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キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

キャンピングカー(バンコン)のトイレ問題:ポータブルトイレ(ドメティック972)の使い勝手

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キャンピングカーで旅をするなら、避けて通れないのがトイレの問題。

旅先で直面した問題と、ポータブルトイレの使い勝手をご紹介。

目次

 

今、持っているポータブルトイレとケア用品

わが家の車はトイファクトリーのバーデン。バンコンでマルチスペースがないため、トイレはついていません。
 
バーデンを購入する時は、車内でトイレを使うことが想像できず、トイレは不要と思ったんですが、アウトドア好きのわが家、釣りに嫁さんがついてきたらどうする?と気づきました。
 
ふつう鮎釣りをする場所にトイレなぞありません。男性なら困りませんが、まさか嫁さんに同じ事をさせるわけにもいきません。そこでやむなくポータブルトイレとケア用品を購入した訳です。

ものすごい抵抗感で使えない

ドメティックのポータブルトイレを買ったはいいものの、使う機会はなかなか訪れません。後始末を考えるとやっぱりできないんですよねぇ。嫁さんはかなり抵抗感がありましたし、私もできれば使ってほしくないなと。
 
だいたいマルチルームがないので、する場所がありません。ポップアップシェードを買いましたがやっぱこれは無理。さすがに子供用ですねw
 

山陰キャラバン:トイレ探しに疲れ果てた…

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初めてのキャラバンは「香川〜松山〜高知」四国の旅。
完全なグルメ旅でしたので、松山で一泊、高知で二泊、街中にあるトイレ付きの有料駐車場で車中泊。 

シルバーウイークは山陰へ。またグルメな旅がいいなとホテルを探すもすでにどこも予約でいっぱい。四国のようにトイレ付きの有料駐車場も見つかりません。
 
出雲大社〜宍道湖〜松江城ときたところで、やっぱり晩飯は松江か米子あたりで美味い魚がいいなぁと、車中泊できる場所を探しますが、道の駅は繁華街からかなりの距離。これじゃ意味がありません。
 
やむなく旅そっちのけで、米子駅周辺で利用できそうなトイレを探しましたが、幾つかあるものの、ちょっと利用をためらう惨状です。こりゃ私も嫁さんも無理ですね。
 
ポータブルトイレは持参していましたが、まだ使う勇気は出ず、後ろ髪を引かれつつも、境港近くのトイレがある無料駐車場で車中泊。
 
翌日、じゃあ鳥取で美味いものを食べようかと駐車場のリサーチを始めましたが、やっぱり似たような状況。結局は、道の駅に泊まることに。
 
旅してるんだか、トイレ探してるんだかわからない状況と、トイレってこんなに行動を縛られるのかという思いから、トイレがついたキャブコンが欲しいなと、初めて考えたんですよね。  

 

キャンプ場のトイレが災難レベル!やむなくポータブルトイレを初使用!

道の駅での車中泊が続いたので、最終日はキャンプ飯でも食べようと、どこも満員の中ようやく見つかったのが、京丹後の「かぶと山キャンプ場」はじめて訪れるキャンプ場でした。
 
あまり深くは語りませんが、混雑で汚れたというレベルではなく、明らかにかなりの期間掃除してないでしょ!というトイレ。嫁さんはもちろん、さすがの私もドン引きしました。
道の駅や公衆トイレの場合、汚れていたら場所を変われば済みますが、キャンプ場じゃどうにもなりません。
 
ついに車内でポータブルトイレを初使用。不思議なもので一度使うと抵抗感がなくなるみたい。その後は機嫌よく使っていました。
 

ドメティック:ポータブルトイレ972の使い勝手は?

使いかたは簡単。手軽なボッ◯ントイレです。
●シコシコとポンピングを繰り返し洗浄しなければならなかった従来のトイレと違い、ポンピングによって貯めた空気圧を利用して「フラッシュボタン一発」で強力に洗浄する、今までにない使い易さのポータブルトイレです。もちろん電源も不要です。
●少量の水で力強い水流が得られるため、8.7Lの清水タンクで最高26回の使用が可能です。
●しかも水流はボウルの4ヶ所から分散して噴出されるため流し残しもありません。※ボウルにペーパーを敷いてから用をたすとよりキレイにお使いになれます。
●約15回のポンピングで圧力は満充填。圧が残っていれば毎回ポンピングをする必要はありません。
●もちろん汚水タンクには安心のレベルゲージ付。
●新設計の長い排出管により汚水処理時のやっかいな飛び跳ねもありません。
●大人用大型便座採用でゆったりとした使用感はキャンプや介護・災害時用にピッタリです。
使い方
  1. 薬剤を入れてセットしておく
  2. 用をたす
  3. レバーを引いてブラックタンクに落とす
  4. ポンピングで圧力を上げ、洗浄水を流す。
  5. ブラックタンク用の蓋を閉める
 
後処理
  1. ブラックタンクを切り離す
  2. 中を自宅のトイレか汚水の排水溝に流す
  3. 水を入れて何度か振り中を洗浄
  4. 薬剤を入れて再セット
 
使用感は普通のトイレと変わりません。後処理は私の役目ですが、そこまで面倒なレベルではなく、個人的にはトイレが使えないことで増える面倒の方が、はるかに大きいと思います。この辺は個人差があるでしょうね。
 
非常用ならこんな使い方がおすすめかもしれません。

一番重要なのはマルチルーム(個室) 

本当に大切なのは、マルチルームなど気を使わずにトイレを使用できる環境。さすがに夫婦でもあんまり見せたいものじゃありません。
 
私達は二人ですし、あくまでも緊急的な使用でしたので、私が車外で待機しましたが、プライベートな空間がなければ、常時使用するのは難しいでしょう。
クルマ選びの根幹部分なので、購入時にはよくよく検討したほうがいいですよー。

 

まとめ:キャンピングカーにトイレは必要?

キャンピングカーにトイレは必要か?不要か?この問題は宗教論争みたいなもんで、結局のところ個人の旅のスタイルと考え方によります。

 

私はバンコンのバーデンを購入する時、こんな理由でトイレは不要と考えていました。

  1. 道の駅やコンビニがどこでもありトイレに困らない
  2. 車内で使用するのも後処理も嫌だ
  3. バンコンで欲しいモデルにマルチルームがない 
でも私たちにとってはこれが大失敗。私がキャブコンに1年足らずで乗り換えたのは、これがすごく大きな理由でした。
 

キャンピングカーの購入を検討する場合、特にマルチルームの必要性については、慎重に検討することをおすすめします。トイレは使える場所さえあれば、後で何とでもなりますから。

 
キャンピングカーは、自由な旅を可能にする最高のアイテム。今となっては本当に自由な旅にトイレは不可欠なもんだと思ってます。