キャンプを始めたい未経験者と同行し、接待キャンプしてきました。
同行した彼が一番胸キュンしたアイテムは、なんと「スノーピーク パイルドライバー」
彼の感想を聞いて、改めてパイルドライバーの素晴らしさに気づきました。
目次
- 同僚クンがキャンプを始めるらしい
- 彼が選んだマストバイアイテム1位は「パイルドライバー」
- スノーピーク「パイルドライバー」って?
- パイルドライバーの特徴
- パイルドライバーの使い方
- パイルドライバーのメリット
- パイルドライバーの注意点(デメリット)
- 収納ケースは釣竿用の(セミ)ハードケースで代用可能
- パイルドライバーが複数本必要な理由
- まとめ
同僚クンがキャンプを始めるらしい
最近、キャンピングカーを契約した同僚クンがいます。
そんな彼がキャンプを始めたいとのことで、相談がありました。
聞けば、バーベキューの経験はあるものの、本格的なキャンプは全くの未経験。
そんな彼がキャンプを始める理由は、まだ小さなお子さんとの思い出づくり&ソロキャンプ。でも何が必要でどこのを買えばいいのか?が全くわからない。
ほんじゃ、とりあえずやってみよか!と、一緒にキャンプに出かけました。
彼にとって初めてのキャンプはとても新鮮で、「こりゃ楽しい」と思って頂けたよう。ホスト役としてはいたく満足なわけです。
彼が選んだマストバイアイテム1位は「パイルドライバー」
後日、酒を飲んだ時に「一番気に入ったアイテムは?」と尋ねると、ちょっと予想外の答えが返ってきました。
それがスノーピークの「パイルドライバー」
斜め上の答えに「え!そこ?」と一瞬ビックリしましたが、確かにオリジナリティでは他の追随を許さないアイテム。
さすがに10年以上も使ってると、当たり前に感じてましたが、キャンプ初心者には「目から鱗」の一品のようです。
スノーピーク「パイルドライバー」って?
キャンパーには超メジャーなアイテム「パイルドライバー」複数本持ってる人も珍しくありません。
スペックは
- サイズ:240cm
- 収納サイズ:110cm
- 材質:本体/スチール
- 重量:1,700g
- 先端保護キャップ付
その機能は…
「打ち込む・立てる・引っかける」
たったこれだけのシンプルな道具なのに、その形状からは使い道の想像がつかないようで、キャンプ初心者の度肝を抜いたようです。
でもよくよく考えてみると、代替えが効かないオンリーワンなアイテムなんですよね。
主に「ランタンポール」として使用するのが一般的ですが、まあ引っ掛けられるモノなら、なんでも引っ掛けとけばいいんですw
パイルドライバーの特徴
パイルドライバーは「3本継のスチール棒を蝶ナットで固定するだけ」というめっちゃシンプルな作り。
- 先端が鋭く尖った槍のような形状
- それぞれの棒が降り出し竿のような緩さで上から下に打ち込むことが可能
- トップのパーツは反転するとランタンフックになる
この構造によって
- 好きな場所に打ち込むことができる
- 安定度が抜群で風で倒れたりすることがない
- 直接打ち込むため土台がなく、足を引っ掛ける心配がない
他のランタンポールと比較すると「自由」「安全」「安定」と三拍子そろった、まさに究極のアイデア商品。
これ考えた人、マジで天才だと思う。
パイルドライバーの使い方
使い方は実にシンプル。
確かに初心者に想像はできないかも。引っ張り出してきた時に「これ何に使うんやろう?」とすごく疑問に思ってたらしいんですw
①地中に直接打ち込む!
