デリカD5って「オンリーワン」
私自身、長いこと乗っていましたが、他の車にはない魅力を持った相棒。
デリカD5を選ぶアクティブな人にとって「もっと遊びたい」と思うのは自然なニーズ。それを叶えてくれる究極の進化系が、デリカD5ベースの「キャンピングカー」じゃないでしょうか。
今、キャンピングカーに乗ってる私からすると、デリカD5ベースのキャンピングカーは、アウトドアで最強のバンコン・車中泊車じゃないかと思います。
目次
- 元デリカD5乗りがいいところを語る
- 「泊まれたら最高なのに!」
- ケイワークス:デリカD5クルーズ
- ディーラーからも販売「デリカD5 D:POP」
- デリカD5のキャンピングカーに乗るメリット
- デリカD5キャンピングカーのデメリット
- まとめ:デリカD5の究極進化はキャンピングカーじゃないですか?
元デリカD5乗りがいいところを語る
私はキャンカーに乗る前「デリカD5」に7年ほど乗ってました。
デリカを選んだ理由は、きっとみんなと同じ
デリカD5が「オンリーワン」の車だから
ミニバンなのに
- 剛性の高いボディ
- 高いグランドクリアランス
- ロック機能のある4WD
さすがに本格的クロカンSUVほどではありませんが、それ以外の車とは比較にならない悪路走破性。
海・山・川・悪路・雪山、どこにでも連れてってくれる頼もしい相棒でした。
「泊まれたら最高なのに!」
荷物も詰めるし、オンロードでも標準以上の走りができて悪路に強い。まさに釣りやアウトドアには最適な車だと思います。
だからこそ思ったのが
「泊まれたら最高なのに!」
もちろん車中泊はできるし、それなりに工夫すればある程度は快適に過ごせます。実際、私も数えきれないほど車中泊をしました。
でもデリカって
- シートの凹凸が大きい
- 寝ようとすると荷物が乗らない
残念ながら、あまり車中泊に向いてないんですよね。
アクティブに遊べるデリカD5だからこそ「前乗り」や「快適な車中泊」ができたら、すごく大きなアドバンテージになると思うんですよね。
結局、私はキャンピングカーに乗り換えましたが、その時点ではデリカD5のキャンピングカーがあることを知りませんでした。
ケイワークス:デリカD5クルーズ
ところがあるんですね、デリカD5のキャンピングカー。
「ケイワークス:デリカD5クルーズ」
キャンピングカーというよりは、車中泊車に近いかもしれません。
でもこれ、釣り車・アウトドア車としては最強じゃないですか?
このキャンピングカーを作成している「ケイワークス」さんは、いい・悪いも含めた情報開示をすごくしっかりされてます。
いいことしか出さないビルダーも多い中、こういった姿勢はすごく共感できるし、真剣にキャンピングカー作りに取り組んでる感じがいいですね。
ディーラーからも販売「デリカD5 D:POP」
なんとディーラー(西尾張三菱自動車)からも、D5ベースのキャンピングカー(車中泊車)が販売されてるんですよ。
こちらもケイワークスさんの協力を得ながら作成するようです。でもディーラーからの購入なら、いろんな意味で安心ですよね。
ただ見る限りでは、フラットなベッドにするのがちょっと手間に感じますね。このあたりはディーラー販売の限界なのかもしれません。
基本的にポップアップルーフがメインのオプションと思った方が良さそうです。
デリカD5のキャンピングカーに乗るメリット
詳しくはケイワークスさんのHPに出ています。
書かれているメリットはまさにその通り。
キャンピングカーの代表格「バンコン」のベース車は「ハイエース」がデフォルト。広い室内空間を活かした快適なモデルがたくさん出ています。
でもデリカD5だからこその、メリットがあるんですよね。
ハイエースでは味わうことのできないメリットについて、デリカD5に乗って釣りやキャンプを楽しんできた経験から、わたし目線でいくつかまとめてみました。
走破性が高く、ほとんどの場所にいける
デリカD5の悪路走破性はキャンピングカーのベース車では最強。ハイエースなんておよびじゃないレベルです。
