2017.7.15~17
鮎釣りがてら岐阜県下呂市の馬瀬川沿いにある「すずし野キャンプ場」(正式名称はフィッシング&バーベキューすずし野)にお世話になってきましたので紹介します。
目次
基本情報
住所・利用料金
住所:〒509-2612 岐阜県下呂市馬瀬名丸
利用料金
キャンプ一泊:一人1日500円の利用料金が別途必要です。
デーキャンプ | 1人500円 | |
キャンプサイト | 2,500円 | 4人まで |
バンガロー 4人用 | 6,000円 | |
バンガロー 4人用 | 7,000円 | 軒下有り |
バンガロー 多人数用 | 20,000円より | 10〜20人程度 |
BBQハウス(小) | 1,000円 | 3時間まで 延長一時間ごとに1,000円 |
BBQハウス(大) | 1,500円 | 3時間まで 延長一時間ごとに1,000円 |
BBQ用品レンタル 1セット |
2,000円 |
アクセス
<中部・関西方面から>
東海北陸道「郡上八幡IC」から60分
<関東方面から>
東海環状自動車道「富加関IC」から80分
買い物
近場にはスーパーどころかコンビニもありません。
できるだけ到着前に買い物は済ませて、買い足しは国道41号まで降りて「バロー」へ。往復20㎞以上になります。まあ馬瀬川周辺のキャンプ周辺はだいたいこんなもんです。
入浴
入浴は車で15分ほど走ってスパー美輝へ。
少し古めですが、広々したお風呂でめっちゃ気持ちいいですよ。
サイトと施設
どちらかと言えばオートキャンプ場というよりも、バンガローとバーベキュー場がメイン施設。はっきり言ってテントキャンプには不向きです。実際、テントを張る場所はかなり適当。
敷地内のテントサイトは、どちらかと言えば駐車場といったほうが正解な感じですね。
川床バーベキューサイト
なお川沿いに「川床バーベキューサイト」があって、こちらがテントキャンプ可能だと思います。降りたらすぐにそこは川という自然たっぷりな場所ですが、鮎釣り師が頻繁にそこかしこを移動するので、ちょっと他のキャンプ場とは違う雰囲気ですね。
バンガロー
(奥に映る茶色の建物がバンガロー・手前の三角屋根は倉庫や着替え場所になってました)
こちらがメイン施設でしょう。
宿泊費用も安く手軽に楽しめるのは何よりで、遊びに全力なら設営・撤収の手間暇がないぶん、楽しめるはずです。
バーベキューハウス
屋根のついたバーベキューハウス。
キャンプ当日もたくさんの人がバーベキューを楽しんでいましたよ。お手軽さならこちらが一番でしょうね。
トイレ
すごく清潔でウォッシュレット付きの洋式。
近辺には車中泊の人も多く、夜間に無断で利用されないよう、週末は鍵を渡されました。
水回り
網・コンロ専用の洗い場と通常の洗い物の場所が分けられており、どちらもすごく清潔に保たれています。
シャワー
シャワーは4分100円とリーズナブル。ボディソープはありましたがシャンプーはなし。
こちらもすっごくキレイ。苦手な嫁さんもよろこんでシャワーを浴びてました。
アクティビティ
馬瀬川は本当に綺麗な清流。
お子さんと行くならぜひ川遊びを。
ただしキャンプ場の前は比較的流れが早くトロ場や淵がありません。何より鮎釣り師がたくさんいて、お子さんの川遊びにはちょっと向いてないかも。
馬瀬川にはもっと川遊びに向いた場所もたくさんあるので、管理人さんに聞いていくのがいいかもしれませんね。
もちろんライフジャケットだけは忘れずに。
注意点
買い物、入浴ともに少し距離がある
入浴も買い物も片道10㎞以上の道のり。しかもその二つが離れてるので、まとめて行くと結構大変。
お風呂は仕方ないにしても、二泊以上するなら食材は多めに用意しておきましょう。
鮎釣り師が多い
馬瀬川はメジャーな鮎釣り河川。すずし野キャンプ場も、鮎釣りのお客さんがすごく多く、普通のキャンプ場とは雰囲気がまったく違います。
ブヨ・アブには覚悟
飛騨方面の川は本当に綺麗なんですよ。
そのぶんアブとブヨは消費税みたいなもんで、かなり面倒。
今回もハッカ油を持っていったにもかかわらず、相当食らってしまい、一週間以上経つのに痒いのなんの。ほんと最強の虫ですね。
ハッカと言えば北見。
20mlでお得なので、こちらの商品をスプレーに移し替えて使ってます。刺激が強いので少し薄めた方がいいかもしれません。
管理人さんの人柄に惚れる
年配のご夫婦が管理人をしてるんですが優しいんですよ。
おじいちゃんの方は、全部奥さん任せらしく、色々と面倒をみてくださる割には「お金払います」や「これいくら?」と聞いても「おれわからん。嫁さんが来るまで待って」ってw
奥さんはしっかり者でテキパキしてるんですが「野菜取れたであげるよー」なんて美味しい野菜を差し入れしてくれたり。ほんと田舎のほのぼの夫婦って感じ。
それでも設備をすごく綺麗に保ってるところが、素敵ですよね。
自由な雰囲気
テントキャンプはかなり適当な感じなぶん、チェックインもわりと自由なんでしょうか。私は鮎釣り目的だったのもあって、朝の8:30からチェックイン。
だってウェーダーを着た後に設営するのマジで暑いんだもの。一声かけたらそのまま設営させてくれましたw
そういう意味では、カッチリしたキャンプ場が好きな人には全く向いないかもしれませんね。
まとめ
老夫婦二人が管理人をしてる、自由な雰囲気の田舎のキャンプ場。
オートキャンプではなく、バンガローに泊まるのが一般的ですが、テントを張ることももちろん可能です。
キャンプ場内の施設は本当に清潔で特Aレベル。日中の人も少なく、のんびり過ごせることは間違いありません。
これから毎年お世話になろうかなと思えるキャンプ場でしたよ。
当日活躍したキャンプギア
夏場は炭だと暑い…。特に釣りなど他のアクティビティが目的なら「炉ばた大将」が一番便利だと思います。
重ねるだけでラックとして十分以上の能力。収納と積載を兼ね備えた神アイテムです。
トラスコダンボー折りたたみコンテナ。便利なのにめっちゃかわいいw
足場が悪くても安定するランタンスタンド。こちらのキャンプ場にはピッタリでした。