キャンピングカーで釣りは何倍も楽しくなります。
私がキャンピングカーを買った目的のひとつが、釣りの相棒&ベース基地に使いたいということ。
実際に釣りに行ってみると、想像以上にメリットがたくさん。
目次
- どんな釣りもキャンピングカーと相性バッチリ
- 釣りの面倒なところ
- キャンピングカーで釣りに行くメリット
- キャンピングカーで釣りをするデメリット
- 釣りに向いてるキャンピングカー
- まとめ:キャンピングカーで釣りは何倍も楽しくなる!釣果もUP
どんな釣りもキャンピングカーと相性バッチリ
釣りにも色んな種類があります。
- 川(源流・渓流・本流etc)
- 淡水(ダム・湖・管理釣り場etc)
- 海(船・堤防・磯・筏・ボートetc)
もちろん釣り方もさまざま。
私の場合、夏の「鮎の友釣り」と、秋~春の「アオリイカのヤエン釣り」がメインの釣り。ヤエンに関しては、漁港で釣る場合もありますが、ボートで出る方が多いですかね。
先週ものんびりとボートでアオリイカを釣りに行ってきました。釣果はイマイチでしたけど…
キャンピングカーは、どんな釣りとも相性バッチリだと思います。
それは釣りの面倒な部分を補完して、より楽しませてくれるから。
釣りの面倒なところ
中国のことわざにこんな言葉があります。
- 一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい
- 一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい
- 一ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい
- 一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい
- 一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい
釣り人の私は心から納得w
そんな幸せになれる釣りですが、やはり面倒なところはあって、特に体力的な面ではかなりシビアな遊びです。
- 朝が早いor夜が遅い
- 冬は寒く、夏は暑い
- 宿を予約しづらく、寝場所の確保が大変
- 帰り道は「超」眠たい
「自宅から釣り場まですぐ」なんて恵まれた環境でなければ、どれかに該当するでしょう。
キャンピングカーはこの問題点を見事にフォローしてくれます。
キャンピングカーで釣りに行くメリット
キャンピングカーで行く釣りには、たくさんのメリットが。
それは普通車では味わえないもの。
1.前乗り車中泊が楽々できる
「朝まずめ・夕まずめ」釣りで一番アツいのはこの時間。
船やボートで出る場合も、まずめの時間は必ず入れてきますし、場所取りの面からも朝一番が基本です。
タフな人なら早く寝て朝着くように動きますが、私のような夜更かしだと、このパターンでは一睡もせず一日中釣りをする羽目に。
仕方なく前乗りして現地で仮眠を取るスタイルになりましたが、これがけっこうキツイ。荷物満載の車でゆっくり寝るのは厳しいし、夏は暑く冬は寒くてたまったもんじゃありません。
それでも10年以上、工夫しながら続けてきました。でも年を重ねるごと億劫に。
こんな人は、たくさんいるんじゃないですか?
キャンピングカーならこの問題を一気に解決してくれます。
- きちんとしたベッドでしっかり眠れる
- 暑さは厳しいが普通車とは段違い(鮎釣りの場合)
- FFヒーターで寒さは全く問題なし
釣りって本当に体力を使うので、前日にしっかり眠れるかどうかは、集中力に大きな違いが。結果として釣果にも影響するんですよね。
2.面倒な宿の問題もノープロブレム
釣りは天候や条件次第。
船などを予約してるなら仕方ないですが、基本的に少しでもいい条件で釣りをしたいもの。
- 増水してたら違う川へ
- 波が高ければ波の低い海へ
- 日本海側が雨なら太平洋側へ
もっと言えば、より釣れそうな場所に行きたいのが釣り人の心情。釣行先はギリギリのタイミングで決めたいものです。
天候や釣果情報次第で「宿」の予約もなかなかできません。
日帰り釣行メインの人には問題ないですが、私は鮎釣りの時は泊まりが基本。入ってみて厳しそうなら、思い切って別の川に移動することもあるので、宿を含め、どこで寝るかは切実な問題でした。
キャンピングカーが来て、この問題もさらりと解決。
もちろん「もう一日やってこうか?」なんてことにも対応可能。
3.暑い・寒いに強い
真夏の釣りは日陰がないと地獄の暑さ。
