2016/9/24-25
門司〜山口キャラバン④
道の駅:萩シーマートで気持ちよく朝を迎えました。
昨日、萩の町を車で少し走ってみましたが、町全体で雰囲気を大切にしている感じですね。例えば、コンビニなどの看板の色なども規制があるようです。
門司港レトロも然り、京都の一部の地区もそうですが、こういう景観を大事にしていく取組みは、長い目で見たら本当に大事ですよね。
松陰神社・松下村塾
実は私、吉田松陰にはさほど興味がありません。でも、せっかく来たのだからこちらには寄っていこうと。駐車場は道を挟んで正面にありますが、混雑時は数が足りなくなるかもしれませんね。
松陰神社は吉田松陰を祭った学問の神との事。
境内には松下村塾や吉田松陰の旧宅(幽閉先の部屋なども)が現存しています。色んな感じ方があると思いますが、この町では松陰先生!と、大変な尊敬を集めていることは間違いありません。ガイドさんも必ず先生付けで呼んでました。
ここで学んだ卒業生たちが、ある意味で狂信的な思想・行動から京都を焼いて、維新回天に結びついていったのかと、一種の感慨はありますね。
しかし、歴史に興味の無い人にはただのボロ家。
嫁さんは「汚い家やなぁ、これ何?」と(笑)まあ私も吉田松陰を学問の神として崇めようとは思いませんし、そこまで敬う気持ちはないので、ふむふむと見て回りました。
神社としては特に歴史があるものではないし、松陰好き以外にはイマイチかな。
改めて感じたことは「歴史は勝者が作る」ということ。
それにしても、どこに行ってもこの看板ですね。
津和野・太鼓谷稲荷神社
萩・津和野ってワンセットで言われる事が多いじゃないですか。ところが津和野は島根県、萩から車で1時間半程度かかりました。
駐車場はたくさんあり、高さ制限もなくキャンピングカーでも困りません。
まずは、山の中腹に見えた太鼓谷稲荷神社へ参拝することに。伏見稲荷のような、千本鳥居をくぐっていくと到着します。
社殿などは比較的新しく、鉄筋の部分がたくさんでちょっと興ざめ。
京都人ですからねぇ。この辺は厳しめなんどす。でもここから見下ろす眺めは、中央に川が流れる山あいの里。京都にはないのどかな美しさが。
山を降りて町を散策しましたが、特に名物といえる食べものもなく、ランチしたい店も見つかりません。仕方なく次の場所へと向かうことに。
津和野自体がゆっくり時間が流れる感じの町。あくせくしながらではなく、時間のある時にゆっくり訪れたいところですね。
きっといろんな発見があるんじゃないでしょうか。
尾道へ向かうことに「道の駅むいかいち温泉」でビビる
このあと石見銀山へ向かおうと思いましたが、調べるとかなりの距離で、着いたら夕方じゃない。翌日の帰り道を考えると、ちょいと無理があり諦めることに。
ここから京都までは凡そ500㌔弱。さすがに直帰するにはハードなので、どこか途中でもう一泊して帰る事に。この辺はキャンカーの臨機応変なところ。
中継地点として、尾道に一泊することに決定。
「道の駅むいかいち温泉」で昼食を取ったら高速で尾道へ。
むいかいち温泉の一コマ。意図がわかりませんよこれw
いやまじで、かなりビビりましたw
尾道では「ぽっぽの湯」で入浴&車中泊。
毎度おなじみ地元スーパーで「のどぐろの刺身」「瀬戸内の天然鯛」などをゲットして最後の夜を楽しみます。それにしても瀬戸内はレベル高いです!
どうぶつ天国?千光寺公園
ここに来たのは、もう10年近く前でしょうか。
尾道は何度でもリピートしたいなと思った場所です。山頂近くの駐車料金は600円。朝一なのにキャンカーは奥へ行けとの指示がw
なんだか道中は動物天国。
この3匹は野犬なんでしょうか?途中の道にもいたような。
この子は看板猫みたいです
こっちは野良でしょうねw
展望台に登って周りを見渡します。本当に瀬戸内は羨ましい。好きな場所でぼんやり海を眺めてるだけで一日が終わりそうw
文学のこみちを登り、千光寺へ参拝します。
この日は帰りを急ぐので、尾道ラーメンは食べれませんでしたが、次のキャラバンでは広島をゆっくり回ろうと思ってるので、その時は必ずリベンジするぞと、帰宅の途に。
途中、龍野SAで昼食。たつの醤油を購入し、バンテックに寄り洗車させてもらい帰宅しました。
旅を終えて
前乗り含めて4泊のキャラバン。
わずかな時間でしたが、九州の先っぽにも上陸できましたし、行きづらい山口の日本海側も回れました。まさに見どころ満載でしたが、時間の関係で、弾丸ツアーになってしまうのは仕方ないですねー。でも本当に楽しい旅でした。
長めのキャラバンは二回目でしたが、コルドリーブスの走りは快調。1300㎞ほど走り燃費は8.5㎞程度。
コルドリーブスは、旅の日数が長くなるほど、快適に過ごせる車だと実感します。ゆっくり過ごせてしっかり眠れる。キャブコンはこのレベルが本当に高い。
何よりトイレの心配をせずに、気が向いた場所に泊まれるのが本当に嬉しい。ちょうど一年前のシルバーウィークに、米子でトイレを探して走り回ってたなぁなんて思い出しました。
この相棒となら1年でも旅を続けられそうです。