キャンプやバーベキューで、美味しい料理を食べるのために不可欠な炭火。
夏のキャンプ場や河原では大汗をかきながら、うちわをパタパタしてる姿をよく見ますが、チャコスタを使えば簡単に炭火熾しができますよ。
目次
炭火を熾すのは大変!
夏といえばバーベキュー。
河原でもキャンプ場でもたくさんの人が夏の1日を楽しんでいます。
周りを見渡すと、みんな苦労してるのが「炭の火起こし」
なぜか…火起こしは「男の仕事」
女性や子供さんからが「がんばって!」と黄色い声援を受けてる姿を見ると微笑ましいですが、なかなか火が起こせなくて「お腹すいたー」なんて声が出はじめ、やや気だるい雰囲気に包まれてるケースを見ると、私自身の昔を思い出します。
でも「チャコスタ(炭熾し器)」を使えば、放置してても簡単に炭熾しができるんです。
初心者脱出にチャコスタ(火起こし器)を使おう
私はユニフレームのチャコスタという炭熾しを使っていますが、他のメーカーからも同じ機能をもつものが販売されています。
どれも空気の上昇気流を使って簡単に炭火を熾すことができるんです。
使い方はいたって簡単。
- 煙突効果を得るように、空気の通り道を作って炭をセット
- バーベキューコンロなどの上で固形の着火剤を燃やす
- その上にチャコスタを置く
- 20分ほど放置
これだけで、しっかりと炭火が起きます。
炭をセットするのにかかる時間はせいぜい5分くらい。あとは放っておけば大丈夫なので、空いた時間で食材の準備をしたり、のんびりしててもOK。
写真のように炭が真っ赤になればもう消えることはありません。バーベキューコンロに移し替えて、足りなければ炭を少し足せばどんどん着火してくれますよ。
炭って燠火になって初めて安定した火力になるんですよね。
ガストーチでずっと火を熾してる人を見かけますが、あれだと表面が燃えるだけで熾火にはなりません。気持ち的には理解できますが、時間の無駄なのでやめときましょう。
炭もしっかり選びましょう
たまにバーベキューをするだけならこだわる必要はありませんが、バーベキューやキャンプの予定が何度かあるなら炭にもこだわってみましょう。
ホームセンターでよく売っている「マングローブ炭」は入手も簡単で価格も安いのでとても便利。
ただしこんな特徴があるんです。
- 火付きが良い
- 火力が低い
- 火持ちが悪い
- 爆ぜる
着火が簡単ですが火力が低く火持ちが悪いため、大量に使う必要がある上、爆ぜるのでちょっと危ないんですよね。
炭の最高峰はやはり「備長炭」ですが、さすがに高価だし着火に時間もかかります。
個人的にオススメするのが「岩手切炭」
火力・火持ち・着火しやすさのバランスが一番よく、安定した火力が得られます。価格は少し高めですが、残った炭の再利用も可能。コスパ的にも十分満足できるものですよ。
コスパ抜群なのが「オガ形成炭」
火持ちも火力もまあまあ満足できるものです。慣れないうちは着火が少し大変かもしれません。炭の再利用がしやすくコスパは抜群です。
炭を簡単に消火できる「火消しツボ」炭を再利用するためにも一つあった方が絶対に便利ですよ。
炭熾しが面倒なら「炉ばた大将」
少人数で簡単にバーベキューをするのに、すごく便利なのがイワタニの「炉ばた大将」
面倒な炭起こしが不要で手軽にバーベキューを楽しめるんですよ。
オプションのアクセサリーもたくさんあって、自分たちにピッタリの使い方ができるのも魅力。
まとめ
炭熾しで苦労した経験ってみんなあると思うんですよね。
うちわでパタパタも夏の風情かもしれませんが、せっかくならみんなで一緒に楽しめる時間を増やせるよう、チャコスタを使ってみましょう。
感動すること間違いなし!
驚くほど簡単に炭火を作ることができますよ。