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キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

乗ってわかった!キャブコン3つのいいところ・メリット

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キャンピングカーの代表的なモデルがキャブコン。

乗る前はいろんなことを期待したり不安になったりしましたが、バンコンからキャブコンに乗り換えて、毎週のように遊びに出かけると、いいところもデメリットもそれなりにわかりましたよ。  

 

目次

 

5×2の国産キャブコンに乗ってます 

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私の相棒はバンテックセールスのコルドリーブス。

俗にいうバンクベッド付きの「5×2」サイズ。みんながキャンピングカーと聞いてイメージする姿そのままですね。なので私の話が参考になるのは520cmくらいまでのキャブコンで、それ以上のサイズは全く違う評価になると思います。

  

5×2国産キャブコンの3つのメリット

私が思う5×2キャブコンのいいところは3つ

  1. ジャストサイズ
  2. 快適性がそれなりで生活が車内で完結できる
  3. 汎用性の高さ

「使いやすく快適」とてもバランスのいいキャンピングカーだと思うんです。

 

5M×2Mはまさにジャストサイズ

国産キャブコンの良さは「5×2サイズにこだわり続けてきた」ことで、洗練されてきたといっても過言ではないと思います。

 

国内の道路事情で無理なく活用できるサイズ

5M×2Mは日本の道路事情で「無理なく活用できるサイズ」

普通車に比べれば一回り大きいものの、ほとんどの場所を無理なく走れ駐車できます。

 

もちろんサイズを大きくすれば、設計の自由度・車内の快適性が高まることはビルダーも十分承知しているはずですが、サイズの大きさは利便性とのトレードオフ。

車体を大きくして利便性が落ちるのは、大多数のニーズに反するため、限られたスペースの中で快適性を高める工夫を施し、今のスタイルに落ち着いてると思います。

 

例えばバンテックのジルシリーズでも、全長を伸ばしたのはわずか20㎝足らず。利便性を損なわないギリギリの範囲で快適を高められたのは、サイズにこだわりがあったからこそでしょう。

 

駐車場でサイズの問題は非常に大きい

それは実際に旅に出ればよくわかります。

私はハイエーススーパーロングで旅をしましたが、538㎝の全長で意外と不便な思いをしました。止めることはできますがやっぱり気を使うんですよね。

 

5×2サイズのキャブコンは、旅先の駐車場で困ることはほとんどありません。目的地だけでなく、食事や入浴、コンビニやスーパーに立ち寄るにしても、悩まず気を使わず駐車できるのは本当に助かります。

 

また立ち寄り先や美味い店を調べるのは旅の楽しみの一つですが、入れる駐車場を探すのは意外と手間がかかるものです。 こういう手間が少ないのも、5×2サイズのいいところでしょう。 

 

それでも4人が十分過ごせる広さを実現

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外国の車よりはるかに小さく、ハイエーススーパーロングよりも短い車体ながら、4人までなら十分快適に過ごせます。それを実現できたのは「高さ」を活かしているから。

 

「車内で立って過ごせる」ことが、どれほど快適で必要か、バンコンから乗り換えた私には身にしみてわかります。何をするにも大きな違いがあり、人数が増えるほど必要なことになってきます。

 

走行安定性や立体駐車場に入れないといったマイナス面はありますが、キャンピングカーは出かけ先では「宿」であり「家」。快適に過ごせるかどうかは旅の楽しみを大きく変えてしまうもの。

 

どこへ行くにも困らないサイズでありながら、快適に過ごせる空間を実現してるのが、5×2サイズキャブコンのいいところ。

 

車内の快適性がそれなりに高く、生活が完結できる

国産ビルダーならではの快適装備や工夫が施され、痒い所に手が届く感じがいいですね。蓄積された顧客の声をうまく活かしてPDCAを回してきたのでしょう。

 

バンクベッドの存在で快適さが大幅アップ

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海外の車に比べて小さな車格で、広さ・快適性を生み出しているのがバンクベッドの存在。走行性能や見た目の問題が出てきますが、スペースを有効活用する上では不可欠なもの。道路事情の厳しい日本ならではの工夫ですね。

