2018/7/13
本当に楽しかった!
北海道美深にあるトロッコ王国で童心に帰ってきました。
目次
小雨の中トロッコ王国を目指す
稚内から旭川へ直接向かう場合、内陸部を走る国道40号をひた走るんですが、景色の変化も少なく単調で少し退屈。途中でシェルターがあったり牧草ロールがあったりするものの、雨のせいで盛り上がりにかけました。
今回の旅でぜひとも行きたかったのが「トロッコ王国」
雨で諦めていたものの、美深に近づくにつれ少しずつ天候が回復してきました。悩ましい天気ですが「行ってまえ!」と、国道から片道20キロのトロッコ王国へ向かうことに。
トロッコ王国の基本情報
廃線になった往復10㎞の線路をエンジン付きのトロッコ列車で自走できる。
トロッコを運転するには「普通免許」が必要です。
運行期間
平成30年4月28日~10月21日まで(予定)
受付時間
8:30~16:00
※7月7日から8月25日までは17:00まで
料金
- 大人2名様以上1名様分…1,500円
- 1名様の場合 …1,800円
- 中・高生(学生証などを提示) …1,200円
- 小人(小学生)…700円
- 幼児(未就学児童)…無料
アクセス
受付〜説明
現地に着いたら「あら!今からちょうど出るタイミングなのよ!この時間のに乗る?」と受付のおばちゃん。
なんでもトロッコ列車は片道5キロ程度の単線を40〜50分かけて往復するため、1時間ごとの出発らしく「このタイミングを逃すと次は1時間後だよー」と。
慌てて受付を済ませ、すでに後ろ姿も見えない先行組と同じ時間帯で出発させてもらいました。
出発前に運転と簡単な注意事項を説明してくれます。
- 運転は足元のアクセルとブレーキだけでOK
- 陸橋はスピードダウン
- 農道と交差する場所はそちらが優先
- 折り返しの場所でスピードを出すと脱輪する
- 手は離しても大丈夫なので写真は撮り放題
さあ、説明を受けたら出発です。
先に出た人たちがだいぶ進んでいるので「少し巻いてってね」と。
よっしゃ任せとけ!
トロッコ最高!
恐る恐る足元のアクセルを踏むと、ガタガタいいながらトロッコは走り出します。
…
……
………
…………
なにこれ超楽しい!
なんというか、ひたすらに新鮮な体験。
アクセルワークだけだけど、自分で運転するトロッコが本物の線路の上を風を切りながらガタゴトと走る。
時おり陸橋からきれいな川を見下ろしつつゆっくり進む。
柵も無いので結構スリルがあります。
白樺に囲まれた自然を満喫しながらカーブ手前ではちょっと減速w
巻いて行って!と言われたから、途中でアクセルをベタ踏みしてみました。上がるスピードより音の方が大きいけど爽快極まりない。
いよいよ折り返し。
係員の人に歩く程度のスピードでと念を押されたポイント。なんでも今年に入ってからも何人か脱輪してるんだとか。
ぐるりと回ったら、先着の方から出発。
途中動画を撮りながらキャッキャ言ってたらゴールが見えてきました…。
時間にして40分くらいでしょうか。
本当に楽しかった。
これ、本州では絶対に体験できない。
ここでしか味わえないスペシャルな体験ですよ。
私たちが戻ると同じローテーションで次の方たちが説明を受け出発ました。
楽しんできてねー。
古い電車が置いてあるので、中はどんなだろう?と思って入ってみました。
ちょっとボロすぎてマニアでなければ無理っぽい感じでしたw
トロッコ王国の注意点
時刻表を確認!
単線の往復なので、出たら帰ってくるまで次便が発車できない仕組み。一時間ごとの出発になってるので到着時刻を確認してから向かった方がいいですね。
周囲には何もない
国道40号から片道20キロほど、何もない山道を走ります。
トロッコ王国でもいちおう食事はできるようですが、どうなんでしょう。昼食のタイミングなど注意したほうがいいと思います。
混雑期は大変かも
私たちは先行組に遅れて出発したので、折り返し地点まで誰もいない線路を楽しめたし、最後尾なので帰り道を常識的な範囲でゆっくり走れたんです。
また当日は利用客も少なく私たちは4組で次の出発組も同じくらい。
それほどキャパがあるようには思えなかったので、混雑期だと相乗りになったり、長い時間待ちが発生するかも。予約もできるみたいなので、混雑期は予約したほうが無難だと思います。
少人数の場合は相乗りを覚悟しましょう。
行くタイミングが重要ですね。
まとめ
北海道ならではのスペシャルな体験でした。
大人も子供も楽しめること間違いなしの、非常に価値があるアクティビティだと思いますよ。