京都市内の車中泊スポット・車中泊事情と京都市内の日帰り温泉をまとめてみました。
随時、更新・追加していく予定です。
目次
京都市内で車中泊する【市内の車中泊スポット】
2018年10が月現在、京都市内で車中泊可能なポイントは
- RVパーク京都南鴨川RVサイト
- RVパーク京都中央(New!2018/9にopen)
- 京都御苑
- 東山山頂公園駐車場(通称:将軍塚)
- 鳥せい
①RVパーク「京都南鴨川RVサイト」
RVパーク鴨川はキャンピングカービルダーの「バンテック京都」が運営しているRVパーク。
予約可能でトイレ・シャワー・ランドリー・AC電源付サイトもあり、外で料理ができないことをのぞけば、キャンプ場並みの利便性。
アクセスはこちら
有料ですが京都市内でストレスなく安全に泊まれる場所です。
名神高速「京都南IC」を降りてすぐの好立地で、近くには「コンビニ」や「ココイチ」があり、少し歩いて国道1号に出れば食事に困ることはありません。
私はこちらでキャンピングカーを購入しましたので、相談や洗車などで月に一度はお邪魔しています。
施設は清潔に管理され、休日はこちらを利用するキャンピングカーがたくさん。使いやすく安全な車中泊ポイントですよ。
少し残念なのは、最寄りの竹田駅まで少し距離があることでしょうか。徒歩ではハードルが高いのでタクシーを拾う必要がありますね。
伏見稲荷や伏見の酒蔵巡りにはとても便利な車中泊スポット。もちろん竹田駅からは市内中心部へもアクセスしやすいですよ。
②RVパーク京都中央
2018年9月、京都市内に新たな車中泊ポイント「RVパーク京都中央」が阪急京都線・京福嵐山線の西院駅からほど近い場所にオープンしました。
こちらも有料ですが、安全に車中泊することが可能です。
同じRVパークである京都南鴨川RVサイトと比べて、駐車場環境は劣るものの交通の番がよく、車で観光しづらい京都の車中泊ポイントとしてはピッタリです。
詳細はこちらの記事にまとめてあります。
③京都御苑中立売西駐車場(京都御所駐車場)
京都の中心、京都御苑(御所)の西側 烏丸通に面した駐車場。
東側にも御所東駐車場がありますが、こちらは高さ制限があるし道路から丸見え。それほど交通量は多くないものの、西駐車場の方が適しています。
市営地下鉄烏丸線の「今出川駅」「丸太町駅」にも近く
- 「今出川駅」か「丸太町駅」から地下鉄烏丸線に乗れば、四条烏丸・京都駅へ直通。
- 「四条烏丸」で阪急線に乗り換えれば河原町まで一駅
- 「烏丸御池」で東西線に乗り換えれば、二条城・嵐山方面・祇園方面へのアクセスもOK。
夕飯に京都のちょっといいモノを、なんて場合には使いやすい場所です。
24時間入出庫可能で、バスも出入りするため大型車も駐車可能。
料金は
- 普通車 3時間まで500円 以後1時間毎100円
- 大型車 3時間まで1300円 以後1時間毎200円(※大型車は高さ2.3m以上の車両)
駐車場そばにはトイレが設置されており車中泊には困らないでしょう。
ちなみにちょっと怖い「封印されたトイレ」もあります。
京都の主要な南北通り「烏丸通」に面しているため、夜でもややうるさいかもしれません。
京都御苑は一般開放されているとはいえ「御所」
まさに京都の中心なんですよね。上から見下ろせばその大きさがわかります(写真中央の緑の部分が全て京都御苑です)
皇宮警察が24H警備をしていますし、イベントや迎賓館に要人を迎える場合など、非常にものものしい雰囲気になります。
なお、春と秋のわずかな期間のみ行われていた御所の一般公開が、2016年7月から通年公開され、事前申し込みなしで、誰でも御所を見学できるようになりましたよ。
京都市民にとっては憩いの場所ですから、つまらないことをするとすごく目立ちます。
撮影当日もキャンカーで二台分の駐車場を占有して、どこかへ行ってる車がありましたが、そういう場所じゃありません。パークライドで使ったりするのはマナー違反だと思ってください。
駐車場は常に満車近く。京都の主要な観光スポットですから、長時間の駐車は遠慮すべきでしょう。
④東山山頂公園(通称:将軍塚駐車場)
こちらは京都市内が一望できる有名な夜景スポット。無料の駐車場と公衆トイレが併設され、車中泊も可能です。
確かに「東山山頂公園」は京都市内では珍しい無料で車中泊が可能なポイント。でも個人的には全くおススメできません。
その理由は
- 有名な夜景スポット。週末はやんちゃな若者が来やすい
- そんな場所だから警察も来る
- 駐車場は日中夜間問わず出入りが多い
- トイレは水洗ではなく綺麗とは言い難い
- この近辺の夜はちょっと怖いといわれる場所(心霊スポット的な意味で)
この写真は2017/3/4 10:00頃
