キャンプ道具の中には、いくつか長年連れ添った相棒みたいなヤツがいるもんです。
私にとってその一つが「ユニフレーム ユニセラ」
卓上グリルは「ユニセラ君以外は考えられない」ほど愛してるアイテム。そんなユニセラ君のいいところを思いきり語らせてもらいます。
目次
- 卓上グリル(コンロ)のススメ
- ユニフレーム:ユニセラTG-Ⅲ
- ユニセラのいいところ
- ユニセラのイマイチなところ
- ユニセラのライバル
- 炉ばた大将やカマドスマートグリルとのダブル使いが便利
- まとめ:ユニセラは卓上BBQグリルの鉄板アイテム
卓上グリル(コンロ)のススメ
テーブルに座ってるお母さんと子供たちの隣で、お父さんがバーベキューコンロで焼きながら取り分けている姿。自分たちも初めの頃はこうだったなーなんて微笑ましいですよね。
でも一緒のテーブルで食事が楽しめたら、もっと楽しいはず。それにお子さんづれでなく、大人だけで楽しむならなおのこと、ゆっくりと時間を過ごしたいものです。
となればテーブルで使える卓上グリルの出番。
ユニフレーム:ユニセラTG-Ⅲ
卓上グリルの代表格といえば「ユニフレーム ユニセラTG~Ⅲ」ユニフレームを代表するベストセラーで、非常に完成度の高い卓上グリル。
かれこれ10年以上もユニセラを愛用してる私が、便利さと愛すべき点を語ってみます。
バーベキューコンロ購入で失敗
キャンプ道具って「長く使えるいいもの=値段は高い」
この当たり前のことに気づくまで、どうしても値段で買ってしまうもの。結局は「安物買いの銭失い」になってしまうんですよね。
私も値段で買ったバーベキューコンロで何度か失敗を繰り返しました。
ありがちな失敗が
- 立って食べなきゃならない(もしくは作る人・食べる人に分かれる)
- びっくりするくらい錆びる
- 必要以上にデカい
立って食べるのはまあいいとして錆びるのはかなりツラい。初めて買ったバーベキューコンロを二度目に出したら、サビサビの変わり果てた姿に。
必要以上に大きく車載するのも困ってたこともあり、買い替えることに。
ユニセラを購入
わが家は嫁さんと二人でキャンプするため、卓上グリルに行き着くのは自然の流れでした。
購入時に最優先したのが、同じ失敗を繰り返さないように
- 錆びないこと
- コンパクトなこと
そこですごく評判の良かったユニセラを購入しました。
当時の私にしたら「高いなぁ」と思う価格でしたが、そこから10年近く使い続けたことを考えれば本当に安い買い物です。
今使っているユニセラは二台目。
2年ほど前のユニフレーム30周年の時にブラックモデルが発売されたことと、モデルチェンジして丸洗いが可能になったために買い換えましたが、使ってたユニセラも友人にプレゼントして、今でも現役で頑張っています。
ユニセラのいいところ
かれこれ10年以上キャンプを共にしてきた愛すべきユニセラ君。
個人的にすごくいいなと思う部分はこんな感じ。
- コンパクトに収納可能で考え抜かれたギミック
- ステンレス製でサビ知らず
- 丸洗い可能でお手入れ簡単
- もちろん美味しく焼ける
- オプションがたくさんで楽しめる
いやほんと卓上グリルの完成品だと思うんですよ。
コンパクトさと使いやすさを両立したギミック
ユニセラのサイズは
- 使用時:約315×250×190(高さ)mm
- 収納時:約315×165×85mm
収納時はA4サイズのコンパクトさで積載もらくらく。
それなのに使用時は「焼肉屋さんの網サイズ」で2人から4人で使うにはちょうどいいサイズ。
組み立ては少し面倒になりますが、収納と使用時のバランスを考え抜いたの作りは、さすがユニフレームだと思います。個人的には天才かよ!と言いたい。
ステンレス製でサビ知らず
安いグリルやコンロってスチール製で、一度使うとサビだらけでになるものも多いんですよ。でもユニセラはステンレス製なので、何年使ってもサビ知らず。
また焼き網もステンレス製で洗いやすいタイプなので、汚れず交換の必要もありません。これが普通の焼き網だと数回使うと交換する必要がありますし、そもそも網は使い捨てと思ってる人もいるくらい。
丸洗い可能で手入れがしやすい
以前のタイプは炭を置く部分に珪藻土が使われていたので、七輪のように丸洗いできず、どうしても汚れちゃったんです。
でも今のユニセラはセラミックに変更され丸洗いが可能になりました。遠慮なく丸洗いできてサビづらいって、使いやすいですよー。
もちろん美味しく焼ける
ユニセラって簡単に言えば卓上の七輪みたいなもの。
当たり前ですが、本当に美味しく焼けるんですよ。
- 網の高さが変えられる
- 遠赤外線効果でじっくり焼ける(当たり前
焼き網の高さも簡単に変えられるので、じっくり焼きたいもの、強火で一気に焼きたいものに合わせることができるのが便利。
