最高気温26度から38.5度へ。
寒いくらいの北海道から灼熱の京都へ帰ってきました。
7/7〜15の8泊9日、今年の北海道キャラバンは波乱の幕開けとなりました。
目次
出発日に西日本豪雨が直撃
今年の北海道キャラバンへの出発日は7月6日。
2ヶ月前にはフェリーの予約も済ませ、スケジュールも数パターン組んで、わりと万全な状況。あとは楽しんでくるだけと出発日を心待ちにしていたところ、なんと出発当日に「西日本豪雨」が京都を直撃。
前日に気象庁が異例の発表を行った上に、JRは翌日始発からの運行中止を発表。5日の夜から雨が降り続き「 これは出発できないかもしれないなぁ」と感じてました。
とはいえ一年前から楽しみにしていた北海道行きですから、 準備は万端に整えて翌朝の状態を見て判断することに。
朝一で舞鶴からのフェリーを断念
朝早く起きてニュースやSNSで情報収集するものの関西は大混乱。
JRの運行停止だけでなく、京都・大阪・神戸の高速道路に加え、一般道もあちらこちらで通行止めになってます。
なにより京都市内から舞鶴方面へ向かう道路は一般道もほとんどが通行止めで、舞鶴は陸の孤島状態。
雨足は弱まらず好転の兆しはなし。さすがにフェリーをキャンセルすることに。
電話で連絡。異常事態ゆえキャンセル料金は不要
新日本海フェリーはネット関連がわりと充実していて、予約・ 変更・取り消しなどネット上で行うことが可能。ただし当日キャンセルの場合30%のキャンセル料金がかかる規約になっています。
普段ならネットで済ませますが、今回は行きたくとも港にたどり着けないという異常事態。さすがにキャンセル料金の有無について確認・ 交渉しようと電話してみました。
受付開始の9:00から連絡し繋がったのは20分後。
受付の方に
「舞鶴港へたどり着けないため本日の便をキャンセルしたい」「こんなケースでもキャンセル費用は必要ですか?」
と伝えたところ
「キャンセル料なしで承ります」との回答。
当たり前の対応だと思うもののホッとしました。
キャンセル時の注意点
北海道へ行く場合、往復フェリーを予約しているケースが多いと思いますが、今回のように往路をキャンセルすると帰りのフェリーに往復割引が適用されません。
オペレーターに往路のキャンセルを伝えると
- 往復割引が適用外になると説明
- 先方で復路の予約を取り消し再度予約
- 新たな申込受付番号を伝えられ、web上でカード決済を行う
- e乗船券を再度印刷するように依頼される
本来ならキャンセルではなく、日程や敦賀発フェリーへ変更する方が簡単でしたが、この段階では先を見通せなかったので仕方ないですね。
当日の敦賀発~苫小牧便に乗ろうとするも…
実は当日に北海道へ向かうのをあきらめていませんでした。
- 敦賀発のフェリーに乗る
- 陸路で青森港へ向かう
舞鶴がダメでも代替え手段があったんです。
17時ごろには名神高速が栗東まで・北陸道は木之本〜敦賀間が通行止めでしたが、それより先は支障なく、普段から敦賀までは湖西道路(一般道)を利用しているため問題ありません。
とりあえず敦賀へ向かうべく、仕事終わりの嫁さんを拾って18:00に出発したものの、名神高速通行止めの影響で大型トラックをはじめあらゆる車が国道1号線になだれ込み完全にマヒ状態に。
渋滞ではなく停滞。大雪の時もそうですが、関西は高速道路が通行止めになると道路は完全にマヒしてしまうんですよね。
30分で10mも進まない状況に、さすがに出発をあきらめました。
その後自宅で被害が深刻化していくニュースを見て、無理せずに戻ってよかったなと。冷静になってみれば、こんな時に無理をしたところでいいことないはずなんですよね。
京都市内は桂川が決壊しかけましたが、なんとかギリギリ持ちこたえてくれました。
まとめ
- 異常事態の場合フェリーのキャンセルはキャンセル料金不要
- ただし電話でキャンセルすること
- 往復割引が適用外になるため再度決済処理が必要
- キャンセルより変更が楽
最後に、西日本豪雨で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
翌日、陸路で青森を目指しました