 

コルドリーブスはメインがバンクベッドなので、そりゃもう大活躍。寝るのはもちろん、ダイネットで過ごす時には気軽に荷物を置いたりと。バンクベッドがなければリアエントランスの車は作れません。

 

メインベッドだけでなく、非常用として普段は物置に使うモデルなど、レイアウトの自由度も高めてくれるのがバンクベッドなんですね。

 

進化した快適装備と痒い所に手が届く工夫

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たとえば家庭用エアコンとソーラーパネルの組み合わせ。海外では発電機を使うのが一般的でも、日本ではそうはいきません。蒸し暑い日本の事情に合わせた正常進化。

 

私のコルドリーブスには土足でガシガシ上がれて、水で簡単に流せる「FRP製の土間エントラス」があります。これは外遊びをメインにする人やペット同伴の旅では、かなりありがたいもの。

 

バンテックの車なら(スキップを除く)ゴミ専用のFRP収納庫も標準装備。

旅に出て車内にゴミを持ち込まずに済むのは本当に助かるんですよ。もちろんマナーの面からもすごく大切。ただでさえ目立つキャンピングカー、無神経にゴミを捨てるわけにもいきませんからね。

 

全てが車内で完結できる

寝る・食べる・過ごす・用を足す・シャワーを浴びる。

もちろん装備次第ですが全てを車内で完結できます。日本のインフラ事情は整っていますから、必要なものだけチョイスすればOK。

私は温泉が楽しみなのでシャワーは不要。調理はあまりしませんが、必要なことは車内で完結できます。

わずか5M×2Mの空間で実現できるのが素晴らしい。 

 

キャンピングカーとして汎用性が高い

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5M×2Mのキャブコンに突出した長所はありません。

例えば他のモデルには代え難い突出した長所があります

  • 高級な欧州車には快適な走りと豪華な室内
  • バンコンには普段使いに違和感のないスタイル
  • 軽キャンパーは低コスト

突出した長所がない代わりに極端な短所もない。その分どんなシチュエーションにも対応できる汎用性の高さがいいところ。

 

それなりに荷物も詰めて多くの遊びに対応可能

キャブコンは後部が常設ダブルベッドのモデル以外、そこまで大きな収納庫はありません。しかしシェルの加工で収納場所は多くあり、実際にはかなりの荷物が積み込め流ので、旅だけでなくキャンプや釣りなど多くの遊びに対応できます。

 

車内の収納も実用的かつ無駄なく配置されていて、室内が広く使えるのもいいところ。

 

褒められるレベルではないが意外とよく走る

キャブコンの走りに不安を抱く人は多いと思います。

確かにその通りで、もともとその辺を走る宅急便トラックに、背が高く重いシェルを載せてるので仕方ありません。でも「足回りを改善」 することで意外とストレスなく走ります。条件付きなのが残念ですけども。

 


 

さまざまなニーズに応えられるモデルがある

夫婦用・ファミリー向け 、ペット同伴の旅を想定したものまで、さまざまなモデルがあり、多様化するニーズに応えられるのは大切なことでしょう。

まとめ:キャブコンはバランスが良く満足度が高いキャンピングカー

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日本の道路事情にジャストフィットしながら高い快適性を実現。

国産ビルダーならではの多様なニーズの取り込みや、快適装備の進化もあって、使いやすさと快適性のバランスが高次元でミックスされたキャブコンは、多くの人にとって満足度の高いキャンピングカーだと思います。

 

私自身、バンコンからキャブコンに乗り換えて、くるま旅も外あそびも楽しみが大幅にアップしました。乗ってみて本当に満足してるんですよ。

 

キャブコンっていい?と聞かれたら「間違いないよ!」と答えます。

 

キャブコンのデメリットはこちら

キャブコンとバンコンで悩んでるなら 

キャブコンの快適装備