北海道の旅はやめられない。
計画中のワクワク感、出発時の高揚感、帰ってきた時の喪失感…。
帰ってきたらもう来年のことを考え始めてしまうほど、夏の北海道は魅力たっぷり。
今年の北海道キャラバンはスタート時から混乱した上、天候にも恵まれませんでしたが、忘れられない特別な思い出がまた増えました。
目次
北海道キャラバン2018年のスケジュールまとめ
本来は7月6日の舞鶴発〜小樽着の新日本海フェリーに乗船する予定でしたが、西日本豪雨の直撃を受けて出発日を翌日に延期。
キャンピングカーならではのフレキシブルなスケジュール変更でしたが、北海道上陸後も天候不良によって当初の予定は次々と変更に。
7月7日(土)
7:30 自宅発
22:45 青森港着
23:30 青森港発
3:20 函館着
一日延期して出発した当日は青森まで一気に北上し青函フェリーも初体験。
そもそも小樽への上陸予定が函館へ変更になったわりに、函館の思い出はマクドのハンバーガーのみという残念ぷりですが後悔はしてません。
いつかゆっくり滞在しようと思ってます。
7月8日
04:00 函館出発〜途中で仮眠
10:45 道の駅あぷた
12:00 洞爺湖
13:30 サイロ展望台
14:30 浮見堂公園
17:30 道の駅むかわ四季の里で車中泊
前日青森まで一気に走ったおかげで、本来の予定まで巻き戻せました。
コスパ抜群「道の駅あぷた」のうに丼に舌鼓を打った後は洞爺湖方面へ。残念ながら天候不良で羊蹄山が見えないためニセコ周辺を諦めて、苫小牧方面へ移動。
7月9日
09:00 サラブレッド銀座
10:00 ビッグレッドファーム
12:00 いずみ食堂
15:00 道の駅三笠で車中泊
この日も天候が今ひとつ(というかずっとでしたけどw)
日高地方はまさに北海道ならではの雰囲気。サラブレッドたちとたわむれた後は「いずみ食堂」で食べたことのないお蕎麦を。
翌日の天候も曇りの予想だったため、旭山動物園でも行くかーと進路変更し、道の駅三笠でゆっくり過ごしました。
7月10日
09:30 旭山動物園
13:30 回転寿司トリトン
16:00 道の駅 北竜で車中泊
超メジャーな「旭山動物園」なるほど人気なわけだ!と納得。 二時間もあれば軽く見て回れるかななんて思ったら、たっぷり4時間以上楽しんでしまいました。大人でも十分楽しめる工夫が凝らされた動物園でした。
7月11日
10:00 道の駅鰊番屋
11:00 食事処すみれ
12:30 道の駅ほっとはぼろ
14:30 サロベツ原野
15:30 オトンルイ風力発電
17:30 稚内森林公園キャンプ場で車中泊キャンプ
この日は道北が晴れる可能性があるとのことでオロロンラインを突っ走り稚内へ。サロベツ原野とオロロンラインの途中から現れる「利尻富士」の素晴らしさ。これを見れただけで北海道にきてよかったと思えるくらい。
7月12日
09:00 宗谷岬〜宗谷丘陵
11:30 樺太食堂
12:00 ノシャップ岬
13:30 童夢
15:00 道の駅わっかないで車中泊
18:30 居酒屋「雑魚や」で夕食
キャンカー乗りなら絶対にクリアしなくてはならない課題、まさに最果てという言葉が相応しい日本最北端の宗谷岬へ。
ここでしか味わえない充実感・達成感は素晴らしい経験でした。周辺の宗谷丘陵もまさに北海道!何度も訪れたくなりますね。
7月13日
11:00 トロッコ王国
13:00 スープカレーブッダ
17:00 上富良野日の出公園キャンプ場で車中泊キャンプ
稚内へは行くのも大変だけど帰りがまた大変w
オロロンラインはともかく、道北の内陸部は走れど走れどあまり変化のない単調さでした。そんな道中で立ち寄ったのが、まさに童心に帰れる「トロッコ王国」ほかでは絶対に味わえない野趣溢れた体験ができました。
明日の晩には北海道を離れなくてはならないため、最終日は富良野を見て帰ろうと上富良野へ移動。
7月14日
08:00 ファーム冨田&メロンハウスとみた
10:00 富良野マルシェ
11:00 そば玉屋
12:00 ニングルテラス
14:00 道の駅しむかっぷ
15:30 道の駅サーモンパーク千歳
16:30 北北亭
18:00 道の駅むかわ四季の里
20:00 苫小牧東フェリーターミナル
北海道キャラバンもいよいよ最終日。
昨年はシーズン終了で立ち寄らなかった「ファーム富田」へ。紫に染まったラベンダー畑は美しいのひとこと。
帰り道は途中にある道の駅にいくつか立ち寄り、初日に車中泊した「道の駅むかわ四季の館」で入浴し、思いをたくさん残しつつ苫小牧東港から北海道を後にしました。
