バーデンのセールスポイントは「抜群の収納力」
たしかに収納力は抜群ですが「使いやすい?」と聞かれたら、必ずしもそうじゃないなというのが実感です。実際の収納力がよくわかるよう、収納下手なありのままをお見せします。
目次
バーデンの上部収納
車内の上部収納は一番使う場所。
ここが使いやすければ、過ごしたり寝たりするのにストレスを感じずに済むと思いますが、奥行きがあまりなく実用性に乏しいというのが実感。
これはバーデンに限った話ではなく、ハイエース自体が上部に行くほど絞られた形状なので、やむを得ない部分でしょうね。
そのまま置くと移動中にゴロゴロ動いてしまうので、100均などの簡易BOXで仕切って使う必要があります。
私の場合、左の収納にはインスタントの飲み物や紙皿、右の収納にはコロコロやウェットティッシュやハンガーなどの雑用品を収納してます。
カウンター上部の収納は一番奥行きがあって使いやすい場所。
ジェットボイルやバーナー・カトラリー・コーヒー関連・歯磨き用品などを収納。
ベッド上の収納はタオル数枚と、出掛ける時に下着などを放り込む感じ。
上部の収納は奥行きがなく大きな物は入らないんですよ。無理に突っ込むと、落下したり、取り出しづらかったりするので、どうしても小物の収納がメインになりますね。
なお、慣れないうちは頭上に注意が必要。
バーデンの後部収納
後部の収納力は抜群なのですが
- 常設ベッドの下にあるため出し入れしづらい
- 奥行きがあり奥の方が取り出しづらい
- サブバッテリーがあるので濡れ物に気を使う
- 荷物を積むと左右の収納庫から取り出せない
こんなマイナス面があります。
「積めるけど取り出しづらい」実用性はやや低いんですよね。
これを踏まえて左右の収納庫には、使用頻度が低いものを収納することに。
具体的にはキャンプ道具を左右に分けて積むことにしました。これならキャンプの時だけしか使いませんし、ほとんどのアイテムを下ろして使うので、ひんぱんに出し入れする必要がありません。
なお、左手前の収納下部にはサブバッテリーが設置されているため、濡れたら大変かな?と思いとブルーシートを敷いてます。
オプションで電子レンジをチョイスすると、奥側の収納庫がつぶれるようですね。
右サイド下部の収納は飾りですね。
タイヤハウスがあるため奥行きがなく「何しまうんだ?」って容量ですし、少しでも荷物を積んだら開けることができません。
キャンプへ行く時にバタバタと積んだのがこんな感じ。適当にやっても、これだけの物を積めるのはすごく助かりますね。アウトドアで使うなら、かなり使いやすいんです。
ただし「旅くるま」となると話は変わってきます。
もしかしたら後部の収納は着替えなんかを保管するイメージなのかもしれませんが
- 常設ベッドがあるから後部は取り出せない
- 後部バックドアの開閉には尋常じゃないスペースが必要
- その場合でもいちいち外に出る必要がある
やれないことはありませんが、正直言って手間。
それならバッグを積んだ方が楽だなと、着替えなどはバックに入れて持ち込むことに。
後部の収納は2017年モデルで大幅に改善されてます。
まとめ
収納下手のありのままを見せたバーデンの収納力。
上部の収納に過度な期待は禁物です。基本的には小物関連を収納するスペースと思った方がいいでしょう。
それでも収納があるだけで、用途ごとにひとまとめにできるのですごく便利。
後部の収納力は十分すぎるほどですが、アウトドアでは使いやすいものの、くるま旅の時は使いづらいかもしれません。
個人的には使用頻度の低いものを保管する方が、便利だと思います。
バーデンはバンコンでは最大クラスの収納力。
ただ旅くるまとして使いやすい収納か?と言われると少し厳しいかも。
着替えなどは、カバンに詰め込んで持ち込む事になり、寝る時やダイネットでくつろぐ時には、その荷物の置き場も考慮する必要があります。
収納に便利なアイテム
トラスコのコンテナは使わない時はコンパクトに畳め使う時は大容量。キャンピングカー車内で身の回りのものを整理するときに便利ですよ。
もっと手軽にインナーボックスも使いやすいですよ。ポイントは蓋つきなこと。
収納力をキャブコンと比較してみました