最近、キャンピングカーを購入した同僚クンから、キャンプについてよく相談を受けています。未経験の方にとっては、キャンプって意外にハードルが高く、色々と悩ましいようです。
「キャンピングカーでキャンプをするといいことあるの?」
「どんな道具を買えばいいの?」
こんな疑問について私なりに考えてみました。
目次
- 未経験者にとってキャンプは悩ましいもの
- キャンピングカーを買ったらキャンプをすべき?
- キャンピングカーなら気軽にキャンプを楽しめる
- キャンプは車中泊の手段として有効
- オフ会などに参加しやすい
- キャンプ道具、まず何が必要なの?
- キャンプ道具を揃える時の基本
- キャンピングカーオーナーがキャンプ道具を選ぶ注意点
- まとめ
未経験者にとってキャンプは悩ましいもの
私のように、もともとキャンプが好きでキャンピングカーに乗る人もいれば、キャンピングカーを買ってから(買うことを決めてから)キャンプを始めるべきかと考えるパターンがあるんですよね。
経験者の場合、すでに自分なりのキャンプスタイルがあるので、色々と変化する部分はあっても、自分なりにアジャストさせていくんですが、未経験の場合は
- そもそもキャンプするべき?
- 何が必要なの?
- どれを買えばいいの?
すごく悩ましいようです。
キャンピングカーを買ったらキャンプをすべき?
結論から言えば、キャンピングカーに乗ったからといって、必ずしもキャンプをする必要はありません。しかし「キャンピングカーの楽しみ方」が大幅に広がることは間違いないと思います。
その理由は
- キャンピングカーなら手軽にキャンプが楽しめる
- 車中泊の手段として有効
- オフ会などに参加しやすくなる
何よりもキャンプは楽しいもの。
もちろん人それぞれなので、キャンプ自体が合わない人がいるでしょう。
でも忙しい現役世代なら、日常の喧騒を忘れて自然の中でのんびり過ごし、自宅では作れないキャンプ飯を食べたり、焚き火を囲んで静かに会話を楽しんだり、非日常を味わえるってすっごいストレス解消になるんですよ。
キャンピングカーなら気軽にキャンプを楽しめる
キャンプって初めての方には敷居が高く感じるもの。
- テントを立てられる?寝れる?
- 虫がイヤ
- 必要な道具や揃え方がわからない
このあたりのハードルが高く感じやすいんですが、キャンピングカーなら割とすんなりクリアできるため、お気軽にキャンプを楽しむことができるんです。
そもそもキャンピングカーは寝る場所が確保されているため、テントを立てたり、眠れないかも?なんて心配は無用。テントを立てるのも楽しいとはいえ、面倒なことも事実。特に初めてのキャンプの場合、四苦八苦することは間違いありません。
最初からこの手間が省けることはすごく大きいんです。
虫に関してはちょっとばかり工夫が必要ですが、テントのように地面をあまり気にせずに済むので、羽虫やブヨ対策程度でOK。
キャンピングカーなら必要な道具も最低限で大丈夫。
キャンプは車中泊の手段として有効
車中泊でずっと道の駅を利用するのもありですが、それだけをアテにしていると思わぬ危険があったり、混雑で入れなかったり。長いこと車中泊を続けていればそんな場面に直面するはずです。
さらに長期の旅になればゴミの問題や、外食続きがしんどくなったり。
何よりキャンプ場は基本的に安全で静かな場所。
道の駅と比べて観光の利便性は少し落ちますが、ぐっすりと安眠できるし、食事も自由。キャンプ場によってはゴミも処分できます。
3日以上のキャラバンで車中泊先にキャンプ場を1日はさむと、旅に余裕がでることが多いんですよ。
キャンプ場も車中泊に使うようになれば、行き先の自由度も高まります。
オフ会などに参加しやすい
キャンピングカーオーナーの特徴としてオフ会が頻繁に開かれています。購入したビルダーや販売店が主催するものもあれば、私的なオーナー同士のコミュニティなどさまざま。
同じ趣味を持つオーナー同士の交流は、非常に楽しく有益なもので、これを一番の楽しみにしてる方も多くいます。
小規模のオフ会はともかく、参加人数が多い場合は、キャンプ場で開かれることがほとんど。キャンプ経験を積んでおけば、こういう集まりにも気兼ねせず参加できるようになるので、また違った楽しみを味わえますよ。
キャンプ道具、まず何が必要なの?
キャンピングカーの場合、寝る場所・寝具・冷蔵庫(クーラーボックス)があるため、とりあえずキャンプをするだけなら最低限のアイテムがあれば大丈夫。
- チェア
- テーブル
- ランタン
- 調理器具
決して難しく考える必要はなくて、調理器具はカセットガスコンロでいいし、他のものはお試しならレンタルでも大丈夫。
一度キャンプをして楽しいと感じたら、ゆっくり道具を買い揃えていけばいいんです。
手軽にバーベキューをするなら「炉ばた大将」がオススメですよ。
カセットガスコンロに乗せるだけ、イワタニのプレートシリーズも手軽で便利。
キャンプ道具を揃える時の基本
もし本格的にキャンプを始めたい場合は、道具もそれなりのものを買った方が長く使えるし、何より使いやすく性能もしっかりしています。とはいえキャンプ未経験の場合、キャンプギアは何を購入すればいいか悩みますよね。
キャンプ道具を購入する際に注意すべき点は
- 価格と性能(使いやすさ)は正比例
- 中途半端にあれこれ使えそうなものほど役に立たない
キャンプ道具を買う時は「価格で買わないこと」「できるだけ特化したものを買うこと」がすごく大事。
もちろんコスパに優れたものや、工夫次第であれこれ使える有能なアイテムもいっぱいあります。しかし初めてギアを揃える際、実際のシチュエーションはあまり想像できないもの。
「安くてあれこれ使えそう!」なんてアイテムが一番後悔しやすいんですよ。
キャンピングカーオーナーがキャンプ道具を選ぶ注意点
キャンピングカーでキャンプをする場合、テントキャンパーと同じように道具を揃えていくと失敗するかもしれません。
私が思うキャンピングカー乗りならではのキャンプ道具選びのコツは「収納を第一に考えること」
基本的にキャンピングカーは「旅くるま」
キャンプ場に立ち寄るのも旅の途中が多く、旅用の荷物とキャンプ道具の両方を積んでおく必要があります。
つまり収納を考えずにキャンプ道具を揃えていくと、収納面でかなり厳しい状態になっちゃうんですよね。
なのですごく大事なことは
- コンパクトに収納できる
- 旅(車内)とキャンプの両方で使える
こんなアイテムを意識して揃えていくことが一番大事だと思います。
詳しいアイテムの紹介は別記事にするとして、一例を挙げるとキャンパーなら必ず持っているシェラカップ。
飲み物用のカップ・食器・取り皿・ご飯茶碗・計量カップなどあらゆる使い方ができる上、決して割れず火にもかけられる超絶便利なアイテム。さらに何個でもスタッキング可能で収納コスパも抜群。
キャンピングカー車内で使う食器にも最適だと思いませんか?私は9個(一人3個)車内に積んで、車内外問わずシェラカップを愛用しています。
こんなアイテムもオススメ
まとめ
キャンピングカーはテントキャンプに比べて、はるかに気楽にキャンプを始められますし、設営の手間が極端に軽減されるので、ゆっくり楽しめるんです。
キャンピングカーを買った(買う)なら、ぜひキャンプを始めて楽しみの幅を広げてみませんか?
キャンピングカーでキャンプを再開
キャンピングカーは釣りとも相性抜群