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キャンピングカーでのお気楽アウトドアとくるま旅

サイドオーニングはいる?いらない?カーサイドタープより断然おすすめ!

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ある意味一番キャンピングカーらしい装備は「サイドオーニング」だと個人的には思ってるんですが、すれ違うキャンピングカーの装着率を見ると、かなりマチマチなアイテムですよね。
 
今からキャンピングカーを購入しようと考えている方、つけるべきか悩んでる方に、サイドオーニング推進派の私が、サイドオーニングについて語らせて頂きます。

サイドオーニングはいる?いらない?

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いきなり結論になっちゃいますが、
使う人には「必要不可欠」
使わない人には「無用の長物」どころか、重量増によって走りや燃費も悪くなる完全なお荷物というのが、サイドオーニングの悲しい宿命です。
 

使う人の大半は、何らかのアウトドアをやってる人達。対して不要な人は「旅ぐるま」として使ってる人達でしよう。

 
初めてキャンピングカーを買うなら、自分の使い方はどっち?という事を、しっかり考えておく必要があります。ただキャンピングカーに乗ると、趣味が変わってくる可能性も。 

 

キャンプやアウトドアは絶対にしない人

きっと無用の長物になるでしょう。

メリット?としては、バンコンでもキャンピングカーと気づいてもらえる事くらいでしょうか・・。単なるガソリンの無駄になりますので、やめた方がいいと思いますw

キャンプや釣りなどのアウトドアをする人

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絶対につけましょう!あるとないじゃ大違いですよ。

テントキャンパーと、キャンピングカーの一番の違いは、幕(テント・タープ)の設営・撤収の有無です。

暑い時期、ひぃひぃ言いながら設営してる横で、サイドオーニングを引き出し、テーブルとチェアだけ置いて、いきなりビールを飲んでみてください。キャンピングカーで良かったと、優越感に浸れますよ。

冗談はともかく、キャンプの面倒さは設営・撤収に集約されます。

オープンタープでもそれなりの手間がかかるのに対して、オーニングは殆どかかりません。終日キャンプしか予定がない場合は、タープを設営した方がいいと思いますが、観光した後など、夕方から利用するケースなどは圧倒的に便利です。


釣りなどのアウトドアの時は、休憩する時にすぐ日除けを用意できるので、すごく楽チン。釣りをしない奥さんも気軽に連れて行けますよ。

 

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カーサイドタープでいいじゃないと思うでしょ

 

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カーサイドタープも一つの考えですよね。必要な時だけ積めば重量の増加も防げるし、値段もサイドオーニングに比べれば、はるかに安いです。

でも正直言ってめんどくさい。

使い勝手はサイドオーニングとは比較になりません。

 

私も以前の車でカーサイドリビングを使ってたんですが、簡単そうに見えて意外と手間がかかるんです。

だってポールを通して、高い屋根に取り付けて、ペグを打って…って、ほとんど普通のタープと一緒。それなら日よけとしての能力も自由度も高い普通のタープの方がいいじゃないと倉庫の肥やしになっちゃいました。

 

個人的にカーサイドタープは、河原などタープを設営しづらい場所でゆっくりする時に使うのがいいと思います。キャンプ場ならタープの方が絶対に楽ですよ。

 

キャンピングカーで使うのは正直あり得ないかな。「安物買いの銭失い」になる確率が極めて高いですね。 

 

サイドーオーニングの弱点

アウトドアでは大活躍のサイドオーニングですが、弱点もあります。

風に弱い

基本的にはタイダウンベルトありきの使用が前提です。

アウトドアでは急に風が強くなるなんて普通のことですから、のんびり寝てる間に急に風が強くなって破損したなんてシャレになりませんよね。

 

感覚論では風速10Mくらいになると布の部分が吹き上がってしまい、接合部分が破損する恐れが出てきます。

基本的には風が穏やかな時に使用すべきです。

 

日除け部分の面積が小さい

サイドオーニングの布部分の面積は、実質的には小型のタープ程度しかありません。そのため、日の傾きによっては日除けとして役に立たないことも。

日除け部分を延長する手段は持っておきましょう。

<参考>サイドオーニングの延長

私の場合、オーニングハンガーに「スノーピーク:ポンタシールド」を繋げて、日除け部分を伸ばしています。

 

ポンタシールドは「長方形・グロメットが3箇所」あるので、オーニングハンガーに引っかければ簡単に延長できるんですよ。収納時はすごくコンパクトになりますので、車に積んでおくのも楽々。サイズ的には少し足りませんが使い勝手は抜群。

 

これに限らず何らかの工夫で日除け部分を延長すれば、対処が可能ですので参考までに。プライベート感も高まるので、オススメですよ。

 

セッティング後に車の移動がし辛い

キャンプ場などに宿泊する時は、これが意外と面倒。

キャンプ場にとどまるなら問題ありませんが、買い出しや温泉に行くことも多く、連泊の場合はタープを設営した方がいいと思います。

1日だけなら、入浴・買い出しを先にするなどの工夫が必要です。

 

また車を止める時は動かさないで済むように、平らかどうかをチェックして必要ならレベラーで対処しておきましょう。 

無理にオーニングだけに頼るよりも、季節に応じてスクリーンタープも活用した方が快適に過ごせると思います。

 

サイドオーニングのオプション

サイドオーニングにはいくつかオプションがあり、大きなものだと「サファリルーム」なんかも。こちらの必要性はちょっとどうかな?と思いますが、以下の二つだけは用意しましょう。

①タイダウンベルト

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風が弱点のサイドオーニング、一番の問題は、下からの吹上げによって、オーニングそのものが浮いてしまうこと。破損の大半はこのパターンだと思います。

 

タイダウンベルトは、フロントガイドからベルトを伸ばし、地面にペグで打ち付けることで、サイドオーニングの吹き上がりを防止します。安定感が段違いですので必須のアイテムです。

 

付属のペグは河原などの地面が固い場所では、使い物になりませんでした。ソリッドステークなどの、しっかりしたペグを用意しておきましょう。

 

②オーニングハンガー

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オーニングハンガーは、サイドオーニングのフロントガイドにはめるだけで、ランタンや干しものを吊るせるのでかなり便利。

 

また、日除け部分の延長にも使えますよ。私はポンタシールドのグロメットをオーニングハンガーに引っ掛けて接続してます。

 

まとめ:サイドオーニングはアウトドアに最高のアイテム

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サイドオーニングは、使う人には本当に便利なアイテム。

少しでもアウトドアをするなら、手放せない便利さを味わえると思います。必要になってからの後付けも可能ですが、その場合は構造変更が必要になるため、キャンピングカー購入時にしっかりと検討したほうがいいでしょう。

 

いくらキャンピングカーが、車内でも快適に過ごせるとはいえ、天気のいい日のオープンエアには勝てません。

河原でのんびりランチや風を感じながら昼寝をしたり、キャンピングカーに乗ってよかったなぁと思えますよ。  

 

サイドオーニングを使うための必須アイテム

「タイダウンキット」風対策に必須。短時間の使用を除いて基本的に併用しましょう。安心感は段違いです。 

「オーニングハンガー」ランタンを引っ掛けたり、タープを延長するために使ったり。サイドオーニングをフル活用できます。

「エリッゼステーク」ペグだけはいいものを使いましょう。付属品や安いものでは打ち込めない場所がたくさんあります。

「ランタンハンガー」オーニングのポールに引っ掛けて使います。なんでも吊るしておけますよ。

スノーピークレクタMでサイドオーニングを代用

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