ブログ開設と同時に登録し、1年4か月参加してきた「にほんブログ村」のランキングを卒業することにしました。ついでにブログ村のメリット・デメリットと退会ではなくランキングのみ外した理由をまとめてみましたよ。
目次
- にほんブログ村のランキング不参加にした理由
- にほんブログ村のメリット
- ブログ村のデメリット
- 私の場合、影響はどんな感じ?
- 結論:いいとこ取りでランキングのみ撤退
- ブログ村のランキング上位を狙う=PVをあきらめる
- まとめ
にほんブログ村のランキング不参加にした理由
理由はシンプルでブログ村のランキングに参加するメリットよりデメリットの方が大きくなったから。
私の場合、ブログ開設から8か月くらいでデメリットの方が目立つようになってきました。これは自分の目指すブログの方向性と全くマッチしなくなったことが一番の理由ですね。
にほんブログ村のメリット
ブログ村のメリットを挙げてみると
- ブログ開設当初からアクセスを得られる
- 記事をupするたびに一定のアクセスを得られる
- ブロガー同士の交流が持てる
- ランキングで満足度が得られる
- ブログ村の被リンクにより評価が高まる
簡単に言えば
①ブログ更新のモチベーションを維持できる
②アクセス・リンク等の実利を得られる
この二点に集約されると思います。
①ブログ更新のモチベーションを維持できる
ブログ開設当初は右も左もわからず、誰でも迷走するものでしょう。
中でもツラいのは「誰も読んでくれない」という現実。この孤独感に加えて「何のために書いてるんだろう?」という自問自答は、ブログを書くモチベーションを簡単に粉砕するレベル。
そんな開設間もないブログにとって「にほんブログ村」って本当に心のオアシス。どこの馬の骨が書いたかわからないブログを読んで、ときおりコメントまでくれたりする。
とにかく「読んでくれる」「反応してくれる」というのはブログを続ける上で、最大のモチベーションなんですよね。
またランキングが上がるのも嬉しいもの。実際ランキングをモチベーションにブログ更新してる人もチラホラ見かけます。
②一定のアクセス・リンクを獲得できる
モチベーションだけでなく実利もあります。
記事をアップするたび一定のアクセスがあるのはもちろん、オーソリティ高めのブログ村からの被リンクが得られること。
ブログ村のデメリット
ブログ村に登録しているデメリットとしては
- ブログランキングのバナーが重い
- 記事の方向性がカテゴリーに縛られる
- ブログ村内の雰囲気によって自由に書きづらい
- ランキングを意識しすぎるとブログが成長しない
- ブログ村からのアクセスはすぐに頭打ち
ブログを書く目的は人それぞれ。
ブログ村のデメリットは「交流」や「ランキング」が目的なら何の問題もありません。一方でPV数や収益性を成長させたいなら、けっこう重たいものです。
ランキングバナーが重すぎる
グーグルがモバイルファーストインデックスの導入を決定した現状、自分のブログがモバイルフレンドリーか否かは重要な要素。
中でも表示速度は自らの工夫次第な訳で、少しでも軽く早くしたいのに、ブログ村のランキングバナーの重さは「どうかしてるぞ」のレベル。
ランキング表なんてほとんどニーズがないのに、ブログの邪魔をするのはいかがなもんでしょう。
特に私のブログは「画像」が多めで重くなりがち。なんの得もないランキングバナーでスピードが遅くなるのは耐えられません。
自由に書きづらい
やっぱりどこかで村民を意識してしまうんですよね。
カテゴリーから外れた記事は書きづらいし、一部で反感を買いそうな記事を書く時は、表現に四苦八苦したことも。
個人のブログである以上、書きたいことの自由が奪われるのは本意じゃありません。
ブログ村からのアクセスはすぐ頭打ちに
すごく大きなカテゴリーは別かもしれませんが、ブログ村からのアクセスって大した数ではなく、すぐに頭打ちになってしまいます。
ブログ村の過疎化が叫ばれて久しいですが、この流れは今後も加速して行くんじゃないでしょうか。
実際、ブログ村の利用者は大半がブロガーという笑えない話もあります。交流が主目的ならそれも良しですが、そうでなければあまり意味がありません。
私の場合、影響はどんな感じ?
