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【レビュー】ユニフレームの薪グリルが最高に暖かい屋外ストーブだった

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寒い時期のキャンプで外メシ用の暖房器具として、ユニフレームの「薪グリル」をゲットしました。

ようやく寒くなってきたのでキャンプ場で使えるか試してきましたよ。

 

目次

 

屋外の暖房目的でユニフレーム「薪グリル」を購入

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今さら薪で調理するなんてめんどくさい。

でも薪グリルの形を見たときにビビッ!ときてしまいました。

「これ絶対暖かいやつや…」

 

というのも「かまどスマートグリル」が、足元に置くとめっちゃ暖かいんですよ。最近じゃすっかり屋外ストーブとしての役割になっちゃったw

ユニフレームの薪グリルは、似たような形・造りのデカイバージョン。これは暖かいどころか暑いかもしれない…。

 

7月中旬くらいに届いてたけど、今年の猛暑じゃ試す気にもならないし、そもそもキャンプに行けてなかった。

ようやく試せるぞ!

  

屋外の暖房が欲しい理由

寒くなればフジカやアルパカ、薪ストーブで幕内でぬくぬく過ごすのが一番。でもキャンピングカーだから、寒風吹きすさぶオーニングの下が基本なんですよね。

車内で食べろってのはナシの方向で…それならキャンプ場に来ないしw

 

2日滞在できるなら幕を設営し武井くん焚いてぬくぬくと過ごしますが移動型の旅では難しい。それに毎年恒例の北海道キャラバンは真夏でも夜が寒すぎて大変。

車載の問題なしにサクッと展開できる屋外用ストーブがあればと思ってたんです。 

 

薪グリルの構成と組み立て

ユニフレーム薪グリル

パーツは非常にシンプルで、本体(フレーム)・灰受け・ゴトク・ロストルの4点。嬉しいのが収納袋が付属してること。 最近は収納袋が別売りで結構高価なものが多いので、これは高ポイントですよ。

 

組み立ては一瞬悩むものの、分かれば非常に簡単で「広げる→ひっかける×3」の4ステップ。

薪グリルフレーム

最初にフレーム部分を展開

炭受け(短い方)を奥側から引っ掛けて

手前も引っ掛けたらOK

炭受けにロストルも引っ掛けて

ユニフレーム 薪グリル

ゴトクを置いたら完成。

薪グリルもユニフレームらしく、すごく丁寧な作り込み。細部の作りも剛性感も素晴らしくて壊れるイメージが全く湧かない。長く使えるぞこれは。

 

点火!想像通り暖房能力は抜群

薪グリル

とりあえず薪を燃やしてみたら、いやーマジで暖かい。

 

反射板付きのストーブと同じ原理で、燃えてるのが本物の火なわけだから半端なくあったかいし、もっと言えば近くに寄ると熱いくらい…。

 

普通の焚き火台と違って、反射板のおかげで前面と上部にしか熱が行かないので、その方向にいれば想定以上の恩恵があるし、逆にそれ以外の方向にさほど熱を発しないので、近くにモノを置いても比較的安心。

 

ちなみに焚き火を楽しむ場合は、薪をガッツリ燃やすのがいいけど、暖房目的なら炭もいいと思う。今回は薪と炭を混合で使用したけど、 食事中に薪だけだと少し手間がかかるかな。

ほっといてもいい炭なら、ながーく暖かさを味わえ手間が少なくて済みますよ。

 

それにしても寒がりな嫁さんが、普段の服にダウンベスト一枚だけで、ひざ掛けも使わずに食事を終えたので、よほど暖かったんだと思います。

 

武井バーナー301Aと暖かさを比べてみた

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せっかくだからと、冬のメイン暖房「武井バーナー301A」と比較してみました。あれだけの熱量を叩き出す「武井バーナー」と比べてどうなんでしょう。

 

この日はシーズン最初の「武井バーナー301A」点火祭り。「燃えるなよ、燃えるなよ…」の祈りが通じたのか、問題なく点火してホッと一安心。

まあ毎年一発目は慎重にやるので炎上しないけど、だいたい二回目に騒ぎが起きるので、次回はぜったい注意しようw

 

結論から言うと、前面にいれば薪グリルの圧勝。

ぶっちゃけ比べ物にならないくらい薪グリルの方が暖かく、武井くんどうした!と言いたくなるくらい。もちろん前面にいる場合に限っての話で、ぐるっと囲むなら武井くんの方が断然暖かい。

そもそも薪グリルは幕内では使えませんしねw

 

今後のレイアウトはテーブル横に少し離して薪グリルを置いて、二人が暖かいようにセットして、嫁さんの後ろに武井バーナーを置くことで、暖かく食事ができそう。

 

それにしても反射板の有無でこんなにも変わるんだなぁ。

でも薪グリルのフレームで武井君を囲んだら、めっちゃ暖かいんじゃないか? と帰ってきてから思った。今度試してみよう。 

 

調理は放ったらかしでイケるやつがいいね

薪グリル

薪を使って本格的な調理なんて、めんどくさくてやるつもりは全くないけど、ロストルに鍋やらケトルやらを置いておけるのは本当に便利。

この日は寒かったからきのこスープを作ってましたが、温め直すのになんてちょうどいいんだ!なんてw

 

実際に使ってみるとスキレットでステーキもできるし、ダッチの煮物も全然イケる。あれ?やりたくなってきたぞ…。

個人的には薪グリルでムキになって調理するより、ほったからしで出来上がるものが一番いいのでは?と思います。だって正面で調理したら本当に暑いですよコレw

 

夏は暑くて無理っぽいw

それにしてもこれほど暖かいと夏は使えませんね。前方にいるなら3メートル以上離れないと真夏は倒れるほど暑いんじゃないでしょうかw

反対向けて調理するならアリかもしれませんが、それでも正面に立ったらすぐに離れたくなるはず。

 

夏場は無難に焚き火台を使いましょう。私は暖かい時期はほぼ「ピコグリル」を使ってます。

 

まとめ

屋外の暖房目的で薪グリルを購入しました。

  • 暖房性能は極めて高い(但し前方に限る
  • 焚き火台としては過不足なし
  • 料理器具としては面白そう
  • 重いけど収納は割とコンパクト
  • 夏場は暑くて使うのをためらいそう

薪グリルとはこれから長い付き合いになりそうです。

テーブルの上にはユニセラ君。もうマジで美味いし暖かい。