2018/7/10
オロロンラインをひたすら北進して稚内を目指す。
今回の北海道キャラバンで唯一といっていい晴れた日に、この道を走れたのは本当に幸せ。
目次
オロロンラインを突っ走る
オロロンラインは小樽から稚内までの380㎞を結ぶ海岸線ルートの総称。
おもしろい名前ですよね。
由来はオロロン鳥(ウミガラス)の鳴き声。道沿いにペンギンぽい像がいくつもあったんで、この辺はペンギンがおるんや〜なんて会話しつつ走ってました(無知
名前の由来を知ったのは、嫁さんに質問されてテキトーに「オロロンて音がするメロディラインや」と説明したら、すぐにググられ「違うじゃねーかこのタコ」と罵られたから。
なら最初からググれよ!と思ったのはナイショの話。
私たちは旭川を経由して留萌からオロロンラインに入り、およそ180㎞を走り抜けました。
海岸沿いと少し中に入るを繰り返し、時おり風力発電用の風車が現れる気持ち良いドライブ。ただどうにも天気がスッキリしません。
利尻島が見えてからが本番
北上するにつれて晴れ間が出てきました。
やっぱり色彩豊かな北海道の大自然には太陽の光が似合います。コントラストが全然違うんですよ。
今回の旅でようやく本来の北海道に会えた気がして「そうそう!これを見に来たんやー」と嫁さんもすごく嬉しそう。
ふと海を眺めると幻想的な利尻富士が浮かんでいました。
もうひたすらに感動的な光景。時おり車を止めてゆっくり利尻富士を眺めながら北上を続けます。
この眺めが続くならどんだけでも走れるわー。
サロベツ原野で地平線を眺める
目的地のひとつがサロベツ原野。
yahooナビが、あまりに何も無さそうな道を案内するのでいちおう確認すると、確かに方向も道もあってます。
本当に何もない道を進みながらたどり着いたのが「サロベツ湿原センター」
広大な大地にぽつんとセンター施設・駐車場・展望台がありました。
極度の高所恐怖症ですが、あの展望台は登らねば…。
これがまた結構な高さで腰が引けつつ登り切ると、ひたすら雄大な景色が待っていました。
普通に地平線が見える。
なんていうんですかね…北海道の絶景ってスケールが桁違い。どこに行っても「これが北海道だよなー」という言葉しか出てこない。
ゆっくり散策したかったんですが、時間の都合で展望台から眺めただけで終わり。
今度来るときはゆっくりと散策したい。
霧に包まれたオトンルイ風力発電(涙)
今回の旅で、どうしてもキャンピングカーと一緒に撮影したかった場所。だからこそ天気予報と相談して今日走ってきたのに…到着したらこの状況w
サロベツ原野からわずか20分走っただけなのに、まったく違う世界になってました。
こんな天気予報が連日出てましたが、本当に北海道の天候はナメたらいかんですね。霧が出始めたらあっという間に真っ白な世界になります。
残念ですが仕方ありません。
これも旅の思い出、やり残しは次の機会につながりますしね(歯ぎしり
夕日が丘パーキングへ到着
稚内の夕日が丘パーキングに到着したのは17時前。なんだかゴールに着いたような不思議な気分になりますねw
ここから眺める景色も絶景そのもの。
地元のご夫婦が声をかけてくれました「もう少し待てば素晴らしい夕陽が見れるよ」
爆焼けしそうな空に日が沈むまでここで過ごそうか悩みましたが、土地勘が全くない稚内で車中泊するため断念。嫁さんを連れてる以上、最低でも安全な寝床と食べ物は用意せねば。
オロロンラインを走るなら
①事前に立ち寄り先をピックアップ
留萌から稚内でも一般道180㎞・3時間半はかかります。一日で走破する場合はある程度立ち寄り先を決めておきましょう。
私は「すみれ」に寄ると決めていたので、稚内までの道中はあまり時間が取れず、あきらめた場所もたくさん。
やっぱり2日はかけたかったな。
②道の悪さも北海道らしさ
気持ちのいい道路だけにスピードも出がちですが、段差がいきなりガツンと来ますので、飛ばし過ぎないように。
③取り締まりも注意
取り締まりもところどころでやってました。
まとめ
走るだけで「これぞ北海道!」を満喫できます。
でも魅力的なポイントがたくさんありすぎて、時間の足りない現役世代には一直線なのに迷い道ですね。