イージュー☆camper

キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

バンテックに訪問。キャンピングカー作りの思想とホスピタリティに感心

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コルドリーブス購入記⑨

候補となる車種と訪問すべきビルダーをバンテックとナッツに決めて、不審な顔をする嫁さんを横に乗せ、まずはバンテック京都に向かいました。

 

バンテック京都へ初訪問

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事務所の正面に来客用の駐車場があり、すぐに店舗から社員さんが出てきました。

こそこそ見ようという目論見は崩れ、要件をハッキリと伝える事に。

「キャブコンを見たい。まだ買う気はないがキチンと見てみたい」

「どうぞどうぞー」と気軽な感じでひと安心。

 

まずは一番気になる、コルドリーブスから見ていきます。

 

キャブコンとの初遭遇:コルドリーブス

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外見の第一印象はその大きさに圧倒されました。

スパロンよりずいぶん短いのに、かなり大きく感じます。

 

中に入ってみるとただただ「広い」

WEBや雑誌で見た感じよりはるかに広く感じられます。

コルドリーブスがリアエントランスで、バンクベッドまで区切りもなくズドーンなので、よりそう感じられるのかも。

 

バンコンとの決定的な違いは、やっぱり高さですね。元々の室内高もさることながら、スクエアな形状が広さを感じさせます。

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応対してくれた社員さんは、関東の方から応援に来てる方みたいですが、余分なセールスはせずに、こちらの質問には、的確に答え、実演してくれます。ダイネットのベッド展開や、バンクベッドの展開。私も実際に寝てみて、座ってみて、リアルな状況を想像してみたり。

 

乗るまで気づきませんでしたが、窓が大きいので車内が明るいんですね。気になっていた緑のシート生地も、ナチュラルな感じで、思った以上に車内のデザインにマッチしてます。

 

想定通り、FRPの土間はとても使いやすそうでした。外部の収納は、バーデンに比べると容量の不足感は否めませんが、こちらもFRP製で、濡れものの収納などに使いやすそうです。

嫁さんにこれどう?と尋ねると「緑だけど、広いし悪くないね」

 

ジル5

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コルドリーブスと同じ、リアエントランスで、レイアウトはほぼ一緒ですが、質感は圧倒的に上。いろんな部分が、コルドリーブスより丁寧に作られてます。

展示車の状態だと、トイレルームは、リーブスがただのマルチルームなのに対し、こちらはホテルのトイレみたいw

 

縦に寝れるというバンクベッドが、気になって寝てみたんですが、バンクの先が狭く、つま先が当たる感じがして、縦向き就寝は厳しいかなと思いました。

あと、間接照明のためだと思いますが、フロアに段差があって気になります。何回か引っかかりました。これはいらないんじゃないかな〜?

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引き出し式の蓋つき外部収納は、使いやすそう。釣りの時など、オーニングの下でテーブルにもできますね。

それにしても、実際に見ると本当に豪華で、丁寧に作られてるなと感じます。

コルドリーブスに比べて、20㎝程度長いだけなのに、収納が増えたり、この20㎝がすごく効いてるんですね。

嫁さんにこれどう?と尋ねると「広いけど白は汚れそう」

 

コルドバンクス

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リアエントランスモデルの、コルドリーブスとジル5を見た後なので、やっぱり室内は狭く感じます。車内の質感はいい感じですが、コルドリーブス同様に、ジルよりはだいぶシンプル。

 

後部二段ベッドの上段は、けっこう圧迫感があったので、これって大人が寝れるの?と聞いてみたら、「基本は子供さんですかね〜。みなさん手荷物や寝具の置き場所にしてるケースが多いですね。それがほんと便利なんですよ〜」のこと。

なるほど、確かに手荷物や寝具などを、そこに置ければ、ダイネット部分はスッキリと使えます。入り口横のサイドテーブルにも、なんやかんやと置けそうですし。

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後部収納は、コルドリーブスに比べて、だいぶ広く使えそう。やっぱり王道のレイアウトだなぁと感心。

 

気になったのは、エアコンの室外機が車体の下部になること。「ここで大丈夫なの?」と聞くと、「トラブルは聞いたことないですよ〜」とのことでした。ただ河原によく進入する私には、ちょっと気になります。

 

嫁さんにこれどう?と尋ねると「色合いとか好きやけど狭い」 

 

初めて見たキャブコンのインパクト

そのあとコンセプト的にわが家の候補にはならないものの、他の車も一通り拝見させてもらいました。

初めてキャブコンをじっくり見てみると、想像してた以上に広く、使いやすそうに感じました。やっぱりこの点はバンコンと比較になりませんね。

 

バンテックのキャンピングカー作りの思想とホスピタリティに感心

バンテックの車は、居住性と快適性に相当力を入れてる事が、どの車を見ても伝わってきます。細かな点で、様々な工夫がされているんですね。

特に、セカンドシートに、割り切りと工夫を感じました。前向きで乗れる人数にこだわって、回転式のシートにするよりも、広く快適に使えますし、ベッド展開も簡単。

 

また、ジルノーブルのセカンドシートのアイデアは、素晴らしいと思いました。この辺は、後日、ナッツに行ってから、気づいたんですけとね。キャブコン老舗というだけあって、ユーザーの声をよく拾ってるなと思いますし、キャブコン作りに思想を感じられます。

 

あと、バンテックさんの、さりげない接客上手さにも、ちょっとびっくり。
乗る時に、さっとステップをおろし、照明をつけて、次に見るポイントを先回りして準備したりw


何より、必要なことは的確に答えてくれるのに、余分なこと言わないのがいい。特にどの車を押すということもなく、フラットにお客さんの要望を聞くスタンス。当たり前のことなんですが、こちらも考えがまとまりやすかったです。

 

この日は、初めての訪問ですので、パンフレットだけ頂いて帰ることに。

帰りみち、嫁さんにどれが気に入った?と聞くと…

「ジル・ノーブル!」……っておい