納車直後から悩んでたキャンピングカーの冬タイヤとホイールをようやく決定。
特にカムロードならではの事情で、ホイールは悩みのタネ。夏タイヤは「ハイエースの純正の鉄チンホイール」を履いてますが、冬用はアルミホイールも含めて再検討してました。
目次
冬タイヤで悩んでたこと
8月の終わりにタイヤ館に相談してから、
- そもそもスタッドレスいる?(そんなに雪国行く)
- いるならホイールをどうする(アルミかテッチンか)
この件で夜しか眠れないくらい悩み続けましたが、ようやく結論を出しました。
キャンピングカーにスタッドレスは必要?
「行き先を制限されたくない」し「安全のため」にやっぱり必要。
実は京都って、ひと山越えたら雪国なんですよね。
そこまで降るわけじゃありませんが、湖北や丹波・丹後はそれなりに準備が必要。私は宝塚の渋滞が面倒で、あまり西には向かわないので、どうしてもこっち方面へ出かけることが多く、滑り止めがなければ行動が極端に制限されてしまいます。
チェーンでも行けるかな?って考えたんですが、キャンカーは車中泊先で朝早く動き出すので、凍結が怖いことに気づきました。
頻繁に出かけるつもりなら、安全対策の面からもスタッドレスが一番だなという結論に。逆に今年はスキーは行けそうにないので、チェーンを翌年に回そうかと。(状況次第ですけど)
注文したスタッドレスタイヤは
「ブリザック W979 215-70-15」
詳しくはわかりませんが、性能は一番との説明です。
2017/2/23追記
かなりの積雪・凍結した道路を走ってみました。
危なげなく走れましたよ!
いくらスタッドレスを履いても雪道は不安。
スタックした時に頼りになるのはJAFだけなんですよ。
ホイールは夏用と同じハイエース純正スチール(鉄チン)ホイールに決定
一番面倒なホイールは散々悩んだすえに、夏タイヤと同じ「ハイエース純正のテッチンホイール」にすることに。
実は直前までアルミホイールにしようと、トルクレンチも購入してたんですよね。テッチンの気軽さでいいか悪いかは置いといて、一度も締め直したことがありませんでした。
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アルミに対する不安はあるものの、色々調べる中でリスク0は無理でも、きちんと管理すればアルミホイールでも大きな問題は起こらないと判断したんですよ。
そんなタイミングで亀萬さんの記事を見て、「お!これはナイスアイデア」と思い、同じチョイスにさせてもらおうかなと。
それでも最終的にハイエース純正テッチンを選んだのは
- 夏と冬で運用が違う事がめんどくさい
- 購入時にアルミは履かないと言っていた
- 意外とテッチンの見た目が好き
- やはり不安要素は少ない方がいい
わたしは「ものぐさ」なので、自分の性格を考えれば、できる限り気を使わずに済むのが一番かなと。
なんでハイエース純正ホイール?カムロードの純正じゃダメなの?
純正のテッチンなら最初から付いてるじゃん!という質問がありました。言われてみたら「これなんでよ?」となりますよね。
これはカムロードのノーマルホイールでは、タイヤのサイズアップに対応できないからなんです。
もともとカムロードについてるタイヤ幅は「195」
これだとやや不安定で横風や轍に弱いため、タイヤを「215」にサイズアップして設置面を増やし、安定度をあげるのが基本的な強化方法。
215タイヤの適合リムは「6.5J」
対して、カムロードのノーマルホイールのリム幅は「5J」と3サイズも小さい。
無理やり装着することは可能ですが、本来の性能が発揮できないばかりか、車重の重いキャンカーではトラブルに繋がる可能性が高く、とても推奨できません。
そのためタイヤサイズのアップを行う場合は、適合サイズのアルミホイールに変更するのが基本。しかし私のように、アルミホイールを避けたい場合の選択肢はほとんどありません。
最近になってLTキャンパーズさんから、ハブ径ピッタリのスチールホイールが発売されましたが、それまではハイエースの純正ホイールしか選択肢がありませんでした。
ハイエース純正ホイールのリム幅は「6J」なので、タイヤサイズアップに対応可能な上、ハブ径がピッタリ。ハブ径が合わないことでの不安が減少し、サイズアップで乗り心地や走行安定性が上がるホイールなんです。
それにしてもLTキャンパーズのテッチンは、ジルシリーズにツライチにしなくてもよかったんじゃないの?と。コルドシリーズの選択肢が増えず残念。
ハイエース純正ホイールを入手するのは意外と面倒
コルドリーブスは契約時にハイエースの純正品を注文していたので、すでに装着した状態で納車されました。だからどうやってゲットしたのかなんて、気にもしてなかったんですよね。
しかしタイヤ館などで、新たに純正ホイールを注文しようとすると、ハードルも価格も高いのにびっくり。純正品の新品ってトヨタ部品でしか購入できません。
そのうえ注文するには、その車種の「車検証」が必要で高額な定価販売が基本。
結局は中古品を入手する必要が。
しばらくウォッチしてましたが、ヤフオクにはだいたい出品されていますので、これが一番手っ取り早い。ただ納得できる出物がない時もあります。価格的には送料込みで1万円台後半から2万円台前半のケースが多い印象。
わたしは重くてデカイものが自宅に送られるが嫌だったのと、金属バルブが必要だったので、バンテック経由で入手することに。金額的にはヤフオクで落とすよりも高くなります。
もしハイエース純正ホイールの装着を検討してるなら、ヤフオクをこまめにチェックするか、ビルダーや販売店に紹介してもらいましょう。
ハイエースの純正ホイールに金属バルブはつけられますよ
そうそう、ハイエースの純正ホイールに「金属バルブがつけられないのでは?」と何度か質問を受けていますが、特に問題なく装着できます。納車時に装着してもらった時も、何も言わずともつけてくれてました。
通常のゴムバルブではタイヤの気圧に耐えれず、空気漏れが発生するようなので、ハイエーステッチンを使うなら必須のパーツです。
バンテックさんに注文して、今回は1つ1000円×4で入手しました。この点が心配で躊躇されてる方の参考になれば幸いです。
まとめ:結局ハイエースの純正鉄チンホイールが私にとって最適解
いろいろと悩んだ結果、夏タイヤと同じハイエース純正ホイールに落ち着きました。
テッチンは手間がかからないので、私のようにめんどくさがりの人にはオススメだと思います。価格的にもアルミホイールと比較して同等か安いですしね。
スタッドレスも3年使うと思えば、ひと月あたり8000円くらいの話。遊びの選択肢が増えてることと、安心料と思えば仕方がないですね。
でも三年後に夏冬一緒に変える必要があるので、その年の負担は大きい。改めてキャンピングカーはお金がかかるなぁと、ため息ひとつです。
タイヤトラブルを防止するためのアイテム
エアモニ3でタイヤの空気圧を常時監視。一箇所で4つのタイヤ全てをチェックできるのが秀逸です。
トルクレンチは必須のアイテム。特にアルミホイールを履く場合、出発前の点検をクセづけしましょう。