【キャンピングカー快適化】
コルドリーブスに取り付けた「レカロシートLX-F-IL110H」とバーデンにつけてい「ブリッドユーロスター2クルーズ」との比較。
コルドリーブスにはそれなりにオプションをつけていますが、その中で一番高価だったものが「レカロシートLX-F-IL110H」カムロードのノーマルシートはちょっと座る気になりません。
このシートに座り、2500㌔ほど走りましたので、前車バーデンにつけていたブリッド:ユーロスター2クルーズとの比較をしつつレビューを。
あくまでも個人的感想ですし、装着してる車自体が違いますので、その点をふまえて、参考程度にしていただければ幸いです。
乗り込みやすさ・おりやすさは差が無い
キャンピングカーの場合、サイドサポートが高いと乗り降りが大変。
その点、「レカロLXーF」や「ブリッド:ユーロスター2」はサイドサポートが低いため、乗り降りしやすく、まさにハイエースやカムロードにぴったり。
比較すると、LX−Fの方が一段低く、サイドサポート自体が柔らかいため、さらに乗り降りしやすいかと。
座り心地の比較:レカロは包まれ感が抜群
さすがレカロはメディカルシート。
座り心地と包まれ感は抜群。
正直に評価すると、個人的には「レカロ:LX−F」の方が「ブリッド:ユーロスター2」より、座り心地がよく、疲れにくいと思います。
この辺は個人的な感覚なので、当然、ブリッドの方がいいという方もいらっしゃるでしょう。
私の感覚では「レカロLX-F」の方が柔らかく「ブリッドユーロスター2」は硬質。なんとなく、レカロが母ちゃん、ブリッドが父ちゃんという感じですかね?
レカロLX-Fは、柔らかく体全体を包んでくれて、ベストポジションの幅が広く、多少ズレても違和感を感じないのに対して、ブリッドユーロスター2は固めでカチッとして、決まったポジションで座らないとダメな感じ。
また、ユーロスター2は膝の裏がけっこう盛り上がっていて、圧迫感を感じるのに対し、レカロLX−Fの方は、ほとんどそういう感じがなくナチュラルな座り心地。
さらに、シート自体の材質やクッションの量が違うのか、クッション性にも差があるように思えます。
キャブオーバーのハイエースやカムロードの場合、前輪の真上に座るため、下からの突き上げがお尻と腰を直撃するんですが、レカロシートの方がクッション性が高く、ずいぶんマイルドに感じられます。
私は、もともとコルドリーブスにも、ブリッドユーロスター2を載せる予定でしたが、レカロLX−Fに実際に座ってみて、これはかなり違うなと感じ変更しました。
その他の機能面
LXーFにはエアーランバーサポートが付いている
レカロLX-Fにはエアーランバーサポートがあります。
背骨の形やリラックスできる角度は、人それぞれですし、高速走行時と山道といったシチュエーションによっても、運転しやすいポジションは変わります。シートのリクライニングだけでは、なかなかベストポジションを見つけるのは難しいですね。
そういう点で、細かな調整が可能なエアーランバーサポートは、秀逸な機能だと思います。
ユーロスター2のアームレストは長距離でかなり快適
これは、ユーロスター2に軍配。やはり、長距離になればなるほど、アームレストのありがたみは増すもの。
私自身、アームレストにはかなり強いこだわりがあって、アームレストの設定がないLX-Fは、実際に座るまで対象外にしてたくらい。
早く追加オプションで出てくれたらいいんですけどね。
LX-Fのシートヒーターは女性に嬉しい装備
LX-Fの上位モデルIL110Hには、シートヒーター機能があります。
アームレストの設定がない、レカロLX−Fを選択したのは、座り心地だけでなく、このシートヒーターがあることが理由。
わが家では、嫁さんと私の体感温度がかなり違うため、同じキャブ内でも私は暑い、嫁さんは寒いというのが普通。広いキャンピングカーですから、冬場は寒がりの嫁さんが辛そうだなぁと。
この問題を解決するのに、シートヒーターは有効だと思ったことと、私も腰痛持ちなので、腰を温めることは効果があると考えました。
個人的には、FFヒーター同様に割と長い期間使えるものだと思ってます。
2016/11/24追記
寒くなりいよいよシートヒーターを使用。
これ最高です(^^)
嫁さんは「ホンマにあったかい」と大喜びですし、私も腰が温まってすごく楽チン。暖房も控えめで十分なので、空気も乾燥しづらい。
温度も二段階で調節可能なので、体感温度が違っても使いやすいですね。
真夏以外は全然ありだと思います。
レカロLX-Fのおすすめモデルはシートヒーター付き上位モデル
レカロLX-Fには、上位モデルのIL110Hと、廉価版のIM110の二つが設定されていて、大きな違いは、
①シート表皮の素材
②シートの色
③シートヒーターの設定有無
これで価格差はおよそ6万円ほど。
個人的なお勧めはズバリ
上位モデル「レカロLX−F IL110H」
その理由は二つ
①ホワイトレザーがかっこいいw(超個人的好み)
②シートヒーターの設定がある。
まあ、ホワイトレザーは個人的な好みなので参考にはなりませんが、シートヒーターは、確実な効果が得られ、後付け不可能。
つけておいた方が後悔がないと思うからです。
✳︎使ってみてこれは絶対あった方がいいと思いました。
基本的に、レカロシートを載せようと考えるタイプの方は、その車に長く乗ろうと考えているでしょうし、仮に車を乗り換えることになっても、ノーマルシートには戻らないんじゃないでしょうか。
その場合、シートを載せ替えると思いますので、長い目で見れば十分に投資は回収できると思います。
まとめ:どちらもいいシート。機能面ではLX-Fが上回る
ハイエースもカムロードも、もともと商用車。乗り心地は普通車と比較になりません。さらに前輪の真上に座るため、かなり腰にストレスがかかります。
ましてキャンピングカーは頻繁に長距離運転をする車。チープなノーマルシートでは、間違いなく疲れてしまうと思います。
そういう意味では、シートのグレードアップは個人的にマストな快適化だと思っています。
前車ハイエースで「ブリッド ユーロスター2」現車のカムロードで「レカロLX-F」と装着しました。
両方とも素晴らしいシートですが、個人的には乗りやすさ・疲れにくさ・総合力で「レカロLX-F」が上回ると思います。
なかでも、機能面から考えてコストパフォーマンスの高い、上位モデルの「レカロLX-F IL110H」を強くオススメします。
このシートで運転してみて、見栄え・座り心地ともに非常に満足度が高いですし、ノーマルシートと疲労度は段違い。
長距離のキャラバンも、快適にこなせています。
また、嫁さんが隣で気持ち良く寝落ちしてる姿を見ると、無理してでも装着してよかったなと感じていますよ。
キャンピングカーにつけてよかった装備