5/14~15、長浜で遊んできました。
京都から長浜って、だいたい100キロくらいなんですが、日帰りで行くには少しめんどいし、旅行に組みこむほどじゃないしと、中途半端な場所なので、何度も通ってるのに立ち寄った事がなかったんですよね。
前乗りして、翌日にゆっくり観光して帰ろうというプランです。
みずどりステーションで車中泊し、長浜城(豊公園)へ
帰宅した嫁さんと19:00に長浜へ出発。
入浴も夕食の買い物もすませて、みずどりステーションで車中泊。静かで、車中泊もしやすい道の駅でしたよ。
翌朝、びわ湖沿いを散歩してきましたが、清々しいとはまさにこのこと。
前のりの一番いい所は、朝の散歩じゃないかと思います。
びわ湖沿いを15分ほど気持ち良くドライブすれば、目的の長浜周辺です。
長浜の散策には豊公園が便利。
駐車場は無料で、公園内にはびわ湖はもちろん、長浜城があります。黒壁スクエアまでも歩いて10分程度ですので、こちらに駐車してぶらぶらと散策するのが一番だと思いますね。
公園内の散策も、木々が覆い、びわ湖からの涼しい風が吹いて、とても気持ちのいい所です。桜の名所百選にも選ばれているようで、桜のシーズンは大混雑のようです。
長浜城自体は、再建したものなので、中は見ませんでした。
なぜか、野良猫が気持ちよさそうに昼寝をはじめましたので、ついつい激写してしまいましたw
黒壁スクエアへ
黒壁スクエアは、元々は銀行だった珍しい黒漆喰の建物を、取り壊しの危機に際して立ち上げた第三セクター「黒壁」が、黒壁ガラス館としてオープンさせたのが始まりです。
その後、次々に周辺の古い建築物などを、ガラスショップやカフェや美術館などに再生し、年間200万人以上が訪れる一大観光スポットに成長させた、第三セクターの珍しい成功事例。
面白いのは、長浜とは全く無縁のガラスを主要な産業としたことと、電車の利便性向上や、近江を舞台にした大河ドラマが放送されるなどの、追い風によって観光客が増加し、加速度的に魅力あるスポットに成長したことです。
実際、ガラス館のオープンは平成に入ってからなので、いくつかの古い建築物しかなかった町が、わずかな30年足らずでここまでになるとは、立ち上げ当時の人達は想像できたんでしょうか。素晴らしい先見の明と情熱ですよね。
黒壁ガラス館の中は、綺麗なガラス製品が並び、2階にはヨーロッパのガラス製品が陳列販売されています。
ぶらぶらと歩いてみますと、キャッチフレーズの「レトロモダン」という言葉がしっくりきます。古い町並みの古い建物の中では、体験教室やギャラリー、工芸品や名産品の販売など、カルチャー色の強いものが行われています。
その中でも最大のサブカルチャーはここ、海洋堂ミュージアムですw
言わずとしれたフィギュア界の雄。入り口にはケンシロウと大魔神が睨みをきかせています。お気に入りのダンボーもこちらの製造です。
じっくり見たかったのですが、嫁さんが速攻で飽きてしまい、次の場所に引っ張られていきました。ほんと、男女の志向の違いは埋まりませんね。
昼食は有名な親子丼の鳥喜多と迷いましたが、当日は暑かったので、ひんやりとしたお蕎麦をチョイス。
コシのしっかりした、なかなか美味しいお蕎麦でした。大盛りの量がすごいw
古い建物も多いですが、高山などとは少し趣きが違い、なんとなく街全体ミュージアムのような感じで、特に女性は楽しめる気がします。
もともと太閤秀吉や石田三成など、戦国時代の武将にゆかりの深い長浜ですが、そんな歴史に加えて、新しいカルチャーと歴史を作っている長浜、なかなか魅力的な街だと思いますよ。是非、訪れてみてはいかがでしょう。