2017/3/4~5
びわ湖湖畔ではもっともメジャーなキャンプ場「マイアミ浜オートキャンプ場」へ行ってきました。
びわ湖の眺望が素晴らしい高規格キャンプ場。施設・サイト・いい所やイマイチな点を紹介します。
目次
- マイアミ浜オートキャンプ場の基本情報(料金・チェックイン・アウト・アクセスetc)
- マイアミ浜オートキャンプ場:各サイトの紹介と施設
- マイアミ浜オートキャンプ場のいいところ・悪い所まとめ
- 利用当日の出来事。またもや「迷惑キャンパー」遭遇
- 近くの見どころ:第一なぎさ公園の菜の花畑
- まとめ
マイアミ浜オートキャンプ場の基本情報(料金・チェックイン・アウト・アクセスetc)
所在地: 〒524-0201 滋賀県野洲市井口3326−1
電話 : 077-589-5725
チェックイン・・・14:00
チェックアウト・・翌日12:00
利用料金はちょっと複雑
マイアミ浜オートキャンプ場の料金って、ちょっと複雑なんですよね。
- テントサイトとキャビンがそれぞれ3種類(A・B・C)
- シーズン設定が5種類(トップ・ハイ・オン・バリュー・オフ)
サイトとカレンダーを照らし合わせて料金がわかります。
■カレンダーと料金はコチラ↓
http://www.maiami.info/ryoukin/2016.htm
シーズンによって利用料金の格差が大きく、例えばAサイトの場合、トップシーズンとオフシーズンの価格差は5200円。
夏場は他のキャンプ場と比較しても利用料金は高め。逆にオフシーズンは、かなりお得感が感じられるメリハリのある料金設定です。
予約の際、親切に料金を教えて頂けますが、時期によっては「高くてビックリ!」なんてパターンもあるので、事前にきちんとカレンダーを確認しておきましょう。
マイアミ浜へのアクセスと混雑度
基本的に湖西道路から「びわ湖大橋」を渡るのが一番近いです。
でも週末の湖西道路は、坂本北からの渋滞がお約束。特に夏場はかなりひどい状況になるため、名神の「栗東IC」「栗東湖南IC」を使った方が早い場合もあります。
夕飯のお買い物
どちら方面から向かうにせよ、道中に大きなスーパーがたくさんあり、買い物には困りません。個人的に「ここがおススメ!」と思うのは二つ。
ピエリ守山
ピエリ守山の中にある「生鮮食品館 TOKUYA」の鮮魚コーナーはぜひ一度行ってみて。かなりイイモノが驚きの価格で売られています。
私はこちら方面へ出かけた場合、必ず立ち寄ることにしています。他のものも全般的に安くて、キャンプの買い出しにはピッタリですよ。
道の駅びわ湖大橋米プラザ
びわ湖大橋のたもとにある道の駅で、眺めも良くちょっと立ち寄るのも楽しい場所。
何よりも新鮮な野菜がたくさん売ってるんです。
この日買った「三色のニンジン」は、本当に美味しかった。写真の野菜はセロリを除いて全てこちらで購入。どれも安くて味は抜群ですよ。
管理棟~セキュリティゲート
マイアミ浜オートキャンプ場はコールマンと提携しているようで、管理棟には、所せましとコールマンのアイテムが並んでいます。
応対はとても丁寧で、手続き後にセキュリティゲート用のカードを渡されます。これがないとゲートをくぐれませんので、少し安心できますね。
入浴
近場のお風呂は「みずほの湯」と「ほたるの湯」
どちらも車で15分ほどはかかりますから、チェックイン後に行くのはやや不便。
滋賀県守山市にある本格日帰り温泉 守山天然温泉『ほたるの湯』
マイアミ浜オートキャンプ場:各サイトの紹介と施設
広大なマイアミ浜オートキャンプ場は、3つのゾーンに区切られています。
