明日は早めに京都に戻らなければならないので、今日が最後の信州。
どうせなら思い出に残ることをしようと、やってきたのは白馬「八方尾根」
夫婦二人で初めてのトレッキングにチャレンジです。
できればどっかでトレッキングしたいなと、登山靴とザックだけは持ってきていました。それ以外、私の格好はひどいもんでしたがw
ゴンドラ&リフトで一気に標高1830Mへ
八方尾根は昔スキーでよく来ていましたが、冬以外に来るのは初めて。
当時、よく乗ったゴンドラ「アダム」に真夏に乗れるなんて!それだけでテンションが上がります。乗ってしまえば、一気に標高1400M。その後クワッドリフトを2本乗り継ぎ、標高1830Mの八方池山荘まで登ります。
下界よさらば!とテンションMAX
ゴンドラを降りたら20℃の別世界です。
八方尾根自然研究路トレッキング
八方尾根自然研究路トレッキングの代表的なコースは、標高1830Mの八方池山荘から標高2060Mの八方池までの、およそ1時間半のトレッキングコース。
残念なことに、八方池山荘に着いたら急にガスが。
素晴らしい景観を期待していたのですが、途中で晴れることを祈って登ることに。しかし未経験の私からすると「これ登るんかい!」な坂道に見えます。
何はともあれ、気合で登りだしました。
しかし想像以上のキツさ…自分の体力の無さに呆然。それでも、ひぃひぃ言いながら途中の八方ケルンまで到着。しかし、ガスってて何も見えません(涙)
八方池へ。なんとも言えない達成感
そこからもう一踏ん張りして、ついに目的の八方池に到着!
なんだろう…この達成感w
山登りをしてる方からすれば、なんでもないコースだと思いますが、私たちからすれば、たったの200Mの標高差でも、もうひたすら嬉しくて。
登山やマラソンにはまる人の気持ちが、少しだけわかったような。
それにしても、八方池に映り込む白馬の山々を期待してたんですが、残念ながらガスは晴れず、なーんも見えません。これにはちょっとがっかりでしたが、また来る時にお預けということで。
下りは余裕がありますから、少し植物を観賞したり、八方池山荘より下まで来ると晴れていましたので、リフト・ゴンドラから見える雄大な景色や、大空を気持ち良く舞っているパラグライダーを眺めつつベースへ。
ベースに降りると暑い!駐車場でエアコンをかけながらクールダウン。体を拭いたり、着替えをしたりと、キャブコンのありがたみを感じました。
それにしても本当に楽しかった!
信州キャラバンいちばんの思い出になりました。
一路、金沢へ。RVパーク和おんの湯で車中泊
もうこれ以上の満足度は得られそうにないことと、明日は早めに帰宅したいので予定変更して、金沢まで行っちゃおう!と一気に金沢へ向かいます。
美しい姫川を右手に眺めつつ日本海を目指し、糸魚川でコンビニに立ち寄ったら、白馬との温度差にびっくり。改めて真夏の長野っていいなぁと実感しましたよ。
車中泊先は、GWのキャラバンでも泊まった「和おんの湯」
こちらは一応RVパークに登録されてたんですね。
金沢も猛烈に暑いので、もちろん電源付きサイトに。遠慮なくエアコン全開にして、お風呂でトレッキングの汗を流した後、車内でしばらくのんびり。
夕飯はこちらもGWと同じ、フレンチの「グリエ・ジョー」。連休中は地元の魚が入りませんから、魚介類はオススメじゃないと思い、お気に入りのこのお店に。
美味しいワインと料理にすっかり満足した後は、疲れからソッコーで爆睡でした。
翌朝、一気に京都へ。
出発時はまだ怖いと思っていた、リーブスの運転もすっかり慣れて、100キロ巡航も追い越しも普通にこなせるように。
今回は、キャブコンで初めての長旅でしたが、やはりバンコンに比べて、かなり快適な旅ができるなあと実感。旅の日数が増えれば増えるほど、その感覚は強まると思います。
なんといっても旅という非日常の中にいながら、ゴロゴロと過ごせる広い車内では、自宅にいるようなリラックス感が得られ、非日常と日常をミックスさせた、濃淡のある旅を続けられるのがいいですね。
コルドリーブス、本当に頼りになる相棒だなと実感できましたよ。
それにしても、真夏の信州は素晴らしいところでした。
これは、毎年でも行くことになりそうです。
栂池高原も歩いてみました。
白馬で遊ぶには道の駅小谷で車中泊すると便利