(出典:ガジェット通信)
日刊カーセンサーの記事に注目。
ハイエースベースのキャンピングカー乗りや、検討してる方にはかなりアツい記事でした。特にキャンピングカーに関連しそうな3つのトピックが気になります。
目次
- ハイエースモデルチェンジ気になるトピックは3つ
- ボンネット付きの新型ハイエース(300型)が登場
- 現行モデルがマイナーチェンジ。5型になって継続販売
- マイナーチェンジでプラドの2.8リッター クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが発売
- ベース車の価格上昇でキャンピングカーの価格はますます高くなりそう
- まとめ:2017年はハイエースベースのキャンピングカーはアツい年になりそう
ハイエースモデルチェンジ気になるトピックは3つ
このニュースで気になるのは
- ボンネット付き新型ハイエース(300型)の発売
- 現行モデルがマイナーチェンジし、5型として販売継続
- マイナーチェンジ時にクリーンディーゼル搭載モデルが発売
当然、ソースも不明の未確定情報ですが、かなり確度は高いんじゃないでしょうか。
ベース車として不動の地位にあるハイエースのモデルチェンジは、キャンピングカーを取り巻く環境に大きな影響を与えます。
ボンネット付きの新型ハイエース(300型)が登場
メインのニュース「ボンネット付きの次期ハイエースが登場」
でもこれ、キャンピングカー関係ではインパクトが小さいニュースになっちゃいましたねw
せっかくの新型ハイエースも、現行モデルがマイナーチェンジして継続販売される以上、キャンピングカーのベース車としては、ほとんど使われないんじゃないでしょうか。
同じボディサイズで室内の広さが格段に狭いとなれば、好んで使うビルダーも購入する人も出てこないと思います。価格もずいぶん上がりそうな気がしますし。
予想では室内長が60cmも短い
(出典:ガジェット通信)
新型は現行モデルより、室内長が60cmほど短いようですが、キャンピングカーの室内における60cmってかなり大きな数字。
例えばベッドの構造要件は「180cm×50cm」
要件上は一人分以上のベッド幅に相当するわけで、横向きのダブルベッドが設置されてたモデルがシングルになって、就寝人員が1人減るレベルです。
トイファクトリーのバンコンなら、バーデンがマルチルームの無いGTになっちゃうw
またバンコンでよく使われているREVOシートの座面長は475mm・背もたれ部分の厚みは100mmほどなので、ちょうどシート一つ分がなくなることに。
同じボディサイズでは、今の快適性をキープするのは不可能でしょう。
スーパーロングに該当するモデルが巨大化?
またクオリティの高いバンコンのベース車「スーパーロング」に該当するモデルが、どうなるのか気になりますね。
記事によると、新型ハイエースは欧州向け戦略車のようなので、かなり巨大なサイズが発売される雰囲気です。
国内ではスパロンでも持て余す大きさなのに、あれより大きくなると…さすがに色々な制約を受けますし、そもそもバンコンにこだわる理由も不明瞭になっちゃいます。
キャンピングカーにかかわらず、プライベートでハイエースを選ぶ理由は、広大な荷室に魅力を感じるから。これがスポイルされると、ミニバンでいいやんって結論になりかねません。
現行モデルがマイナーチェンジ。5型になって継続販売
「現行モデルがマイナーチェンジして5型として継続販売」
キャンピングカーに関連する部分では、これが一番重要なトピックでしょう。
ビルダーはすでに知っていたようですが、いまからバンコンの購入を検討してる方も安心できますね。
やっぱり現行のハイエースはキャンピングカーのベース車として優秀すぎて、今後これを上回るベース車が出るとは思えないくらい。継続販売は、ほんとに嬉しいニュースだと思います。
マイナーチェンジでプラドの2.8リッター クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルが発売
これかなりホットなトピックじゃないですか?
ぶっちゃけて言えば、架装で重くなったキャンピングカーに、2.7リッターのガソリンエンジンは、ちと非力で燃費も悪い。
もちろんそれなりに走るけど、ディーゼルエンジンの方がストレスを感じずに済むのは間違いありません。
実際、私もバーデンを買う時にディーゼル設定がないのがすごく残念でした。
それに、バンコンでも非力と感じるってことは、ハイエースベースのキャブコンになると…
とはいえ、プラドのガソリン車とディーゼル車の価格差は税込でおよそ75万円。
ハイエースも同じ価格差だとすると、大きな金額なのでかなり悩みどころ。
でも長く乗るなら、燃費やガソリンと軽油の価格差から元は取れそうですし、手放す時のリセールは段違い。
結果としてディーゼルの方が、ローコストでストレスの少ない走りができるんじゃないでしようか。
うん、私ならやっぱりディーゼルを選択しますね。
まあこのへんはお好きな方でいいと思いますが、選択肢が増えることは喜ばしいことです。
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ベース車の価格上昇でキャンピングカーの価格はますます高くなりそう
法改正に対する3ナンバーバンコンの有効な打ち手はまだ出てきていませんね。
でも普通に考えれば、3ナンバー登録で今以上に魅力ある車を作るのは難しそうです。必然的に8ナンバー車が増えるんじゃないでしょうか。キャンピング車として登録するのは、それなりにコストがかかる話。
少しでも安く買える3ナンバーバンコンが、もしなくなったら残念極まりない。
またハイエースも5型へのマイナーチェンジで価格は上がるでしょう。となればキャンピングカービルダーはベース車両の価格上昇分をストレートに上乗せしてますからね。
キャンピングカーの価格も上がることに。
ディーゼルに魅力を感じていないなら、マイナーチェンジ前の購入もありかもしれません。買い時が難しくなりそうです。
追記:結局3ナンバー車が8ナンバーで発売されました。価格も上昇。
まとめ:2017年はハイエースベースのキャンピングカーはアツい年になりそう
新型ハイエースの登場で、キャンピングカーはどうなるのかと心配してましたが、現行モデルが5型となって継続販売されるならひと安心。
さらにクリーンディーゼルエンジンの搭載で、ベース車の魅力が増すなんて思ってもみませんでした。
2017年はバンコンを買うタイミングがすごく難しそう。
ハイエースベースのキャンピングカーがアツい年になりそうですね。