【キャンピングカーの快適化】
カムロードのブレーキを強化して10日が経過。これはキャンピングカーとして最優先で行うべき快適化(強化)だと感じています。
強化後にかなりハードな道も走ってきました。
強化したブレーキパッドはLTキャンパーズさんが販売している「エンドレスブレーキパッド」と「リアシュー」です。
結論:ブレーキ強化は大成功!ホントに変えて良かった。
いきなり結論ですが、強化して本当に良かったと思ってます。
その理由は
①街乗りが楽になった
②パニックブレーキで助かった
③山道の不安が大幅に低下、行動範囲が広がった
私のようにアウトドアでの使用頻度が高い場合は、恩恵も大きいと思います。
強化したブレーキパッドはそもそも効くの?
これはハッキリと!効きます。
感覚論なのでちょっと説明が難しいんですが…
ノーマルブレーキで効きの問題は
- 効き始めがワンテンポ遅れる
- 制動力が弱い
- 最後の一押しが足りない
踏んでもすぐに効かずにちょっと間延びして止まる感じ。そのため、早め・強めに踏まないと思ってたより先で止まる事があります。
また山道の下りでは、ワンテンポ遅れる効き始めが怖いことも。
エンドレスのブレーキパッドは、踏み込むとすぐに効き、制動力も強く最後にグッと止まる感じ。ノーマルの滑った感じがなく、素直に踏んだ分だけ止まります。
実際に運転してみると、かなり大きな違いを感じました。
①街乗りが楽になった
制動力が高まったおかげで思った所で止まれます。
おかげで車間距離を少し詰めれますから、割り込みされる事が減りました。
今まで困ってたのが、信号が変わりそうなとき。
できるだけ余裕を持って走っているものの、微妙な位置で黄色信号に変わると「行くべきか!止まるべきか!」と、悩む場面がけっこう多かったんです。でも無理せずに止まれるようになり、ずいぶん楽になりました。
②パニックブレーキで助かった
ローカルな国道や県道でよくあるのが、軽トラの急な右折。自宅やご近所に入るために突然右折するので、過去から何度も怖い目に。
今回も奈良の田舎道で、3台前を走ってる軽トラが、右折して自宅に入るため?に対向車が多い道で急に停車。
快調に走れる道だったので、私の前を走っていた2台が急ブレーキ。
「うお!」と、私も慌ててパニックブレーキ!
無事止まれました。ノーマルブレーキだったら突っ込んでたかもしれません。
パニックブレーキを踏まないように、充分注意していても、どうしてもこういうケースはあります。田舎の軽トラは王様!マジで恐るべし。
③山道の不安が大幅に低下。行動範囲が広がった
今週は奈良県の大台ケ原へ行ってきました。
国道169号から県道40号を上る道(通称:大台ケ原ドライブウェイ)が、キャンピングカーにとってシャレにならない道。
道に関してはナビ任せで、特に情報も取ってなかったので、もうびっくりの激セマ・激坂・激カーブの、離合困難な林道がしばらく続き、ホントに合ってるの?と不安になるほど。
途中から整備された道路になりますが、ここからもかなりの急こう配。20㎞でおよそ900mの標高差を登る道なんです。あとで調べたら、ヒルクライムで有名な道路でした。
ノーマルブレーキのキャンピングカーだと、帰りの下り道はかなりヤバいかも。私はゆっくりとローギアも使い下りてきましたが、特に焦げついた臭いも出すことなく、無事に下まで降りることができました。
本当に強化してよかったと思いましたよ。
この道を下りれるなら、たいがいの山道は問題なさそうと、自信を持てました。
まとめ:ブレーキ強化は重たいキャブコンで最優先の快適化
ノーマルブレーキでも、安全運転を心がけること、長く続く山道ではブレーキパッドを冷やせる程度の休憩をはさむようにすれば、問題はないのでしょう。
それでも、パニックブレーキを踏む場面はどうしても出てきます。
思いがけず急で長く続く下り坂に出会うこともあり、その時の不安な気持ちは何とも嫌なもの。
私のコルドリーブスは、そもそも4WDで車重が重い上、釣り・トレッキング・キャンプなどアウトドアで山道を走る機会が多いため、安全面からブレーキの強化は必須でした。
結果として本当に強化してよかったと、わずか一週間程度で感じる事に。私のような使い方ならば、強化の実感は骨身にしみてわかります。街乗りでもかなり運転しやすくなりますし、安全マージンが高いのに越したことはありません。
カムロードのブレーキ強化は、安全性の向上だけでなく、行動範囲も広げてくれます。