ABCそれぞれ雰囲気が違い、どのサイトも施設はとても充実。
関西屈指の高規格「Aサイト」
湖に面したサイトと林間の雰囲気を残した、マイアミ浜オートキャンプ場のメインサイト。
木立に囲まれた広々としたサイトには「個別のシャワールーム」と「水場」「AC電源」が設置されており、関西屈指の高規格
管理棟・セキュリティゲートからも近く、林側は夏場でも涼しく落ち着いた雰囲気があります。
料金設定は高いものの、他のサイトでは味わえないリゾート感があり、特に夏場は利用価値が高いでしょう。
開放感抜群の「Bサイト」
常にびわ湖が視界に入る湖側が人気。マイアミ浜オートキャンプ場で一番開放的な雰囲気なのがBサイトです。
びわ湖がすぐ目の前。
広々としたサイトは、植え込みで綺麗に区画されて、プライベート感も確保。設営もしやすく、大きめのツールームテントでも問題ありません。
びわ湖を眺めながら、のんびりビールを飲んだりすると「最高やなぁ」と思えるサイトです。
Aサイトほどではありませんが、十分な高規格キャンプ場ですが、次のようなマイナス面が
- 日除けになるものがないため真夏は灼熱
- びわ湖からの風をまともに受けやすい
- サイトのトイレが循環式水洗
- 併設のコテージに迷惑客が来る可能性が高い
この中で一番問題なのは、コテージにくる迷惑キャンパー
私はBサイトの雰囲気が一番好きなので、よく利用してるんですが、ほぼ100%コテージの迷惑キャンパーに当たります。
落ち着いた雰囲気のCサイト
管理棟・入場ゲートから一番奥まった場所にあり、作り的にはBサイトに近いですが、落ち着きがあっていい感じ。
Bサイトとの違いは、不定形なサイトが多く、やや狭いこと。
Cサイトのトイレは綺麗に清掃された水洗トイレ。Bサイトの循環水洗が苦手ならこちらの方がいいでしょう。ただし洗い場がBサイトと共有になるため、一番遠い場所からは結構歩く必要がありますね。
こちらにも中心にコテージがあるんですが、あまり迷惑客にはあったことがありません。
ABサイト設置のコテージと違い、手ぶらキャンプができないため、きちんとしたキャンパーが来るためでしょう。
この点だけでも個人的にCサイトのほうが使いやすい気がします。
手ぶらキャンプでグランピング気分に「コテージ(ヴィラ)」
各サイトにコテージ(ヴィラ・ケビン)があり、A・Bサイトの「ヴィラマイアミ」「マイアミケビン」は手ぶらキャンプが可能。
タープ・チェア・テーブル・焚き火台・調理器具・シュラフなど、必要なものは全て付属しエアコンも完備。
まさにお手軽キャンプが可能で、広々したサイトはちょっとしたグランピング気分を味わえます。
エアコン完備のため、夏場の暑さも冬の寒さも問題なし。こういう経験を通じてキャンプ・アウトドアが好きになれたら一番ですね。
炊事場・洗い場・ゴミ処理
水回りは常に綺麗に清掃されて使いやすいです。
しかしサイトの数に対してやや不足気味で、トップシーズンは混みあうことも。
ゴミは細かい分別が必要ですが、ほとんどのゴミを引き受けてくれます。
トイレ・シャワー
トイレは場所によって当たり(水洗)はずれ(循環式)が。
循環式が嫌なのは気分的なもので、決して清掃が行き届いてないわけではありません。でも古さは否めませんし、わが家の女性には不人気です。
特にBサイトはメインのトイレが循環式のため、それが嫌な場合はA・Cサイトの奥まで行かねばなりません。
Bサイトに設置されているコインシャワーもちょっと老朽化してるかな?という感じ。温泉には車で行かねばならないため、シャワーの利用価値は高いんですけどね。