公衆トイレの前にはゴミが散らばり、やや荒んだ感じがします。
この時間でも数台の車中泊と思しき車がいましたが、左手に写っている水道を使って、洗い物か洗濯をしてたり。道の駅とは明らかに雰囲気が違います。
H26.10月に青龍殿ができたことで、早朝からの観光客も急増。車中泊そのものが不審な目で見られがちな場所になっているかも。
この場所で車中泊しろと言われたら、恐がりの私には罰ゲームレベル。車中泊は可能ですが、できればやめといた方がいいと思うんですが…。
「タダより高いものはない」ってよく言うじゃないですか。
京都は歴史のある街。
怖い場所もたくさんあるんですよ。
⑤鳥せい 駐車場
こちらは車中泊OKという場所ではありませんが、伏見の有名店「鳥せい」で晩御飯を食べてお酒を飲むなら「朝まで寝てっていいよ」という場所。
美味しい鳥料理屋さんです。
伏見の酒蔵巡り&鳥せいで晩ごはんを食べる予定があればどうぞ。
詳しくはコチラの記事で
国立京都国際会館の駐車場は現在使用不可
京都国際会館の駐車場は地下鉄国際会館駅から近いため、電車で中心に出るのも便利だし、洛北の観光拠点として使い勝手が良かった場所。
車中泊禁止とアナウンスされていたにもかかわらず、頻繁に利用されてました。
しかし新ホール建設のため、現在は許可を受けた催事関係者のみ駐車が可能となっています。(30年6月末まで)
その後の動きはわかりませんが、少なくとも「歓迎されてない」ことは間違いありません。禁止と明確なスタンスを出している場所で、車中泊すべきではないと個人的に思います。
観光はパーク&ライドで
京都市内で車中泊するにせよ、車で観光スポットへ行くのはオススメできません。電車&バス&徒歩の方が早いし確実です。特に東山・嵐山方面は避けた方が無難。
パーク&ライドで、余裕を持って観光しませんか?
こちらの記事も参考にしてください。
京都市内の車中泊事情
京都は車での観光、まして車中泊に対しては冷ややかな街。
もともと排他的と言われる土地柄ですし、ほとんどの人は観光産業に従事していません。そこへ年間5500万人以上の観光客が訪れるわけですから、自分たちの生活にも色々と支障が出ます。
イイ顔するわけがないんですよね。
基本的に「RVパーク」以外の場所で車中泊することは、歓迎されていないと思ってください。
京都観光に使える市内中心部から90分程度の車中泊スポット
京都市内からは少し時間がかかりますが、中心部まで90分程度の車中泊スポットも活用できると思います。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
車で行ける京都市内の日帰り温泉まとめ
車中泊の場合、もうひとつの問題は食事と入浴。
京都市内で食事に困るなんてありませんが、入浴に関しては意外と面倒。
車で行ける京都市内の日帰り温泉(スーパー銭湯)は以下の通り。
- 伏見力の湯
- 玉光湯 ひじりのね伏見店
- 京都桂温泉 仁左衛門の湯
- さがの温泉 天山の湯
- 壬生温泉 はなの湯
これ以外にも「嵐山 風風の湯」や「くらま温泉」などがありますが、車中泊の入浴には向いていません。
「嵐山 風風の湯」
車で行く場所じゃありません。
電車で遊びに行ったついでに入浴するならありですが、荷物も大変だしかなり混雑していますよ。
【公式】京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯(ふふのゆ) / 京都 ホテル 宿泊情報 ホテスパ - HOTESPA.net
「くらま温泉」
アクセス的に遠い上、入浴料が2500円とかなり厳しい。
伏見力の湯・玉光湯 ひじりのね伏見店
RVパーク鴨川から車で10分程度の距離。RVパーク鴨川を利用するなら、こちらが便利でしょう。
京都桂温泉 仁左衛門の湯
国道9号線沿いにあり、京都縦貫道「沓掛IC」に向かう場合に利用するのが便利。
「道の駅 ガレリア亀岡」を利用する時などに使えます。
さがの温泉 天山の湯
場所的に少し使いづらいかも。
三条通り沿いで便利なのですが、嵐山に近くなるため混雑しやすいこと、一本入り込むと、迷路状態になってしまいます。
壬生温泉 はなの湯
市内中心部に近く、一番利用価値が高そうです。
しかし、ほぼ地元の人しか使わない「松原通」に面しているため、探しづらいかもしれません。
土地勘がない場合、少し面倒ですが五条通り(国道9号)に出て「五条千本」か「五条壬生川」の交差点を上がり、松原通を左折するのが、一番わかりやすい行き方です。
ちなみにどの日帰り温泉も、都会にありがちなものですし、土日や夜はかなり混雑します。京都市の人口に対して「日帰り温泉」が少なすぎるんですよね。