北海道キャラバンの準備②
楽しみでならない北海道キャラバンですが、他の旅と違って準備がすごく大変!いざ旅のプランを立て始めると、様々な問題に直面します。
目次
北海道の旅は特別だった
不思議なもので「キャンピングカーで北海道へ行こう」と決めてから、何だか毎日が充実してるんです。
今までキャンピングカーであちこち旅をしてるのに、何だろうこの特別感。
この特別感って「準備にかかる手間」に比例してるんだなぁと痛感。いざ北海道キャラバンのプランを立て始めると、その手間は他の旅の比ではありませんでした。
キャンピングカーの良さって「大雑把な計画でフレキシブルな旅ができること」にあると思ってるので、どこへ行くにも旅のプランはかなり大雑把だったんですよね。
私の場合、だいたい一日1〜2つのメインを決めたら、あとは現地に行ってから考えるタイプで、どちらかといえば食事をどうするか一所懸命考えてました。
しかし…北海道だけは無理ですねw
北海道広すぎる問題
北海道キャラバンの計画を始めてすぐに直面したのが「北海道広すぎるだろ」問題。
すっごくわかりやすいのがこの図。
北海道の広さが尋常でないことがすぐわかるレベル。
北海道内移動の距離感が掴めないと言われたので、ササッと作ってみた。
— モデルアイコン公式 (@komumodel) 2013年8月19日
RTどんどんOK pic.twitter.com/GvDLgxZMBj
この図は札幌を東京港区に置いたらどんな距離感になるかというもの。
北海道は広いと頭ではわかっていても、なかなかリアルに感じられないものですが、この図を見た瞬間、よーくわかりましたw
だって小樽から知床って、木更津から和歌山と同じ距離なんですよ。
こりゃ真剣に計画を立てねば…と。
北海道行きたいところ多すぎ問題
次に直面したのが「北海道は行きたいところが多すぎる」問題。
何回も行ける場所じゃないのに、行きたい場所が多すぎるという、嬉しいのか悲しいのかわからない話。
そりゃ地図で見ればわかるように北方領土を除けば、福島・新潟・兵庫・八丈島を結んだ広さですから、見所は山盛りありすぎるわけですよ。さらに北海道ならではの雄大な景色もこれだけの広さなら各所違った顔を見せてくれる。
もうどうしていいかわからない…。
北海道やりたいこと多すぎ問題
さらに言えば、やりたいことも多すぎる。
- 観光
- トレッキング
- アクティビティ
- 温泉
- グルメ
- 道の駅
- キャンプ
もうやりたいことだらけ。
でも楽しむ分だけ時間は必要なわけで、すぐに足りなくなっちゃう。これは計画してみると本当によくわかるんです。
特に悩んだのが「車中泊」する場所。
北海道の素晴らしいキャンプ場へ行きたい。でもキャンプも楽しもうとすると時間が足りなくなる…これが本当に悩ましい。
コメントでオススメしてもらったキャンプ場ガイドがあったんですが、なんと売り切れだったのでこちらを購入しましたが、本州のキャンプ好きからすれば、垂涎もののキャンプ場ばっかり。
現役世代の北海道キャラバンは削る旅
距離が半端ない・行きたい所が多い・やりたいことが多い・でも時間は有限。
結局のところ、現役世代の北海道キャラバンは「削る旅」なんですね。旅のプランを立てながらそんなことを感じました。
他の旅行と決定的に違うのがこの部分。
私は比較的ゆったりした旅の計画を立てるタイプなので、行った場所で「次、どっかない?」みたいなパターンが多いんですよね。つまり現地で行き先をプラスして行く感じなんです。
ところが北海道の旅は削りまくり。
最初のリストアップからは9割以上、ある程度固まってからも7割は削りました。それでもまだ無理があるなというのが現状のプラン。本当に時間がまったく足りません。
言い換えればそれだけ行きたい場所が残るということ。なるほどライフワークになるわけです。
長旅への対応
今回の旅は8泊9日(内フェリーが2泊)の予定ですが、今まで経験したことがない長い日程。となれば色々と対応が必要な部分も出てきます。
特に収納と荷物のコンパクト化は工夫が必要。
今回工夫したもの
バスタオルをコンパクトに
車内の荷物で場所を取るのがバスタオル。薄い速乾性のスポーツタオルに変えてみました。必要なスペースは半分以下になり、よく拭き取れるし乾きも早いので満足です。この収納袋が他のことで意外に役立ったり。
清水用の予備タンクを用意
私の車には大容量の生活用水タンクがなく20ℓのポリタンクのみ。過去に一度だけ洗い物中に水が切れてしまった経験があります。念のため予備のポリタンクを積んで行くことにしました。あくまでも予備なので使わない時はコンパクトに収納可能なものをチョイス。防災対策にも良さそうですしね。
紙カップホルダーをつけた
洗い物を増やさない工夫も必要ということで、紙カップホルダーをつけました。今まで避けてきたんですが、これやっぱり便利w
熱いコーヒーを飲む時用にこちらも購入
残念!サイクルキャリアがつけられなかった
実は釣りの時に積載力が不足することもあって、今回思い切ってサイクルキャリアをつけようとしたんですが、装着に3〜4ヶ月かかるということで断念。どうやら常に在庫があるわけじゃないそうです。
他にも色々と車内を工夫したり、持って行く荷物を整理したりと、大変だけど楽しいもんです。やっぱり長旅が一番キャンピングカーで遊ぶスキルを上げてくれますね。
まとめ
- 北海道は広い
- 行きたい場所もやりたいことも多すぎる
- 時間はまったく足りない
だからこそしっかりした計画が必要な旅だと感じています。
楽しんできましたよー