キャンプ場でより便利に過ごすため、スノーピークのタープ「レクタM」を購入。
やっぱりレクタは万能選手。タープとしての性能もさることながら、サイドオーニングで発生する問題も解決してくれました。
目次
- スノーピーク「レクタM」を購入。その狙いは
- スノーピーク「レクタM」がジャストフィット
- サイドオーニングをより便利にする
- メインタープで「車動かせない問題」を解決
- レクタMはサイドオーニングの代わりに使える
- まとめ
スノーピーク「レクタM」を購入。その狙いは
今回レクタMを購入した狙いは
- サイドオーニングをもっと便利に使いたい
- サイドオーニングの問題点を解決したい
レクタMはこの二点を解決するベストアンサーなだけでなく、サイドオーニングを装備するか悩んでる場合の解決策にもなり得るかもしれません。
サイドオーニングの弱点
すごく便利なサイドオーニング。キャンピングカーでキャンプをするなら必ず欲しいオプションですが、いくつかの弱点もあります。
日除け部分が小さい
サイドオーニングの大きさは数種類ありますが、大きめでも3.5×2.5m。一般的なタープと比べてだいぶ小さいため、日よけとしてはやや頼りない。
風に弱い
タイダウンベルトなどである程度の対策は可能ですが、あまり風に強くありません。
設営後は車を動かせない
車に付いてるわけですから動かすためには元に戻さないとだめ。
価格が高い
ほとんどの場合、オプションで15万前後と高額です。
一番の問題は「設営後に車を動かせない」こと。
一泊なら問題ないものの、二泊以上になると買い物・入浴・観光など、色々と支障がでてきますので、私も手持ちのヘキサやスクリーンタープを張っていました。
また日除け部分の延長&プライベート確保のため、スノーピークのポンタシールドを使ってたんですが、サイズがミニマムなので、もう少し大きめのタープを探してたんです。
スノーピーク「レクタM」がジャストフィット
実はもともと購入を考えていたのは「タトンカタープ2TC」
サイズが300㎝×285㎝とちょうどいい感じだし、グロメットも3ヶ所ずつあるためセットも簡単。サイドオーニングの日除け延長&プライベート確保にはバッチリです。
ただし二泊以上のキャンプで、メインタープにするには少し小さいんですよね。
サイドオーニングの目隠し&延長には最適なサイズのポリコットンタープ。火にも強いのでタープの下で焚き火も可能ですよ。
そんな状況で迎えたアマゾンプライムデー。
なんとレクタMが大幅に割引されてるじゃないですか。全くノーマークでしたがスペックをよく見るとまさに私が求めているタープだったんです。
レクタMの「340㎝×415㎝」はジャストサイズ
レクタMのサイズって4人程度のキャンプにはジャストサイズ。
日よけの有効面積が大きく、使いやすい形状のレクタ。過去に購入を検討したんですが、如何せんサイズが大きすぎて設営できるサイトが限られてしまいそう。
その点、Mサイズならよほど小さいサイトでなければ問題なし。
さらに「350㎝のサイドオーニング」にもジャストサイズで、ぴったり連結できます。
グロメットの数が多い
レクタMって一辺あたりのグロメットが5つずつあるため、張り方の自由度が高い。当然サイドオーニングとの連結も簡単にできます。
スノーピークの品質&デザイン
デザインの好みはあると思いますが、ある意味過剰な品質。メインタープとして十分すぎるほどのスペックです。
なおサイドオーニングの延長として使う場合、オーニングのサイズは「3.5m以上」が条件。3mのタイプだと横幅がオーバーしてしまいます。
サイドオーニングをより便利にする
すでにサイドオーニングが装備されてるなら使い方はごく簡単。
オーニングハンガーにレクタMのグロメットを引っ掛けて、好きな場所にペグダウンするだけ。オーニングハンガーとの連結は張り網ストレッチコードを使うとなおよし。
撮影した日はストレッチコードを忘れてしまったので、直接オーニングハンガーに連結。ちなみにこの日はキャンプ場の諸事情でオーニングを伸ばさずに設営しました