マイアミ浜オートキャンプ場のいいところ・悪い所まとめ
マイアミ浜オートキャンプ場のいいところ
- アクセスの良さ、買い物などの利便性
- びわ湖の素晴らしいロケーション
- 綺麗に区画され使いやすく、趣が違う各サイト
- 手ぶらOKな冷暖房完備のコテージがありお手軽キャンプが可能
- オフシーズンの料金設定がある
何といっても、びわ湖の素晴らしいロケーションと高規格キャンプ場の組み合わせは、「これぞキャンプ!」という気分になれること間違いなしです。
湖西道路の渋滞がやや面倒ですが、京阪神からのアクセスも良く、買い物も便利。
さらに手ぶらOKなコテージでは、気軽にグランピング気分を味わえる上、オフシーズンならコストパフォーマンスも抜群。
マイアミ浜オートキャンプ場の残念なところ
マイアミ浜オートキャンプ場の残念な部分は
- 夏場の週末は料金が高い
- 近くにお風呂が無い
- キャンプ場は遊泳禁止
- コテージに迷惑キャンパーがくる可能性が高い
夏場の週末はちょっと割高かなぁ。施設やロケーションから考えれば妥当かもしれませんが、もう少し安ければ…と思うのが正直なところ。
またびわ湖に面していながら「遊泳禁止」なのは、お子さん連れの方にとって、かなり残念なポイントですね。
個人的に一番残念なのは、手ぶらキャンプが可能なために、バーベキューの延長としか考えていない迷惑キャンパーにほぼ100%当たること。
静かに過ごしたいキャンパーにとっては、深夜まで続く大騒ぎは、本当に気分を害されるものです。
利用当日の出来事。またもや「迷惑キャンパー」遭遇
久しぶりのキャンプを楽しみに来てるのに、今回もまたまた「迷惑客」に遭遇。本当にマイアミ浜のBサイトでは100%かち合いますw
私の運が悪いだけなんでしょうか…。
今回の迷惑客は、大騒ぎというほどではないものの、とにかく大音量で音楽をかけ続けるパターン。聴きたくもない音楽を聴かされる身になれないもんかな?
さすがにムカついて注意しに行こうと思ったら、嫁さんが「絶対ダメ」と。まあ最近は逆ギレも怖いですからね。やむなく管理人に注意してもらおうと思ったら、代表電話は受付終了。
定期的に注意点をアナウンスするんですが、それじゃ効果がないのは分かってると思うんだけどなぁ。マイアミ浜の管理人さんには 適切な巡回と指導を強化することを心からお願いしたい。
ちなみに翌朝も、朝一番から大音量でゴキゲンさん。
チョイスしたアルバムは「松山千春ベスト」でしたが、趣味がよーわかりませんw
近くの見どころ:第一なぎさ公園の菜の花畑
帰り道に立ち寄ったのは「ピエリ守山」のすぐそばにある「第一なぎさ公園」
公園一面に菜の花が咲いていました。
どうやら1月上旬から2月下旬まで長期間咲く「寒咲花菜」という早咲きの菜の花のようです。
じゃらんより引用
菜の花畑について
1月上旬~2月下旬にかけて「寒咲花菜」という種類の早咲きの菜の花が敷地一面に咲き乱れます。琵琶湖の向こうに見える雪をかぶった比良山と12,000本もの黄色い菜の花のコントラストは絶景と有名。
菜の花畑と雪の残る比良山系。
思わぬところで素晴らしいコラボレーションに出会えました。
これは来年もこの時期にリピート確定ですね。
まとめ
素晴らしいロケーションと高規格な施設を持つ「マイアミ浜オートキャンプ場」
割と高めの料金設定もうなずける、満足度の高いキャンプ場です。
それゆえに残念な部分が目立ってしまいます。
キャンプ場自ら「利用客のマナー向上」を図ってくれることを期待したいですね。
滋賀のキャンプ場