2017/3/19
道の駅「滑川ウェーブパーク」で朝を迎え、海沿いを少し歩いたら、まずは目的の「たら汁」を食べに朝日町へ下道で向かうことに。
走ってみたらびっくり。8号線のバイパス化が進んでいて、めっちゃ走りやすくなってるんですね。
目次
たら汁街道の「たら汁」ケンミンショーで紹介され一気にメジャー昇格
私は以前、金沢で4年ほど暮らしてたもんですから、北陸三県はけっこう回ったんですよね。
でも「たら汁」を食べた記憶はあるものの、その存在をほとんど忘れてました。
失礼ながら入善や朝日町は、どちらかと言えば通り道的なイメージが強く、長野や新潟方面へ出かける途中に立ち寄る場所でした。
まだ若い時だったから、このテのものにあまり興味もなく、ふらっと立ち寄ったどこかで、ファストフード的に食べたような記憶が。
ところが2015年に「秘密のケンミンショー」で特集されたのを見て、猛烈に食べたくなっちゃいまいしたw
ケンミンショーやばい。
その後、何度も行こうと思いつつ…意外と遠いのがこのあたり。富山まで行ったり、長野まで行ったりしてるのに、立ち寄れずにいました。
今回こそ逃がさないぞとw
たら汁街道の有名店「栄食堂」
行くと決めてたのは「栄食堂」
朝日町にある「たら汁」の名店です。
朝の7:00から営業してるので、朝ごはんにもぴったり。
アクセス・駐車場
もともと地元の人とトラックドライバーに愛されたお店なんでしょうね。
今でこそ「たら汁街道」なんて呼ばれてますが、トラックドライバーや地元の人じゃなければ、あまり通らない道です。
駐車場も完全にトラックドライバー向け。どのお店も広大な駐車場でびっくり。
カムロードもトラックですからね。
堂々と駐車させてもらいましたw
アクセスはこちら。
信州へ出かけた時など、糸魚川からすぐに北陸自動車道に乗ってしまいますが、下道を走ればこんな楽しい場所に来れるんですよね。
店内とたら汁のお味
到着したのは朝8:00頃でしたが、店内はほぼ満席ちかく。人のことを言えませんが、やっぱりテレビの影響って大きいですね。
店内には大きなショーケースがあり、鱈汁や定食系のメニューは直接取り出して温めてもらうスタイル。おばちゃんは決して愛想がいいわけじゃありません。
せっかくなので「真子の煮付け」も温めてもらいました。
待つこと10分程度でいよいよ「たら汁」が登場
簡単にいえば、ぶつ切りされた「スケトウダラ」が丸ごと1匹入ってるお味噌汁。これが年季の入ったアルミ鍋にたっぷり入って出て来ます。
一人前は800円。
ようやくお目にかかれた喜びに感動しつつ、四人で取り分けて、さて一口。
これがまあウマいのなんの。
あっさりしてるのにコクがあって、魚臭さとは無縁のすっごく優しい味。魚が苦手な方でなければ「嫌いな人はいないだろ!」ってくらい、ど真ん中の美味しさです。
この味には何よりも「肝」が必要な上、頭やアラ・骨から出る出汁と丁寧な下ごしらえが大切なんだとか。
水分が多く足の早いスケソウダラが、丸ごと1匹手に入る場所でなければ作れない味なんですねー。
私、余裕で二人分食べれますわコレ。
2年以上思い続け、ようやく口にできた「たら汁」なんとも懐かしい「おふくろの味」で、毎日食べても飽きないと思います。
リピート確定ですね。
栄食堂の裏手はすぐに海(ヒスイ海岸)
栄食堂の裏手は、線路になっていて、踏切を渡るとすぐに海。
渡ったらすぐに駐車場があって、海に降りることができるんですよ。
この近辺は「ヒスイ海岸」のすぐ隣。
ヒスイが拾えることで有名なんです。
美味しいたら汁を食べた後に、立ち寄ってみるのもいいですね。
もしかしたら大きなヒスイが拾えるかもw
朝ごはんに、こんな場所で美味しい「たら汁」を堪能したら、のんびりと海を眺めてボーっと過ごす。
キャンカーならではの、ぜいたくすぎる楽しみでした。
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