禁煙はじめました!
今日で禁煙を初めて5日目を終えたところ。
一番苦しい時期は乗り越えましたが、いやーほんとツラい。
喫煙歴30年↑毎日30本↑のヘビースモーカーが、なぜ、どうやって禁煙をはじめたのか。
目次
- ワタシの喫煙歴
- タバコをやめようと思ったワケ
- 喫煙者がカッコ悪いと思った理由
- 喫煙者をニコチン依存症と置き換えたら強烈にカッコ悪い
- 禁煙するためにやったこと
- ニコレットを使ったらニコチン依存症だと自覚
- 翌日に禁煙外来を受診「チャンピックス」を処方された
- チャンピックスの効き目は?
- まとめ
ワタシの喫煙歴
大っぴらには言えませんが、かなり未成年から吸っています。
吸い始めた理由はよくある「カッコつけたかったから」今じゃすっかり1日2箱近く吸うヘビースモーカーに成長しました。
2年ほど前、車を買い換えたこと、少しくらい健康・周囲に対し気づかおうとアイコスへ変更したものの本数は全く減らず。
アイコスあるあるで、紙タバコは吸えなくなり「臭いわー」などと見下す感じになってました。まさに目くそ鼻くそな話です。
タバコをやめようと思ったワケ
喫煙者でタバコをやめたいと考えた事がない人って本当にわずかだと思うんですよね。
もちろん私も「できればやめたい」 と思ってました。
でもアイコスに変えて、 何となく健康面も周囲に対する迷惑も少しは改善したんじゃないの ?なんて勝手な考えで、どうにも辞める強い動機が見つからなかった。(本当は禁煙の苦しさから逃避してただけなんですよね)
じゃあなぜ、今禁煙を決断したのかというと…
単純に「カッコ悪い」と思ったからです。
喫煙者がカッコ悪いと思った理由
ヤニカス・ニコカスと世間から叩かれても吸う
あ、叩きすぎの人は冷静になれよ!と思います。行き過ぎた嫌煙家って一種の優生思想に近く感じちゃって、ちょっと友達にはなりたくないレベル。
とはいえすでに喫煙者は少数民族。
マナー知らずの喫煙者による行動はもちろん、臭いだけでも非喫煙者にすれば迷惑な話で、ある程度叩かれるのは当然のこと。
おかげさまで喫煙可能な店でも、周囲か吸わないとめっちゃ気を使うし、小さくなって吸ってる。
ヤフコメなどでも「ヤニカス」「ニコカス」 等の蔑称で叩かれたりしてw
高い金払ってるのに、コソコソ吸ってバカにされるってどうなん。
カッコ悪くないか?と思ったんですよね。
足元を見られた値上げされても吸う
今まで散々食らってきたのに、またもや10月から値上げ。
なんというか足元を見られてる値上げ幅が本当に気に入らない。「アイツらアホやからこんくらいの値上げならまだ買うやろw」的な値踏みをされてる感じ。
とか偉そうに文句を言いつつ、実際その通りなんですよ。
怒ったからといって止めるでもなく、しばらく経てばすぐ忘れて、次の値上げに怯える。
これは相当カッコ悪いんじゃないの?
タバコが吸えるかどうかで店を選ぶ
私のいちばん趣味は旅、 中でも旅先で美味しいお店に足を運ぶのは最上級の楽しみ。
それなのに店選びの一番の基準は「喫煙できるか否か」つまり一番美味しいお店には行けてない人なんですよね。
もちろん地元の京都でも同じ。
美食の街「京都」の場合、例えば食べログ上位の店はほぼ禁煙。
旅先のグルメ情報なんてブログにツラツラ書いときながらカッコ悪いな…。
会社でもカッコ悪い
禁煙の会社でなければ俗にいうタバコ休憩問題はあるでしょう。
気分転換やコミュニケーションの部分は確かにあるんですけど、 非喫煙者から見ればサボり認定ですよね。
また会議のわずかな休憩時間も急ぎ足で喫煙所へ。
やっぱカッコ悪い。
喫煙者をニコチン依存症と置き換えたら強烈にカッコ悪い
今までは自分のことを「タバコを吸う人」「喫煙者」「ヘビースモーカー」なんて分類してましたが、医学的には「ニコチン依存症」という病気に分類されるんですよね。
わかってはいたものの、なんか認めたくない。
毎年の健康診断や人間ドックで禁煙の意思を確認されても決まって答えは「禁煙を考えてる」にもかかわらず、時期は「近いうち」という名の未定。
たまたま読んだ「闇金ウシジマくん」
一話目からパチンコ依存症の救いがない話で、かなり強烈にイヤな感じ。でもその時にタバコに置き換えたら自分も同じ症状なんだよな…と不意に思ってしまった。
自分をニコチン依存症だと認めたら、そらかっこ悪いし、なにより治療せな!と急に禁煙の決意が固まったんです。
禁煙するためにやったこと