日除け部分を思い切り延長するなら、レクタMを全開で広げ隅をポールで立てればOK。サイドオーニングと合わせれば「660㎝×330㎝」の広大なタープになるので、大人数のグルキャンにもぴったり。
日除け部分の延長+目隠しに使う場合はレクタの中心あたりにポールを立て、ストレッチコードをつけて地面に直接ペグダウン。プライベート感抜群のサイトになりますよ。
サイトが狭く目隠しだけで使用する場合は、レクタMを半分に折って使う方がいいでしょう。この場合、中心部にグロメットがない状態になるため、左右だけペグダウンしてもいいんですが、できれば中心部も「パックタック」を使ってペグダウンした方が安心です。
問題点はそれなりにサイトの面積が必要なこと。どちらかと言えばフリーサイト向けの使い方になりますね。
あまり馴染みがないかもしれませんが、パックタックは柔らかい布ならどこにでも連結ポイントを作れる優れアイテム。ザックなどに使うのが一般的ですがとても便利。タープに使えばLEDランタンなども吊るせます。
タープやテントを使うならストレッチコードは必需品。ガッチガチよりしなやかな方が強いですからね。
メインタープで「車動かせない問題」を解決
美しい張り姿に惚れるヘキサタープと違いレクタは実用性重視。
日よけ部分の大きさはヘキサと比較しても段違いに大きい。またグロメットの数が多いことを上手に使って、自由な張り方をするケースも増えてきました。
やっぱり正方形・長方形は使いやすいもんです。
メインタープとして十分活躍可能な見栄えと実用性があるレクタMなら「車を移動できない問題」は一発解決。
また車を動かす時だけサイドオーニングから外してペグダウンし、帰ってきたらまたオーニングハンガーにつなぐということも可能。 これもレクタMの形とサイズが非常に都合がいいからできるもの。
レクタMはサイドオーニングの代わりに使える
先日キャンピングカーを注文した同僚クンが、サイドオーニングをつけるか否かで夜しか寝れないほど悩んでいました。やっぱり使用頻度とコストの見合いで躊躇してしまうそうです。
個人的にアドバイスしたのは「キャンプを趣味にするつもりなら絶対につけた方がいい」。でもキャンプの頻度がそこまで高くないなら「レクタM」をサイドオーニングがわりに使ってみてはどうでしょう?
例えばハイエースなら屋根に、キャブコンなら側面に「タープ用吸盤フック」をつければ車体と連結が可能。
タープ用吸盤フックはカーサイドタープ(リビング)にも使われているもので、私も以前使っていましたが、非常に頑丈で適正な数を使っていれば外れることもまずありません。
もちろんサイドオーニングに比べれば手間はかかりますが、オーニングの利用頻度が少ないなら、このパターンが汎用性も高いし、コスパ的にも満足できそうです。
まあ極論を言えば、日よけに使うだけなら「ブルーシート」でも十分なんですけどね。
ただ安くない車に乗ってるのに、あんまりチープなものを使ってると、車まで安っぽく見えちゃうんじゃないのとは思います。
何を隠そう私自身が、釣りバカだった頃ランクルにブルーシートを連結してた過去がありますから。
まとめ
スノーピークのレクタMの魅力
- 一家族程度のキャンプにはジャストサイズ
- 日よけの性能はヘキサより有効面積が大きい
- グロメットの数が多く設営の自由度が高い
- 3.5Mのサイドオーニングにジャストサイズで連結できる。かつ多くのバリエーションが可能。
- サイドオーニングとして使える
使い方がイメージできれば、かなり活躍してくれること間違いなしですよ。
レクタMを便利に使うためのアイテム
ポールは付属してないので、別途購入する必要があります。エリッゼのポールは少しオシャレな赤色です。
ヤワなペグでは打ち込めない場所もあるし、万一すっぽ抜けたら大変です。ペグだけはしっかりしたものを使いましょう。
ランタンハンガーとパイルドライバーでランタンはバッチリ。
キャンピングカーでキャンプをしよう!