晴れてトイファクトリー・バーデンのオーナーになった私。
半年もの納車待ちから解放され、さっそく車内のセッティングを始めます。
長い納車待ちの期間、誰しもがキャンピングカーが来たら、あれもこれもと妄想を膨らませ、諸先輩のブログにある「快適化」の文字に心踊らされるでしょう。
私も多分にもれず、様々な快適化アイテムをゲットしていました。
キャンピングカーは、納車してすぐに、キャンピングカーとして使える訳じゃありません。それなりのセッティングが必要です。
先ずは運転席から専用ドリンクホルダーだ、ユニット増設だとセットしました。
これで運転中は快適でしょう。
電源ユニットはハイエースに必須のアイテム。
ドリンクホルダーはこのタイプをチョイス。
どちらもすごく便利でしたよ。
命がけのセッティング
次いで快適に過ごす・寝るを、実現するために居住空間へ。
ベッドマット、寝袋、クッション、収納にしまうべきアイテムなどを抱え、嬉々としながら後部座席に乗り込んで、セッティングを始めます。
その時でした「ゴン!」と凄まじい音が…
目から火花とは正にこの事、頭を押さえてうずくまりました。
そう、上部にある収納棚にしこたま頭を打ち付けたのです。
しばし声も出ない状況でしたが「ドジやなぁ全く」と気をとり直して作業を再開します。
数分後…「ゴチン!!」再びうずくまる私。
今度は違う収納棚に、しこたま打ち付けました。
さすがにイライラしつつ、もう二度とぶつけんぞと、細心の注意を払いつつも、結局数分後に今度はカウンター上の収納棚に激突。
こりゃ「ヘルメット」いるわ…と自宅へ。
赤線で囲んだ部分が、納車直後のうかれポンチを待ち受けていました…
人間の適応力は極めて高いと実感しています
ヘルメットはさすがに自宅に無かった為、ニット帽を被り、恐怖に怯えつつ更にぶつける事数回、それでも楽しくセッティングしましたよ。
基本的に人間の注意力は頭上に向きません。
バンコンは室内高があまり無い為、上部を意識せず勢いよく立ち上がったり、起きあがれば必ず何処かに頭を打ち付けます。
納車を控えている方、特にお子さんがおられる方は十分注意してください。
私は特に注意力散漫な人間の為、人の数倍ぶつけてるとは思いますが「もしかして俺だけか?」と心配したところ、嫁さんも何度も激突してましたので、変な意味で安心しました。
最初の長期旅では、夫婦で頭を抱えつつ悪態をつくのが日課状態でしたよ。
時は流れて今…
なんということでしょう…月に一度くらいしかぶつけません。
痛い思いを繰り返し、自然と体が覚えたのです。
人間の適応力は極めて高いと身をもって実感しています。
学んだ教訓:体で覚えろ
キャブコンに乗り換えた時もやらかしました