禁煙するぞ!と決めたはいいものの、今までの喫煙歴から気合いで何とかなるレベルのニコチン依存症じゃないと自己分析。なんらかのアイテムに頼るか、禁煙外来でサポートを受けなきゃ禁煙は無理だろうと判断しました。
ネットで情報を漁ると大きく3つ
- ニコチンガム(ニコレット等)
- ニコチンパッチ
- チャンピックス
があるとわかり、一番手軽なのはニコチンガムで薬局でも入手可能。
ニコチンパッチは用量によって禁煙外来か薬局で買えるかに分かれるようで、チャンピックスという薬は禁煙外来のみ。
とりあえず即対応できるのは「ニコチンガム」
決めたらすぐに始めたい私は、その足で薬局へ出向き購入して来ました。
ニコレットを使ったらニコチン依存症だと自覚
禁煙するぞ!と勢いだけはよかったものの、タバコを手元においたまま「いつでも吸える」状態で禁煙をスタートしたんですよね。まあ自信がないので保険をかけたということです。
実際、タバコ吸わずに2時間経ったらもうイライラ。
ここで負けてたまるかと「ニコレット」を噛み始めたら…なんと落ち着くんですよ。これには相当ショックを受けました。
だって煙じゃなくてもイライラが落ち着くんだもの。
煙を燻らす所作にこそタバコの醍醐味があると思ってたのに、たかだがガムでも脳は落ち着いてしまう。これが依存症でなくて何なの?と。
自分が完全なニコチン依存症だと自覚する決定打になりましたよ。
でも
- 自分がニコチン依存症(病気)だと自覚したこと
- ニコレットがあればとりあえず何とかなりそう
この二つが禁煙する上で、すごく大きなターニングポイントになったので、本当に良かった。
ちなみにニコレットを薬局で購入したあとamazonで確認したら価格が全然違うのにびっくり。とりあえず24個入りを購入してたので、傷口は小さくamazonで追加購入できました。
翌日に禁煙外来を受診「チャンピックス」を処方された
自分をニコチン依存症だと認めた以上、病気ならお医者さんが確実だと翌日に禁煙外来を受診しました。
禁煙外来では
- カウンセリングシートの記入
- 喫煙による弊害
- 治療方法の説明
- 決意表明に記入
- 処方
わりとライトな感じでサクッと終わりました。
処方されたのは「チャンピックス」という薬。
禁煙パッチを処方されると思ってたので想定外でしたが
- タバコ(ニコチン)が不味くなる
- ニコチンの禁断症状を抑える
こんな効能があるらしく、最初の一週間はタバコを吸っても良く、8日目から禁煙に入るという薬でした。
要は最初の一週間でタバコを不味く思わせて、その後はニコチンの離脱症状を別の効能で抑える薬ということです。
二週間ごとに処方され、3ヶ月で卒業というプログラム。
しかし前日から吸ってないので吸ってもいいと言われても、またあの苦しい思いを一週間後にするのはどうしてもイヤ。
仕方なくニコレットと併用で行くことにしました。
チャンピックスの効き目は?
これがイマイチわからない。
チャンピックスの特徴は写真を見てわかるように
- 最初の三日間は0.5mg錠を一錠(喫煙可)
- 4日〜7日は0.5mg錠を朝夕一錠ずつ(喫煙可)
- 8日目以降は1.0mg錠を朝夕一錠ずつ(禁煙)
少しずつ服用量が多くなるんですよね。
最初の一週間はイマイチ実感できないのかもしれません。
今でも吸いたいという思いは継続してます。
ニコレットは不味く感じる
とはいえわからないのは「タバコを吸いたい気持ちを抑制する」ことであって「タバコ(ニコチン)を不味く感じる」のはわかりました。
すでにタバコは吸っていませんが、命綱として購入しあんなに美味しかった「ニコレット」が不味いんです。
なんというか、口の中でイガイガして喉に引っかかるんですよ。おかげで本来なら1時間ほどかけてゆっくり噛むものが、10分も噛んだら不味くて食べてられなくなりました。
これがチャンピックスの効果なんでしょうか?
おかげでニコレット中毒にならずに済みそうなことは間違いありません。今は一日3個も食べたら十分すぎるほどです(気持ち悪くなりますw)
タバコならまた違う感想なのかもしれませんが、この点は明らかに変化しましたよ。
まとめ
とりあえず禁煙5日成功
- 禁煙の理由はニコチン依存症は病気でカッコ悪いと思った
- ニコレットは本当に効き目がある
- 禁煙外来はわりとライトな感じで敷居は低い
- チャンピックスの効果はまだ不明だが、ニコレットは不味く感じる
- 5日経過した今も吸いたい衝動に襲われる