2017/9/24
日本の原風景と言われる京都美山町にある「かやぶきの里」では、「そば」の花が見ごろを迎え、まるで一面が白い絨毯みたい。
あぜ道には曼珠沙華やコスモスが色をつけ、素朴な集落が華やいだ雰囲気になっていました。
目次
かやぶきの里の基本情報
かやぶきの里へのアクセス
京都駅からバスで2時間かつ本数も少なく、さすがに公共交通機関では厳しい距離です。基本的にマイカーやレンタカーなど車で行く方が無難ですね。
- 京都市内から一般道を使う場合は、R162を北進し「道の駅 美山ふれあい広場」のT字路を右折し6㎞
- 高速道路を利用する場合は、京都縦貫道「園部IC」を降りて日吉方面を経由
どちらも時間はさほど変わりません。
駐車場
駐車はかやぶきの里のすぐ正面にあり、無料なのが嬉しい。
駐車は大きめですが、ベストシーズンの週末はいつも混雑しています。ツーリングで来られれる方も多くてバイクもたくさん。
施設
トイレはもちろん、軽食や手打ちそばのお店もあります。ただし徒歩圏内で食事ができる場所が他にないため、昼どきはかなり混雑しています。
そばの花が見ごろ・集落内はコスモスが
かやぶきの里では蕎麦の花が、9月中旬に見ごろを迎えます。
京都では蕎麦畑もめずらしく、かやぶきの里も蕎麦を植え始めたのは、15年ほど前からじゃないかと思いますが、白い絨毯のようなそばの花と、かやぶき屋根の民家が何とも絵になるんですよね。
今ではすっかり美山の秋の風物詩になっています。
先週末はいいお天気だったため、たくさんの人が来られていました。
一番の目当てはやっぱり蕎麦の花。
楽しそうに記念撮影してる人がたくさん。
畦道には、ところどころ曼珠沙華(彼岸花)が真っ赤に咲き、集落の中ではコスモスが鮮やかな色をつけています。
いやあほんまに秋やなあ。
「日本の原風景」小さな集落だけど「ホッ」とする場所
かやぶきの里は、のんびり歩いてもすぐに回りきれるくらい小さな集落。
それなりに有名な観光スポットですが、見ごたえのある資料館もなく、食事をできる場所もほんのわずか。あるのは古いかやぶき屋根の民家と、そこに暮らす人々の生活だけで、白川郷や五箇山のようなイメージで来ると、少し物足りないかもしれません。
集落の中はごく普通に生活が営まれ、
ブランコと滑り台しかない小さい公園があったり
お寺があったり
小さな田んぼの収穫をしていたり
おばあちゃんが庭の畑をいじってたり
火事に備えて古い放水施設があったり
なんだか懐かしくなって、心がホッとするんですよね。
かやぶきの里へ車中泊で行く(する)には?
かやぶきの里だけが目的ならば車中泊はすごく楽チン。
ついでに京都観光をする場合でも、京都市内までは90分ほどなので、利用価値は高いと思います。
道の駅「美山ふれあい広場」
かやぶきの里まで車で10分ほど。京都市内までは90分くらい。
美山牛乳・ソフトクリームが有名ですが、レストランなどはありません。目の前にある「レストラン芦生」が意外に美味しいのでオススメだったりします。昔ながらのお店ですが味は侮れません。
入浴は反対方向になりますが、かやぶきの里から車で10分程度の河鹿荘で。
道の駅「スプリングスひよし」
かやぶきの里まで30分ほど。京都市内の中心部まで60分くらい。温泉が併設され、レストランや売店が充実している、とても便利な道の駅です。
またペット連れには特に嬉しいポイントとして
- 車で5分ほどの「スチールの森ひよし」に大きなドッグランがある
- スプリングスひよしにも広大な広場がある
ワンコを楽しませるにはピッタリの道の駅で、スチールの森では、犬種オフ会なども開催されているようです。
美山町自然文化村キャンプ場
キャンプ好きならば「美山町自然文化村キャンプ場」がオススメ。
清流美山川沿いにある高規格キャンプ場で、ゆっくりとキャンプを楽しめますよ。
まとめ
かやぶきの里には、春夏秋冬それぞれの魅力があります。
紅葉で真っ赤に染まる美山もすごく美しいですが、初秋のわずかな期間だけ、畑一面を真っ白に覆う「蕎麦の花」もたまらないですよ。
京都で車中泊するなら
冬のかやぶきの里も魅力的ですよ