まあ炭火で焼けばたいがい美味しいに決まってるんですけどねw
豊富なオプションが遊びゴコロばつぐんで超便利
ユニセラ君ならではのいいところがコレ。ほんとに遊び心バツグンで、使い勝手がいいオプションが多数あるんです。他の卓上グリルと一線を画すポイントじゃないでしょうか。
焼き物用のオプションだけでも
- 熱燗あぶり台
- グリルプレート
- 焼き鳥台
- ユニセラ鉄板
- ユニセラ鉄板スリット
- ユニセラブリッジ
これを大真面目に作ってしまうところが、ユニフレームのいいところかもw
このうち私が使っているのは
- 熱燗あぶり台
- グリルプレート
- ユニセラ鉄板
これが意外に本気で作り込まれていて、ユニセラならではの多彩なキャンプ飯が楽しめるんです。
個人的には熱燗あぶり台が一番のお気に入り。
ユニセラのイマイチなところ
個人的にはデメリットと感じる部分はほとんどありません。
強いていうなら、メリットの裏返しとして
- 組み立てと掃除が少し面倒
- 価格が高め
- オプションに手を出したくなるw
組み立て・掃除が少し面倒なのは、コンパクトな収納とトレードオフの関係だし、価格は品質に十分見合ったものだと思います。オプションに手を出したくなるのは人情ってもん。楽しくキャンプできるならアリですよね。
ユニセラのライバル
他のブランドからもいくつか卓上グリルが販売されていますが、品質面や使い勝手ではユニセラが完全に頭一つ抜けてると思います。
個人的に品質面・使い勝手でライバルかなと感じるのはこの二つ。
SOTOデュアルグリル
卓上グリルだけでは無く、蓋をすれば火消しツボにもなる便利なアイテム。価格は高めですが造りもよく所有感のある一品で、購入を悩んだ時期もありました。
- コンパクトにならない
- ユニセラのようなオプションがない(楽しみが少ない)
これが理由で購入は断念しましたが、現在はなぜか欠品が続く謎アイテムになってしまってます。
他のアイテムでも度重なる発売延期もあったりして、SOTO大丈夫か?なんて余計な心配をしてみたり(SOTO好きなんです
炉ばた大将
実は一番のライバルが「炉ばた大将」だと思ってるのは私だけじゃないはず。実際、炭をおこす必要がなく手軽に焼き物ができるって、かなりの魅力ですからね。
でも心配無用。実はユニセラ・炉ばた大将の両刀使いがベストなんです。役割を分けることができるし、オプションの互換性もありますから。
わが家の出番は半々で
- 暑い時期・魚系を焼くとき=炉ばた大将
- 寒い時期・肉系を焼くとき=ユニセラ
こんな使い分けをしています。
ユニセラのオプションが共有できるので両方持っていても楽しめるし、実は同時に使うのもすごく便利なんですよ。
炉ばた大将やカマドスマートグリルとのダブル使いが便利
ユニセラで普通に焼き物をするだけでも十分ですが、遊び心満点のオプション類を使わないのはちともったいない。でもオプション類を使うと「焼く場所」が減っちゃうので、炉ばた大将やカマドスマートグリルとの合わせ技を使うと便利。
例えば炉ばた大将に「熱燗あぶり台」を乗せて、お肉はユニセラで焼いたり、かまどスマートグリルに鉄板を乗せたり。
組み合わせて使うと、ユニセラのオプション類もフル活用できるのでキャンプ飯が一段と楽しくなりますよ。
まとめ:ユニセラは卓上BBQグリルの鉄板アイテム
個人的にユニセラは最強の卓上グリルだと思っています。
- コンパクトなのに卓上グリルとして随一の性能
- メイドインジャパンの素晴らしい品質
- たくさんのオプション類でキャンプ飯を多彩に楽しめる
- 炉ばた大将やカマドスマートグリルとの親和性
卓上グリルとしてまさに鉄板、決して後悔しない素晴らしいアイテムですよ。
ファミリーならロングも便利
ユニセラ鉄板
ユニセラグリルプレート
ユニセラを安くゲットするには
普段は割引がないユニフレーム商品。
上手に買うには、スポーツオーソリティ・ヒマラヤ・ワイルドワンなどのアウトドアショップの割引セール(期間限定)を使うのが一番です。
カンセキの株主優待はまとめ買いに便利。
ユニセラと合わせて揃えたいもの
「チャコスタ 」
ユニセラは一応火起こしもできるんですが、炭を使うなら絶対にあった方が便利なアイテム。初めて使ったら感動すること間違いなしですよ。
「クレバートング」
焼き物にはやっぱりトングが便利。クレバートングはテーブルに置いても食材を掴む部分が下に着かないので、衛生的だしテーブルも汚れません。人数分あると便利ですよ。
「岩手切炭」
テーブルでグリルをするなら爆ぜない炭が一番。火持ち良し・火起こし楽チン・火力が強い・爆ぜない岩手切炭はバーベキューに最適の炭だと思います。