

それは現在主流の「サブバッテリー3つ(トリプルバッテリー+インバーター)」で遠慮なくエアコンを使うのは難しいということ。

 

何も意識せずに好きなようにエアコンを使い続ければ、

  • 途中でプロテクターが作動して電化製品が使用不可になる
  • 翌日も旅を続ける場合は充電不足に陥る

こうなると快適な旅どころじゃありません。

蒸し風呂みたいになった車内で、電気もつかず冷蔵庫も止まり、翌日の旅は走行充電するために必死で走る必要が。

 

またプロテクターが頻繁に作動するほど酷使すれば、サブバッテリーも劣化する可能性が高く、短期間でバッテリーを買い換える羽目になるかもしれません。

 

いずれにしても現在の環境では、バッテリー残量系を気にしつつ、ここぞという場面で使うのがキャンピングカーのエアコンの使用状況だと思います。

早く安価で大容量のリチウムイオンバッテリーが普及して欲しいですね。

 

もちろんエアコンだけでは役不足。

キャンカーの室内全般を冷やすにはコンパクトな扇風機や、サーキュレーターを併用しましょう。使用電力的にも低くなるはずです。

なにより万一エアコンが使用不可になった場合は、これが命綱になりますからw

 

私の具体的な使用状況 

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もちろん私も遠慮がちに「ここぞ!」という場面でエアコンを使用しています。

まだ7月中盤ということもあり、今年のエアコン使用時間は累計で8間程度。

 

基本的に私はバッテリー残量が半分を切らないことをマイルールにしてるので、使える電力は一晩で150Aまでが目安。

しかし真夏の冷蔵庫は驚くほど電気を食いますから、実際エアコンに使えるのは80A程度しかありません。

だいたい夜は4〜5時間が限界って感じですね。

 

ただ真夏は山間のキャンプ場や電源付きのキャンプサイト・RVパークを利用することがほとんどなので、この使い方でもそれほど困りません。

 

結局、使い方に制限を受ける以上は、エアコンの有無に関わらず、遊び方と出かけ先を真夏仕様にするのが一番効率的じゃないかと思います。

 

とはいえピンポイントであっても、エアコンの恩恵は素晴らしい。

 

ピンポイント利用でエアコンが便利だと感じる時

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私がピンポイントでエアコンを利用するシチュエーションをあげてみました。

どの場面でも「エアコンは人類の叡智の結集や!」と思うほど快適。

 

昼ごはんを食べる時

移動中の昼ごはんって、混んでたりいい店がなかったりで、意外と車内で取ることも多いんですよね。でも真夏はエアコンがなかったらそんな気にもなれません。この点は個人的にすごく便利だと感じてます。

 

お風呂上がり

真夏でも旅先の温泉は楽しみのひとつですが、いくら涼しい所へ出かけても湯上りは暑い。クールダウンするのにエアコン以上のものありません。

 

観光の直後

真夏に観光すれば汗だくです。1時間くらい歩いた後、車内で汗を拭いてエアコンでクールダウンしながら「あーでもない、こーでもない」と批評してみたり。ほっとひと息つけるので気分良く次の観光地に向かえます。

 

昼寝

言葉はいらない…まさに至福の時間。

昼はソーラー充電ができるので、電力をそこまで気にせず使えるのが嬉しい。

 

前乗り車中泊の就寝時

前乗りで出かける場合、途中のSAで仮眠することが多いと思いますが、真夏のSAはトラックをはじめエンジン全開の車ばかりで、窓を開けて寝るにはうるさすぎ。

こんな時、寝付くまでのエアコンは本当にありがたいですよ。

 

やっぱり涼しい場所か電源付きサイトがいい

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ちなみにキャンプ場の電源付きサイトなら、まるでリゾート地のホテルのように、外では自然を感じながら車内で冷房ガンガンのメリハリある状態を楽しめます。

やっぱり真夏の車中泊先はエアコンを気にしないで済む涼しい所(高所・山中・北国)か電源付きサイトが一番だなぁと思うんですよね。

 

キャンピングカーのエアコンは費用対効果がものすごく悪い

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ちなみにエアコンを装備するには数十万単位の費用がかかります。

例えばバンテックのコルドバンクスにオプションでエアコンをつけると

  • セパレートエアコン 237,600
  • トリプルバッテリー 81,000
  • インバーター 157,680
  • ソーラー充電220W 241,920
  • 合計 718,200

なんと70万円以上の費用が必要。バンテックに限らず他のビルダーや車種でも似たようなもんでしょう。

もちろんインバーターやバッテリーは他の電化製品にも使いますが、エアコンがなければサブは二つ、インバーターは350で済むはずです。

 

これだけの費用をかけても

  • ピンポイントでの使用
  • 使用するのは長くても3ヶ月

さらに

  • 車重が重くなる(燃費が悪くなる)
  • 重心が高くなる(安定性に影響する)
  • 室外機のスペースが必要(収納が減る)

こう考えると、コストパフォーマンスは極めて悪い装備なんですよね。この点は頭の片隅に置いておくべきでしょう。

 

キャンピングカーにエアコンが必要な人

これだけコスパが悪い以上、装備するか否かは慎重に判断しなくちゃなりません。

もちろんエアコンがあるに越したことはありませんが、自宅なら5万円前後で設置できるレベルのものですから。

 

一般論ですがエアコンの必要性が高いのは

  • ワンコ連れ
  • 旅がメイン
  • 休みが短く遠出が難しい
  • 極端に暑がり

こんな感じでしようか。

 

しかしオーナーさんのブログを見てると、なんとかエアコン(もどきも含む)を後付けしようと四苦八苦してるケースがすごく多い。

これは本当に大変なので「夏場は高地かキャンプ場」なんて割り切れそうになければ、思いきって装備した方がいいように思います。なんせ車選びから変わってきますから。

 

エアコンつけて後悔してないの?

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いま私が「エアコンつけてよかった?」と聞かれたら 、答えはYES!やっぱりエアコンがあることで行動範囲も期間もずいぶん広がりました。

もともとキャンパーなのもあって、キャンプ場を利用するのも抵抗ありませんし、RVパークなど車中泊先が制限されるのも夏の短い期間だけ。到着してしまえばめっちゃ快適に過ごせるわけですから。

 

まあ支払った金額は考えないようにしてますけども…。 

  

まとめ

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キャンピングカーの暑さ対策にエアコンが一番なのは間違いありません。とはいえ、あくまでもピンポイント的な使い方になるのが現状。

高額な装備ゆえ過度な期待をしがちですが、涼しい所へ出かけたり、電源付きサイトを利用したりと、合わせ技を使って初めて快適にすごせるものです。  

 

コスパはとても良いとは言えませんが、行動範囲も期間も広げてくれます。そこに価値を感じるなら、車選びの段階でしっかりとエアコンのことを考えておきましょう。思い出はプライスレスですからね。

 

登場した夏対策のアイテム

キャンピングカー車内で使えるサーキュレーター。コンパクト・省エネ・ 安い・首振り機能つきで便利ですよ。

先日購入したコンパクトな扇風機。USB・バッテリー両方使えてクリップつきなのがナイス。 

高原では湧き水がたくさん。車内に一つ積んでおくと美味しい湧き水が飲めます。 普段は畳んで置けるので場所を取りません。