「キャンピングカー値引き」と検索して、私のブログに来る方が意外といるんですよね。あー気持ちはよくわかるなぁと。
私も初めて購入する時は、当然値引きがあるもんだと思っていましたから。
目次
キャンピングカーって値引きはあるの?
ビルダーや販売店・買う人の属性や交渉力にもよるので、正確なことは分かりません。
私の体験を言うなら、二回キャンピングカーを購入して値引きはなし。
ただしキャンピングカーフェアなど、各種イベントの期間中は「ナビ・ETCをサービス」なんてパターンで、オプション品サービスという形で対応してくれます。
トイファクトリー・バンテック両社とも、そんな形で落ち着きました。
オプションでも必要なものなら、実質的な値引きと一緒ですからね。やっぱりフェアの時に見積もりをとっておいた方がいいかもしれません。
ビルダーの価格設定は、やや疑問
ネットの声を拾うと、過去の事例では「一声50万円!」なんて値引きもあったようですね。これは極端な事例かもしれませんが、過去はそういう販売が横行してたのかも。
キャンピングカーの定価は、ビルダーが好きなようにつけていいので、値引きありきの価格をつけてる可能性も否定できません。
しかしネットがこれだけ普及した今となっては、そこまで頭の悪いビルダーもいないような気がします。よほど自社の商品に自信があれば別ですが、最初にふるい落とされてしまうでしょう。
しかし標準装備やオプションの設定が、ビルダーや車種ごとにバラバラで、素人にわかりづらいのはいただけないし、ビルダーによってはオプション価格を知りたくても、資料請求が必要なんて会社も。こんな部分に隠れて、値引き前提の販売方法があるかもしれませんね。
こういうわかりづらいとこは、業界全体で協力して直していかないと。不透明が許される時代じゃないし、いつまでも顧客を向いてない業界に見えちゃう。
いずれにしても、大幅値引きをするビルダーは疑った方がいいかも。
オプションを丸めて販売してるケースも
ナッツなどは期間限定で、オプションをまるめて低価格で販売してるケースがあります。そのオプションが必要なものなら、これは嬉しいサービスですね。
また「リンエイ バカンチェスMOMO」のように、最初から有用なオプションをつけて低価格で販売するケースも。
ビルダーのオプション価格には、工賃が含まれているケースがほとんどなので、最初からつけてしまえば丸めることは可能だと思います。バンテックでもZILシリーズに割安感があるのはそういうことでしょう。
ナッツのような販売方法が広がることを、期待したいですねー。
値引き交渉!普通車みたいにやっても意味がない
これは買う段階になるとわかると思いますが、普通車のようにライバル車を二台並べて価格交渉しても、あまり意味がないんですよね。正直言ってあまり価格は変わらないし、「お好きにどうぞ」と言われたら、あげた拳の振り下ろし先がありませんw
お気に入りの車は決まってるはずなので、大した差がなければ気に入った車を買うほうが無難。奥さんと意見が真っ二つとか、本当に悩んでるなら価格は大きな決め手になりますけどね。
ちなみに販売店とビルダー双方で扱っているケースもあるので、いちおう電話で確認してみたんですが、値引きに関するスタンスは全く同じでした。
意外に高いランニングコストはビルダー・販売店への交通費
キャンピングカーに故障はつきもの!とまではいいませんが、普通車と違ってたくさんのパーツで構成されてますからね。初期不良も含めれば何かしらは起きるもの。さらに快適化の幅も広いですから、追加したくなるものも出てきます。
そんな時ボディブローみたいに効くのは販売店までの距離。
遠ければ当然交通費もかかりますし、貴重な時間も必要に。値引きというイニシャルコストも大事ですが、ランニングコストにも目を向ける必要があるんじゃないでしょうか。
私もトイへ相談に行きたくても「岐阜だしなぁ」みたいな気持ちがありました。バンテックさんはたまたま同じ市内なので相談もしやすいし、交通費のコストがかからないのはちょっと嬉しかったりw
原資を増やす努力もしてみよう!
ランニングだけでなく、原資を増やすことも検討!
たとえば下取りに入れる車があるなら、専門店への売却もアリじゃないでしょうか。普通車の場合は下取りが前提で、専門店への販売を経験したことがない人も意外と多いんですよね。少なくともキャンピングカービルダーに、普通車を下取りに出しても安いですよ。
他にもキャンプをする人がキャンピングカーを買う場合は、思いきって断捨離することもオススメ。想像以上にキャンプスタイルが変化しますので、今までマストアイテムだったものも不要になるケースが多いんですよ。
余談かもしれませんが、もしキャンピングカーが欲しいと少しでも思うなら、キャンプアイテムはもう買わない方がいいです。これだけでも節約になりますよw
テントキャンプとキャンピングカーは全く別物ですし、収納力や重量の問題があるので、断捨離は不可欠なんです。
さあ!不要なものがあればヤフオクやメルカリにGO!
まとめ:値引きは無いと思うべし。いい関係づくりの方が大事
キャンピングカーの値引きは基本的にないと思う方が無難。
オプション品やサービス品程度と思っときましょう。時期的にサービスの幅は変化すると思いますが、このテのものは「欲しいと思った時が買い時」
キャンピングカーの場合、アフターフォローも含めると長い付き合いになります。普通車と違って、買うときだけの関係ってわけにはいきません。
「損して得取れ」と言いますからね。値引き交渉はそこそこに、良好な関係を築いた方が、長い目で見たらお得だと思いますよ。
またイニシャルだけでなく、ランニングコストに目を向けたり、原資を増やす努力もぜひ考えてみては?意外と差が出たり、原資が増えるかもしれませんよ。
キャンピングカーは意外と割安?
つけてよかったオプション