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手つかずの自然を満喫!知床五胡の地上遊歩道を歩く

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知床五湖

217/8/28

道の駅「流氷街道網走」で車中泊した翌日、知床五湖を散策するために世界遺産の知床へ。手つかずの大自然を満喫できる素晴らしいスポットでした。

 

目次

 

オシンコシンの滝

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オシンコシンの滝

知床五湖へ向かう主要道路に面しているため気軽に立ち寄ることができます。

そのぶん、見応え的にもお手軽な感じなのは否めませんが、滝からわずか数十メートルの距離に海があるのが秀逸。

わざわざ見に行くほどじゃないけど、途中にあるなら寄っちゃうよ!というパターンなので、そこまで期待せずに立ち寄ってください。

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駐車場はそれほど広くないので混雑時は止めづらいかもしれません。トイレもあるので、休憩がてらというのもありかも。

 

知床五湖フィールドハウス

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知床五湖フィールドハウス

知床五湖散策のためのゲートプレイスが「知床五湖フィールドハウス」

知床五湖を散策する方法は「高架木道」と「地上遊歩道」の二つがあり、「高架木道」の場合は特に手続きは必要ありませんが、地上遊歩道を歩く場合は、知床五湖フィールドハウスで、申請手続きとヒグマ対策のレクチャー(大人250円)を受けなくてはなりません。

ちなみに5/10〜7/31のヒグマ活動時期は、ガイドが必要なツアーとなります。料金も大人一人5000円前後と高額に。

 

申請を行うフィールドハウス内はとても賑わっています。

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申請が終わると別室でレクチャー開始。

時間は10分程度ですが、映像を見終わるとスタッフから具体的なヒグマの出没場所と日時を教えられ、ヒグマの生息域に自分が踏み込むんやと実感が湧いて少し緊張します。

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地上遊歩道にはトイレも販売機もありません。レクチャーを受ける前にトイレを済ませ、飲料水などを購入しておきましょう。

 

レクチャーを受けた後は、自由に地上遊歩道を散策できます。ただし、ヒグマが出没した場合は即座に引き返さなくてはなりません。

地上遊歩道は大ループと小ループの二種類があります

  • 大ループ=知床五胡全てが見れる(全周3.0㎞)
  • 小ループ=一湖・二湖を見る(全周1.6㎞)

もちろん、私たちは大ループを選びました。

さあスタートだ!

 

大自然を満喫!地上遊歩道大ループを散策

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張り切る嫁ちゃん

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わずか3㎞のトレッキング。

後半800mは高架木道を歩くことになりますので、濃い自然の中を歩けるのは2.2㎞ほど。それでもヒグマの生息域に自分が踏み込んでいるという緊張感はたまらないものです。写真を撮ったりしながら歩いて、一人ぼっちになると急に不安になったりw

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一つ一つの湖は小さなものです。

でも少しずつ表情が違って、すごく神秘的!

 

大自然の中にポンと放り出されれば、人なんて本当にちっぽけな存在。高架木道の入り口が文明社会と自然界との境界に感じられる素晴らしい体験でした。

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私の拙い表現力では伝えきれません。

ぜひ、一度は訪れてもらいたい。

 

高架木道よりも地上遊歩道をオススメしたい!

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知床五湖 高架木道

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知床五湖を散策するには、面倒がない高架木道とレクチャーが必要な地上遊歩道がありますが、個人的には地上遊歩道が断然オススメ。

 

本来、人が踏み入れてはならない領域にいるプレッシャーって、登山やバックカントリーなど危険と隣り合わせのスポーツでもなければ、なかなか味わうことができないもの。

ヒグマの生息域に足を踏み入れ、手つかずの大自然を肌に感じられる体験は、ものすごく濃い思い出を残してくれると思います。

 

最終的には高架木道も歩けることを考えると

  • ヒグマ活動期で高額の費用がかかる
  • 観光の時間が十分取れない
  • ペット・小さなお子さんや高齢者と同行

こんなケースを除けば、地上遊歩道を歩くことを強くオススメしたいです。

 

まとめ

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北海道キャラバンを振り返って、一番良かったところは?と聞かれれば、間違いなく「知床五湖」と答えます。

雄大な大自然に囲まれた北海道の中でも、知床の自然の色濃さは別格。

今回は時間の都合で駆け足でしたが、いつかゆっくり時間をとって再訪したい素晴らしい世界遺産でしたよ。

 

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