断熱の効いたキャンピングカーは、真夏の日中でも窓を全開にして風を取り込めば、意外と涼しくのんびり昼寝も可能。サイドオーニングの下でする昼寝は最高に気持ちいいんです。
冬の寒さも苛酷。
一度冷えたら大変な体も、「FFヒーター」が効いた車内に入ればすぐに暖まります。暖房の効いた車内でのんびりとコーヒーでも飲めば、折れた心も復活!またやる気も出てきます。
北風の強い日なんて外で食事する気になりませんが、キャンピングカーなら車内でゆったり食事もできるんですよ。
今週はボート釣りだったので、ジェットボイルを持ち込んで、ボートの上で暖かいカップラーメンを頂きました。
ジェットボイルは釣りの湯沸かしには一番。キャンピングカーの中はもちろん、風が強い海の上でも素早く沸かせるのが素晴らしい。
4.帰宅時の「超」がつくほどの眠気も、仮眠して安全に帰れる
釣りの帰り道は「超」がつくほど眠たい。
ただでさえそうなるのに「酔い止め薬」なんて飲んだら、フラフラするというか、耐えられなくなるというか。居眠り運転の危険がすごく高い。
そんな時は、キャンピングカーのベッドで無理せず寝て帰るべき。1時間半も寝たら、めっちゃスッキリします。
家に無事帰るまでが釣り。
キャンピングカーなら、しんどい時はゆっくり仮眠できるので、安全に帰れるんです。
5.その他のメリット
キャンピングカーで釣りに行くと、他にも大小たくさんのメリットがあるんですよ。
- 釣れない時間に、昼寝や車内でのんびりして、釣れる時間に集中できる。
- 海でもすぐに真水で手が洗える
- 冷蔵庫・キッチン・食材があるので、食事のバリエーションがある
- トイレ付きのキャンピングカーなら、トイレが無い場所でも釣りが可能。また女性も連れていきやすい
- 外部収納があるキャンピングカーなら、車内の匂いが気にならない
キャンピングカーは釣りのポイントに、自宅を持ち出すようなもの。
本当に楽チンな釣りができるんです。
キャンピングカーで釣りをするデメリット
実はキャンピングカーの釣りには、たった二つだけデメリットがあります。
- キャンピングカーで遊ぶのが楽しくて、釣りに行く回数が減る
- キャンピングカーで休憩してると気持ちよくて寝すぎる
実に前向きなデメリットですw
釣りに向いてるキャンピングカー
一番大事なことは大きすぎないこと。
海ではあまり問題になりませんが、川ではサイズがダイレクトに影響します。
ザックリ言えば
- ソロ前提なら「軽キャンピングカー」
- 汎用性が一番高いのは、スパロン以外の「バンコン」
- 海釣りなら「スパロンベースのバンコン」や「キャブコン」
こんな感じでしょうか。
ソロが前提・渓流釣りは「軽キャンパー」が最強
軽キャンパーは大前提が「ソロ」
夫婦ならともかく、野郎二人ではちょっと行く気になりません。
でも「ソロ」なら最高の釣り車だと思います。
特に川の上流部がポイントになる渓流釣りや鮎釣りの場合、駐車場所やすれ違いに苦労するもの。そんなポイントで軽キャンパーの機動力はすごい魅力。
海や淡水でもラン&ガンで移動しながら釣る場合は、軽キャンピングカーが一番やりやすいでしょう。
バンコンは「ザ・釣り車」汎用性がめっちゃ高い!
海でも川でもなんでもよし。
移動中の快適さ、多人数が可能・積載力・拡張性、どれをとってもベストな釣り車だと思います。
釣り用のパーツも豊富だし、ボートの積載や牽引にも最適。
メインの遊びが釣りなら「バンコン」一択じゃないでしょうか。
ただしスパロンで渓流はキツイのと、ハイエースなので盗難がちょっと怖いのが玉に瑕ですね。
盗難には十分注意しましょう。
キャブコンは「海」が一番
キャブコンには海釣りが一番。
特に車を横付けできる漁港では最強で、家のとなりに釣り場があるみたいなもんw
また男3人以上で釣りをする場合も、キャブコンがいいでしょう。
でも渓流釣りや上流部の鮎釣りには全く向いてません。
すれ違いは大変だし、ブッシュがキツイし、河原に入ると重量で沈みスタックしやすいので、ポイントを慎重に選択しなくては。
ちなみに私がブッシュを気にせずに入った時の姿がコレw
ブッシュの木を引っ掛けたまま、しばらく走り続けたらしく、立ち寄ったお店から出た時に自分の車を見て、腰が抜けそうになりました。
車高の高い車が上流の釣りに向いてない典型的な例です。
まとめ:キャンピングカーで釣りは何倍も楽しくなる!釣果もUP
釣りとキャンピングカーの相性は抜群。
特に機動力と体力面を思い切りカバーしてくれる、最高の相棒。
結果、釣果もアップ!
キャンピングカーは釣りを何倍も楽しくしてくれる究極のギアです。
もうひとつの釣果アップギア:偏光グラス