サイトの好きな場所で「カンカン」叩いてまっすぐ地中に埋め込む。
鋭くとがった先端とパイルドライバーの自重で、キャンプ可能な場所なら殆どの場所に打ちこむことができますよ。
②蝶ナットを締めて好きな高さに調整する
打ち込んだパイルドライバーの蝶ナットを締めて、好きな高さで固定します。
③フックを反転させて引っ掛ける
パイルドライバートップのフックを反転させてランタンなどを引っ掛けます。
基本はランタンスタンドですが、引っ掛けられるなら何でも吊るして構いません。例えば食器を干すのはもちろん、洗濯物を干したりw
ポールにランタンフックを引っかければ、いろんなものを同時に吊るすことができますよ。
パイルドライバーのメリット
パイルドライバーの最大の特徴は、本体を直接地中に打ち込み自立すること。
他のランタンスタンドと違い土台が必要ないため、足元の場所を取らず安全なんです。
安定感があり、足元が安全
自重のある本体を地面に刺して固定するため安定感は抜群。最大のメリットは広げた脚につまずくことがないため安全なこと。
キャンプ初心者の頃、足を広げるタイプのランタンスタンドを買ったんですが、何度もつまずいて転びかけたので、パイルドライバーを買った経緯があります。
ランタンスタンドって、火器をぶら下げているだけに本当に危険。特にお子さんがいる場合、なおのことです。
設置場所の自由度が高い
刺さる場所ならどこでも設置可能。傾斜のキツいサイトや河原など不安定な場所でも自由に打ち込めます。また足元を気にしなくて済むため、スクリーンタープの中でも使えるのがナイス。
パイルドライバーの注意点(デメリット)
まさにグングニル!保管・運搬には注意
パイルドライバーの先端は完全に凶器。
その気にならなくても、先端は容易に人に刺さります。とにかく子供にいじらせるのは危ないし、そのまま保管するなんてもってのほか。必ず先端のキャップをつけた上で、何らかの収納に入れなくちゃダメ。
収納ケースが本体なみに高い
収納ケースが必須にもかかわらず、足元を見ているのか、収納ケースが本体とほぼ同等の価格。確かに頑丈そうな作り&複数本入る専用ケースですが、本体と同じ値段なんて躊躇してしまいますよね。
まさにオマケはどっちだ状態w
パイルドライバーに限らず、収納関係の価格は高すぎると思います。メーカーさん、ちょっと考えて欲しいなぁ。
収納ケースは釣竿用の(セミ)ハードケースで代用可能
参考になるかわかりませんが、パイルドライバーの収納ケースに手が出なかった私は、たまたま持ってた釣竿のセミハードケース(鮎竿用)に収納しています。
専用ケースほどスリムじゃありませんが、耐久性や安全性は十分。
これに限らず、竿用(セミ)ハードケースはパイルドライバー専用ケースよりも随分安いので、こちらの方がいいんじゃないですかね。どれも大概2本は収納可能だと思いますよ。
パイルドライバーが複数本必要な理由
パイルドライバーというより、ランタンが複数必要なケースって結構ありますよね。
例えば、虫が多いシーズンの虫除け用や、スクリーンタープやツールームの室内用と外用など。
私は今キャンピングカーなので、サイドオーニングのフックを使うため一本で済んでいますが、テントキャンプならやっぱり2本は必要かなと思います。
またキャンカーの場合、サイドオーニングがあっても、風が強くてオーニングを出せないケースがありますから、最低一本はあった方がいいですね。
パイルドライバーってセール時期はすぐ売り切れたりします。もう一本欲しい人が買うタイミングなんでしょうね。
そういう意味でも時期を問わないカンセキの優待は優秀。
まとめ
初キャンプを経た同僚クンの意外な選球眼で、今さらパイルドライバーの良さに気付かされました。
キャンプ初心者にとって必要なアイテムってわからないことだらけ。特にランタン関係は失敗しやすいもの。さらにそのスタンドも必要ってなかなか頭が回らないですよね。
もし今からランタンスタンドを買おうと思っていたり、今使ってるランタンスタンドでよくコケそうになるなら、パイルドライバーを選択肢に。
本音ベースで言えば、ランタンスタンドはスノーピーク「パイルドライバー」一択だと断言します。それくらい他社のアイテムとは一線を画す代物ですよ。
ランタンの選び方
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