私はいつも和歌山県の熊野川や日置川など、かなりハードな河原に突入してましたが、デリカD5で一度もスタックした事はありません。
この川は2WDで進入するのは無理。
普通の4WDでも状況によっては簡単にスタックするため、本格SUVとデリカに許された場所でした。ロック付きの4WDの威力ってやっぱりすごい。
調子に乗った砂浜では一発スタックした苦い思い出もありますw
無理しやすい車だからこそ、JAfは入っておきましょう。
そんな車がキャンピングカーだなんてゾクゾクしますよ。
ミニバンサイズで困らない
サイズはハイエースのナローよりも小さく、河原に降りるための草ぼうぼう「けもの道」みたいな場所でも侵入できます(してました)
デリカは「小さな傷もいや!」と思う人には、向かない車ですねw
もちろん街乗りでは駐車場をふくめ、気を使うことは皆無です。
走り・乗り心地が格段にいい
もともとミニバンですから、足回りは普通車。乗り心地も上質とまではいいませんが、貨物車のハイエースとは比較になりません。
走りに関しても同様で、特にクリーンディーゼルはトルクフルで高燃費な走りが期待できます。エアストリームの牽引車としても行けるくらいです。
このパワーすごいですよね。
完全に普段使いできる
見た目は完全にミニバンですから、ファーストカーとして違和感なく普段使いができます。
いくらバンコンではメジャーなハイエースが普段使い可能と言っても、世間一般から見れば「貨物車」「仕事ぐるま」
でもデリカを見て、キャンピングカーと気付く人はいないでしょう。
ポップアップルーフがオプションで選択可能
高額なオプションですが、デリカD5を使うシーンではポップアップルーフはかなり使えそう。
特に夏場のアウトドアでは、暑さ対策の面でもポップアップルーフが大活躍してくれると思います。
デリカD5キャンピングカーのデメリット
デリカD5乗りにとって究極のメリットが得られるキャンピングカーですが、もちろんいいことばかりではありません。
普通にキャンピングカーとして使うなら、ハイエースベースのバンコンの方が断然使いやすいでしょう。
旅車には向いてない
キャンピングカーは「旅くるま」
残念ながらこの点は、キャブオーバーのハイエースに比べて格段に劣ると思います。
室内の広さが断然違いますから、寝るのが精一杯。シンクなども架装できるようですが、収納が犠牲になることを覚悟しなくては。
あくまでも「使用人数は二人まで」「快適な車中泊車」の位置づけだと思います。旅を中心に考えるなら、ハイエースのバンコンをチョイスするべきですね。
積載力が足りない
走りの面では最強のアウトドア車も、ベッド展開するなら積載力が全然足りません。
ここはかなり頭の痛い部分でしょう。
解決策としては
- サイクルキャリアをつけ工夫する
- リアラダー&キャリアで屋根に積む
- ポップアップルーフを架装する
こんな手が考えられますね。
デリカの積載パーツはたくさん発売されていますので、解決する手立ては十分あると思います。
ちなみに私はキャリア派で、屋根上を活用していました。デリカとキャリアの組み合わせってカッコいいんですよね。
ハイエースよりリセールが下回る(かも
ハイエースのバンコンはリセールバリューが高い車。
デリカD5も根強い人気がありますが、キャンピングカーとして一般的ではないので、リセールが読めないのが本音。
もっとも欲しい人は欲しい車でしょうから、思わぬ高値で売れるかもしれません。
まとめ:デリカD5の究極進化はキャンピングカーじゃないですか?
デリカD5はオンリーワンの車。
そんなデリカD5が「キャンピングカー」になったら…。
デリカに乗りたいと思う人ならワクワクしませんか?
デリカD5の究極進化&最強のアウトドア車だと思うんです。
ノーマルデリカで車中泊する時に役立ったアイテム
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