7月15日
新日本海フェリー
21:00 敦賀着
23:30 自宅に到着
京都がひたすらに暑いw
わずか一週間ですっかり身体は道民になってました。
走行距離と燃費
北海道上陸後のルートはこんな感じで、これに自宅から青森港までのルートと帰宅時の敦賀港から自宅までがプラスされます。
今年の走行距離は2670㎞
燃費は8.41㎞(給油317.5ℓ)でした。
昨年の「走行距離:1700㎞」「燃費:7.4㎞」と比べると距離では青森までの自走分がプラスされた感じ。今年はよく走ったと思いましたが、昨年も頑張ってたんだなぁ。
なぜか燃費が1㎞くらい伸びていますが、ルートの問題かオイル交換したばかりだからかは不明。もしかしたらエンジンに当たりがついて来たのかなw
それにしてもガソリン代が高くなりましたねー。これだけの距離を走ると結構なダメージになります。
北海道キャラバン2018でかかった費用
フェリー代(往復) 77,270円
ガソリン代 40,260円
高速代 18,690円
食費 78,234円
入浴代 4,340円
観光(駐車場代含) 3,000円
車中泊キャンプ場 1,000円
お土産代 14,000円
タクシー代 2,000円
合計 238,794円
8泊9日、大人ふたりの旅で一人12万円程度。
期間・満足度・充実度から考えればびっくりするほど安い旅費だと思います。
掛かった費用のトピック
ガソリン代が高かった
今年はガソリン代が高くつきました。
一年前と比較して20円以上も価格が上昇してるため、これだけで6000円くらいの負担増。
北海道のガソリン代はスタンドによってかなりバラツキがあって、ほんの数キロの距離にも関わらず15円くらい変わったりします。
ローカル部では価格よりも給油が最優先ですが、比較的大きな町ならセルフを探した方がいいですね。
だいたいキャブコンの場合、どこに行っても給油口は自分で開けなくちゃならないため、半セルフになるという…orz
やっぱりエンゲル係数高し
そりゃうに丼ばっかり食べてれば食費はかかりますねw
車中泊の場合、晩ご飯はそこまで費用がかからない反面、「昼ごはん」には異常な情熱を燃やしたりしますし、北海道は特にこの楽しみが大きいんです。
その他今年の北海道キャラバンのトピック
北海道にも梅雨がある
「北海道には梅雨がない」ってもう幻想ですね。
なんで梅雨がないのかと思ったら、気象庁が梅雨を発表するのは東北までだそうで、北海道に入梅も梅雨明けもないんだそうです。連日、地元のニュースで「これは梅雨と言ってもいいんじゃないか?」なんてトンチをやってましたよw
「今年が異常」と言いますが、ここ数年は毎年そんなことを言ってる気がします。
6・7月は北海道のベストシーズンと言われていましたが、今後変わるかもしれないですね。
グーグルマップ&スケジュール管理がやっぱり便利
私は長期旅の予定はグーグルマップ&スケジュールで管理してるんですが、大幅な予定変更が続いた今回の旅では本当に便利でした。
ポイントを登録しておけば
- 候補ポイントのピックアップがすぐにできる
- 距離・所用時間がすぐわかる
- 候補ポイントを簡単に追加できる
- スケジュール登録・振替が楽チン
- 嫁さんと共有が簡単
皆さんも是非使ってみては?
行程はゆったり目が吉
貧乏性は困ったもんですねw
北海道の場合、行きたい場所を欲張ると「走りっぱなし」の旅になりがち。
来年でおおよその地区は周り切れそうですから、そこからはのんびり旅に切り替えたいですね。
まとめ
「夏の北海道はそこにいるだけで最高の価値がある」心からそう思った旅でした。
来年も待っててな!北海道!
便利だったアイテム
パール金属:真空コンビニカップ
コンビニのコーヒー・アイスコーヒーを保温・保冷するアイテム。便利すぎて一度使うと絶対手放せなくなります。
こちらはアイスコーヒー用、両方積んでおくのが吉ですよー
スタンレークラシック真空ボトル
北海道キャラバンの場合、冷凍庫がすぐにパンパンになるので別に氷を運搬しなくちゃなりません。スタンレークラシック真空ボトルは抜群の保冷力で氷をキープしてくれますよ。
冷凍庫に余裕がある時は、お茶でもめっちゃ冷やしておけばOK。2リットルのペットボトルがほとんど入りますw
キャンプ場でも映えるスタンレーはオススメですよ。
臭わないゴミ袋BOS
ロングキャラバンには必須のゴミ袋。
昨年の北海道キャラバンのまとめです