私にとってブログ村のメリットはリンクと一定のアクセス。
リンクの効果は不明なので、純粋にアクセス数だけを比較してみると
- 4/13~7/12までの3か月間、ブログ村からのアクセス占有はおよそ5%
- PV数は3ヶ月で50万件程度=ブログ村経由のPVはおよそ2.5万件
記事のアップ数に左右されますが、現状のペースならブログ村経由のPVは多くても月に1万件くらいでしょう。決して小さくはありませんが、「書きづらい」「遅い」「発展性がない」ことを考えればデメリットの方がはるかに大きいんですよね。
「PV数」や「収益性」を育てたい場合、ブログ開設から一定期間を経過するとブログ村から得られるメリットは殆どありません。
結論:いいとこ取りでランキングのみ撤退
こんな状態ですからブログ村そのものを退会しようと考えていました。
しかし
- 復活したくなった時に最初から登録するのが面倒
- リンクとアクセスのメリットは享受したい
こんな都合のいい話にできないかな?なんて考えてみた結果、「ランキングだけ不参加にすればいいんじゃないの」という結論に。
はてなブログの場合、更新都度、手動で「Ping送信」しなければ、ブログ村の新着記事には上がりません。
- 読んでもらいたい記事はすぐにPing送信
- ブログ村に合わない記事は後日Ping送信
こうすることで
- ランキングバナーで重くならならずに済む
- ブログ村からアクセス・リンクは得られる
- 書きづらくない
が達成できるかもと考えたんです。
さて、どうなることやら。
ちなみに人気ブログランキングの方は自動的に記事がリンクされてしまうので退会しました。
今は記事に貼り付けたバナーを削除する作業に追われてます。今までもリライトの度に削除はしてきたんですが、まだかなり残ってるんですよ。単純作業ですがほんとめんどくさい。
退会や撤退を考えてるなら、早めにバナーを貼り付けるのはやめた方がいいですね。なんとなく惰性で続けてしまいめっちゃ後悔してますw
ブログ村のランキング上位を狙う=PVをあきらめる
参考までに、ブログ村のランキング(IN/OUT)の話を。
大きなカテゴリーでなければ、ブログ村のランキングで上位を取るのはそれほど難しくないと思います。
ランキング上位を狙う上で、一番重要な要素は「多更新」
ついで「共感」と「タイトル」
INポイントを上げるにはコミュニティ内のお付き合いが大事で、OUTポイントを上げるには、そのカテゴリーで人気の高いキーワードを取り上げること。
もちろん、最低限の文章力と内容は必要です。
ただしこれってPVには悪影響のものがほとんど。
ブログを成長させたいなら、ブログ村のランキングは一切気にせず、SEOを意識するなり、自分が本当に書きたいことを書くことの方がずっと大切。
個人的には、意識してブログ村のランキングを狙う=PVを捨てると同義だと思います。
とはいえこれもブログ主次第。
ランキングが一番のモチベーションなのも、日記がわりであってもその人なりのブログのあり方。他人がとやかく言うことじゃありません。
まあランキングに対する思いが強すぎて、思うようにポイントが伸びず定期的にやさぐれたり、他人のポイントを「不正だ!」なんて暴れるブログ主を見ると、ブログ村ならではの風物詩だなぁなんて生暖かい目で見てしまいますけどねw
まとめ
にほんブログ村はこんなブログ(主)には向いてます。
- ブログ開設直後
- ブロガーや同じ趣味の人たちとの交流が目的
- ブログ村のランキングが大好き
逆に
- ブログ開設から一定期間が経過して検索流入が増えた人
- ブログのPVや収益を育てたい
- 自由に書きたい
こんなブログ主にとってはデメリットの方が大きいでしょう。
退会はいつでもできるので、現時点では退会せずにランキングだけ不参加にしてみました。もしかするとこの状態が一番気楽かつメリットがあるかもしれません。
しばらく試してみようと思います。