バーデンのオーナーになって旅を楽しみ始めると、どうにもベッドに対する不満が…
目次
- バーデンのベッドで一番の問題はベッドの長さが足りないこと
- バーデンのダイネットの問題点
- ダイネットをベッド展開するのが罰ゲームレベル
- バーデンのベッド展開の手順
- 購入を検討するなら、ベッド展開は必ず自分で試してみよう
バーデンのベッドで一番の問題はベッドの長さが足りないこと
前回の記事で寝心地の不満について触れました。
寝心地の問題は、マットを引くことで解決できるんですよね。しかしどうしても改善出来ない大きな問題があるんです。
それは…
ベッドの長さが足りないこと!
バーデンの常設ベッドの長さは180㎝。
私の身長は173㎝なので、充分な長さだと思うじゃないですか。実際、購入する前に何度も寝転んでみて、少し圧迫感はあるけど、なんとかなるなと感じたんです。
ところがいざ眠ろうとすると、頭や足がつっかえて全然落ち着いて寝れません。単純にベッドの長さが足りないんです。
ただ横になるのと、眠るって全然違うんですね。
本当に寝ようとすれば枕も必要だし、寝やすいスタイルってあるじゃないですか。私の場合、そうなると足がつっかえちゃうんですよ。これがめっちゃ気分が悪い。
考えてみれば、シングルベッドでも180㎝のサイズなんてありません。家具の場合は195㎝〜だそうです。つまりこれくらいは必要だということ。ちなみにテントでも180㎝なんてないんだからそらキッツイわけです。
それでもしばらくの間は、意地になって少し斜めに寝たりしてましたが、もともと圧迫感がかなりあるし、寝返りを打ったりすると頭や足が当たって夜中に目が覚めてしまいます。
結局、常設ベッドは嫁さん専用になり、私はダイネットを崩して寝ることに。
バーデンのダイネットの問題点
わが家のバーデンは2つの理由でお座敷仕様にしています。
これはある意味過ごしやすくていいんですが、お座敷仕様にした理由は消極的なものでした。
①ゴロゴロしたい&REVOシートだと長時間くつろげない
ぐうたらな私たちは、食後やお酒が進むとゴロゴロしたくなるという特性があるため、自宅でもソファーではなくお座敷にしてるんですよね。
そんなわが家なりの事情もあるんですが、座面も背もたれも長さ的にはイマイチなREVOシートですから、長時間座りっぱなしだと辛くなってしまいます。
二人でバンコンに乗ってる人は意外とお座敷仕様にしてる人が多いんじゃないかと思いますよ。だって絶対楽だもの…。
②ダイネットのベッド展開がいや
ベッドの長さが足りないという問題から、リアベッドで寝るのを諦めてダイネットベッドで寝ることにしました。
こうなると普通のスタイルでは毎回ベッド展開しなくてはなりません。
正直言って、毎回ベッドを展開するなんて私には無理、絶対に無理。というか大部分の人が無理(じゃなければ、ものすごく苦痛)だと思うんですけど…。
そもそもベッド展開をしたくないから、常設ダブルベッドのバーデンを選択したわけですからね。毎回ベッド展開するなんて本末顛倒です。
ダイネットをベッド展開するのが罰ゲームレベル
バーデンのREVOシートをベッド展開するのは本当に大変。
その理由は
- シートが重すぎる
- 荷物を動かさなくてはならない
- 人も移動する必要がある
シャレにならないくらいシートが重い…。
これ腰痛持ちにとっては「罰ゲーム」としか言いようがないレベル。基本的に女性では無理なレベルの力が必要ですし、
さらにベッド展開するとなれば、毎回テーブルを外して荷物と人を移動させなくちゃなりません。これがまた面倒くさいし喧嘩の元。
さらに同じことを翌朝やるんですよ…。
最初のうちは「慣れればなんてことない」なんて思い込むようにしていましたが、全くそんなことありません。
バーデンのベッド展開の手順
具体的な手順も意外と面倒で、
- サードシートを最後部まで下げる
- サードシートを通路側に寄せる(矢印の方向に)
- 寄せて空いた部分(写真赤線で囲んだところ)に補助マットを置く
- サードシートをひっくり返す感じで平らにセットする
(ただし、セカンドシートを90㎝にするなら2・3の手順は不要)
次にセカンドシートで1・4を行い、全てが平らになるように調節する。
こう書くと簡単そうですが、REVOシートの重さも相まって相当な重労働。それを狭い車内で腰を曲げた状態のままやるわけですから苦痛以外の何者でもありません。
夏場にベッド展開するとマジで汗だくになります。せっかくお風呂入ったのに…。
この経験で、ベッド展開は絶対に楽じゃないとダメだと思うようになりました。ある意味でいい勉強だったなと思ってます。
購入を検討するなら、ベッド展開は必ず自分で試してみよう
私自身深く反省してるんですが、実は納車までバーデンのベッドを展開したことがありませんでした。
今思えば、購入時はすっかり舞い上がってたんでしょう。試乗も含めてほとんど自分で試しませんでした。そのため納車されてから「えー思ってたのと違う」という部分がいくつか出てきちゃったんです。
自分で実際にやってみることは本当に大事。
今、購入検討しているなら後悔しないように、まず自分で試してみましょう。やってみた結果、その手間は自分にとって許容範囲なのかを冷静に判断することが大事ですね。
バーデンのベッドで快適に眠るために
バーデンでしっかり寝るならマットは必須です。こちらのマットは少々大きいですが寝心地は悪くないですよ。(今のキャンカーでも使っています)
冬場を乗り越えるには暖かく、コンパクトなダウンシュラフがオススメ。キャンカーには封筒型の方が汎用性が高く便利です。
夏場は高地でなければタオルケットがベスト。ペンドルトンのタオルブランケットならおしゃれなシートカバーやキャンプ時のひざ掛けとしても使えます。
キャンピングカーの寝具