前回の記事で、ハイエーススーパーロングと細く比較してみました。
カムロードディーゼル 5×2(520)の良い所
- よく走る
- よく曲がる
- ジャストサイズ
見た目とのギャップが大きな車ですね。
いかにも鈍重そう、曲がらなそう、デカい。
しかし、想像以上にキビキビと走りますし、よく曲がるので、街乗りはとてもしやすい車です。
5×2はジャストサイズとよく聞きますが、本当にそう思います。横幅に多少気は使いますが、前後に気を使う事がないのが助かります。バーデンはけっこう派手にはみ出す事が多く、迷惑にならんかなとかなり気を使いましたので。
小回りが効くのとあわせて、多少混雑している駐車場でも問題なく駐車できます。
混雑した観光地などでは、運転のしやすさに加え、この大きさはアドバンテージになりますね。やはり5(520)×2というサイズは日本の道路事情を考えると、困らず使える限界かなと思います。
街乗りは圧倒的にハイエーススーパーロングより使いやすく、見た目を気にしなければ、スパロンよりは普段使いしやすいと思いますよ。
カムロードディーゼルのダメな所
カムロードベースは走りが悪いと刷り込まれているので、最初から不安な気持ちになるのが一番こまるところでしょうか。
とにかく緊張してめっちゃ体が痛くなりましたw
運転して具体的に感じたことは
- ハンドルの遊びが大きく、直進してる時も修正が必要な感じ
- 揺れが起きると少し継続してしまう
- 重くて止まりづらい
ハンドルの遊びが大きいのは、トラック全部がこういう仕様なんですかね?
まっすぐ走ってるにもかかわらず、ハンドルがぴたりと止まらず、常に少しの遊びがあるので、なんとなく修正してしまいます。これは最初すごく違和感があって、つい力を入れて握ってしまい指が痛くなりましたw
また揺れが起きると一回で収まらずおつりがきて収まる感じ。
これは今までにない感覚ですが、足回りを強化してるのでこんなもんで済んでるんだと思います。ノーマルで乗られた人は、なかなか揺れがおさまらず、強化スタビライザーなどで大幅に改善したとのこと。
おつりがあっても一瞬なので問題はありません。道の状況が悪い時にそれが継続するのがいちばん怖いかも。路面状況の悪化に即応できるように、スピードを控えめにすることが大事だと思います。
どんな車から乗り換えるかで感じ方は違う
これはどんな車でもそうだと思いますが、どの車からの乗り換え(追加)なのかで感じ方は全然変わると思います。特にキャンピングカーの場合は顕著でしょう。
いろんな方の情報発信を見てきましたが、本当にドライビングフィールに関しては千差万別。
そもそも、足回りの強化も、重量バランスも、車両重量も違いますので当然ですが、その人の普段の走り方によっても感じ方が違う気がします。
たとえばスポーツカーに乗っていた人がキャブコンに乗れば、本当にびっくりするでしょう。ファミリーカーから乗り換えても、目を丸くするはずです。でも私のようにハイエースからの乗り換えなら、想像よりいいやん!となるんじゃないでしょうか。
私も初めてバーデンに乗ったときは、走らない、曲がらない、止まらない、乗り心地悪いで「こりゃひどいなぁ」と思いましたが、1年も乗るとデカくて曲がらない(小回りが効かない)ことをのぞけば、すっかり慣れてしまいました。
ドライビングフィールって説明しづらいので、自分と似たような感性の人の意見を参考にしましょう。
カムロードディーゼル走行性能のまとめ
あくまでもコルドリーブスのファーストインプレッション。長く乗る中で今後変わる可能性もあります。まだ強風時の経験がありませんから、その点は考慮してください。
今の段階では思った以上の走行性能・扱いやすさに「満足してます」
また一月程度乗ってからレビューしたいと思います。
その後の推移と強化