巷で話題のフルサイズミラーレス一眼「SONY α7R Ⅲ」とソニーの標準ズーム小三元レンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」を分不相応ながら購入してしまいました。
発売日当日に届くのか少し不安でしたが、予約開始日に注文した甲斐あって、本日9:00にヤマトさんが機嫌よく配達してくれましたよ。
とりあえずの使用感をレビューします。
目次
興奮しながら開封してみた
到着がいつになるかヤキモキしていましたが、前日に商品発送のお知らせメールがきたのでひと安心。楽しみで寝れなかっただけでなく、資力も腕も追っつかない中で、思い切ったものを買ってしまったからか、朝早くから目が覚めてしまいました。
AM9:00にはヤマトさんが到着。
ファイナルウェポンが私の手にやってきました。
さっそく開封するとこんな感じ
いま使っている「α7Ⅱ」では充電器がついてないという不具合(仕様)がありましたが、こちらはきちんとついてるのでひと安心。
しかしバッテリーパックが所在不明という不具合(仕様)が。なんと秘密の小部屋みたいなとこに入ってるので、必ず最初に探しておきましょう。
「α7Ⅱ」と比べると、サイズはあまり変わりませんが、やっぱり各パーツがしっかり作られていると感じますね。
α7Ⅱとの比較
サイズはこんな感じ。
「α7R Ⅲ」に「FE 24-105mm F4 G 」を装着したので、α7Ⅱに少し小さいけど「SEL1635Z」をつけて並べてみました。
高さはほとんど変わりませんが、全体の厚みは「α7RⅢ」の方がひとまわり大きいです。しかし実際のところ、レンズとのバランスを考えるとこれでも小さく、もう少し大きい方が色々とやりやすいのも事実なんですよね。
大きな違いは
- グリップが深くなり握りやすくなった
- マルチセレクターがついた
- AELボタンが独立
他は大きな違いはないため、α7Ⅱからの乗り換えはスムーズに行くと思います。
実際に使ってみると「使いやすくなったなあ」が実感。機能的には全然使いこなせていませんが、使いやすさがアップしたのは嬉しいですね。
とりあえず撮ってみた
何はともあれ撮ってみようと紅葉真っ盛りの「大覚寺」へ出かけてきました。JPEGの撮って出しですがアンダー目に撮ってます。
ブログ用に圧縮していますが、圧縮前の状態では解像感のあるクリアな写真が撮れています。α7Ⅱと比較して一段上の写りで下手なりに満足です。
撮ってわかったこと&「α7Ⅱ」との比較
手ぶれ補正が強力
「α7Ⅱ」に比べて一段増えた手ぶれ補正がかなり強力に感じました。
大覚寺に出向いたのはすでに15:00くらいで、特に建物内はSSが全然出ませんでしたが「手ぶれ補正がどのくらい効くんだろう?」と試してみたら結構撮れちゃうんですよ。
かなり望遠で撮っても、手ブレでダメだった写真は「α7Ⅱ」と比べると半分以下になる感じ。静物に関しては歩留まりがかなりアップするような気がします。
いやぁ下手くそには本当にありがたい話です。
バッテリーの持ちが全然違う
これはびっくり。
大きくなったとはいえ、悪評高きα7Ⅱのバッテリーとは大違いで、普通に撮影する分には十分なほど持ちます。
今回も大覚寺で150枚ほど撮影しましたが、バッテリー残量は80%台でした。翌日も下鴨神社で100枚程度撮って残量は85%。今まではバッテリーを4つ持って遊んでましたが「α7R Ⅲ」なら、予備のバッテリーひとつで問題なさそうです。
apscクロップが便利
「α7R Ⅲ」の売りである4200万画素の恩恵を受け、apscクロップを使っても1800万画素と十分な数値。カスタムボタン1に割り振ってすぐに使えるようにしてみました。
使ってみたらやっぱり便利。
24−105㎜のレンズと相性抜群で、私のような使い方なら24−150㎜のレンズをつけて歩いているようなもの。
こだわる人には納得できないかもしれませんが、いざという時ワンタッチで1.5倍の焦点距離を出せるのは素晴らしい。シャッターチャンスを逃さないという点でも理にかなってるんじゃないでしょうか。
24−105㎜F4という使いやすさ
私が「α7Ⅱ」を購入したのは8月中旬。
今持ってるレンズは
- 広角レンズ「SEL1635Z」
- 55㎜単焦点「SEL55F18Z」
- 85㎜単焦点「SEL85F18」
実は標準ズームを持っていなかったんですよね。
でも旅行などに行くとやっぱり標準ズームが欲しいなあという場面が多くて、価格は高いものの「FE 24-70mm F2.8 GM」か、軽さを優先して「FE 24-70mm F4 ZA」を購入すべきか悩んでいました。
そんな時に「FE 24-105mm F4 G OSS」が発売され、ソッコーで飛びつくことに。
いざつけてみると本当に便利。
GMレンズに比べれば画質は落ちると思いますが、私の使い方なら「軽さ」と「焦点距離」で十分に見合い以上の価値があります。
個人的に一番お気に入りだった「85㎜」の画角が常用できるのが嬉しい。
さらにapscクロップを使えば、かなりの焦点距離を稼ぐことができるわけで、旅行時の付けっ放しレンズには最適じゃないでしょうか。
画質については専門家の評価を待ちましょうw
データが重すぎる
わかってたことですが、4200万画素ともなるとデータが重すぎますね。なんとはてなブログに直接アップロードできなくなってしまいました。
今回はいったんGoogleフォトに落とし、さらにダウンロードしてから貼り付けましたが、今後のアップロードについては要検討ですね。
まだ未対応ですが、Lightroomでいじり始めるとPCも買い直さなきゃならないかもしれません。
データが大きいのはメリットばかりではありませんね。
まとめ
撮影がますます楽しくなりそうな予感しかありません。
「α7R Ⅱ」から乗り換える方にとって、そこまで変化はないかもしれませんが、「α7Ⅱ」から乗り換えた私にとって感動レベルの進歩です。
買ってからまだ3ヶ月ほどしか経っていませんが「α7Ⅱ」はサブに。当面の間は二台をうまく運用して行きたいと思っています。
何よりせっかく良いカメラに出会えたのだから、まずは腕を磨かなくちゃなりませんね。